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介護職員2カ月目で円満退職は可能?使える理由や注意点を解説
介護職員として就職したが、すぐに辞めたくなることもあるでしょう。私自身も、特に2カ月目が「しんどい」と感じ、辞めたくなった時期がありました。
辞める際は円満退職が一番望ましいですが、
入ってすぐに辞めるのに円満は難しいのか?怒られるのでは?
と感じ、なかなか辞めることを言い出せない方もいるのではないでしょうか。
円満退職のために役立つ理由や注意点なども解説していきますので、ぜひ一読してみてください。
介護職員2カ月目で円満退職は可能?
介護職員としてまだ2カ月しか働いていませんが、「もう辞めたい」と感じる方もいるかもしれません。僅かな期間であっても、自らの意志で退職することは可能ですが、それが円満に行えるかどうかは疑問です。
10年以上の介護職経験を有する筆者が見聞きした様々なケースをもとに、今回は早期の円満退職が可能かどうかについて解説いたします。

結論:状況による
介護職員が2カ月で円満に退職できるかについての問いに対して、結論から述べれば「状況に依存する」です。
どんな理由であれば、周囲が理解できるものであれば、円満に退職することができる可能性が高まります。
ただし、注意が必要です。介護施設を短期間で離れる場合に留意すべき点について、以下の項目で詳しく説明いたします。
多くは難しい可能性が高い
誰しも仕方のない理由で退職する場合、円満に退職できる可能性があると前述しましたが、実際には難しい場合がほとんどです。なぜなら、新しく採用されてから早々に辞めることは、職場に多大な迷惑をかけることが一般的であり、また退職理由が「仕方のない理由だね」と受け入れられることはまれです。
基本的には、厳しい反応が予想されることを覚悟しておくべきでしょう。
大切なのは理由
円満な早期退職を望む場合には、相手方が納得しやすい理由を考慮する必要があります。つまり、理由を偽ることが求められます。
通常、早期退職の理由として挙げられるのは以下のようなものです。
- 通勤距離が負担になった
- 仕事内容が予想と異なった
- 待遇に不満
- 人間関係の課題
どれもマイナスなものであり、退職理由を正直に話してしまえば、上司の機嫌を損ねるか引き止めに合うかのどちらかです。 円満退職を狙うなら、大切なのは理由です。 そこで、次の章では早期退職でも円満に辞められる可能性が高い「理由」を紹介します。
介護職員2カ月目の方が退職するときに使える理由3つ
入社してまもなく早期退職を考える場合、円満な退職が難しいことを前述の通り説明しました。
こちらでは、介護職員2カ月目の方が退職する際に活用できる理由について3つ解説していきます。

引っ越し
引っ越しは、最もスムーズな理由の一つです。
- 夫の転勤に伴う引越し
- 特別な事情により実家に戻る必要が生じた
など、物理的な制約により通勤が難しくなる場合、上司も「仕方がない」と理解してくれるかもしれません。
同僚には退職のことを最後まで話さず、余計なトラブルを避けるように気をつけましょう。
家族の事情
家庭の事情も、退職理由として使いやすい言い訳です。
- 子供の健康状態が悪化し、家庭でのサポートが必要
- 親の介護が必要な状況になった
など、自身に起因しない理由であれば、突っ込まれても言い訳しやすい嘘です。
体調不良
体調不良も退職理由として考えられます。
- 精神的な負担からくる体調不良
- 腰痛や他の病気による働けない状態
など、健康面の理由により、退職を申し出ることができます。ただし、大げさな表現は嘘を見抜かれる可能性があるため、適切に伝えることが重要です。
体調不良を伝えても引き止められるケースもありますが、強く「働けない」旨を強調するよう心がけましょう。

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早期退職の際の注意点4つ
早期退職はもちろん可能ですが、職場には迷惑をかける可能性があり、トラブルにつながることもあります。トラブルを避け、将来の人生に備えるためにも、退職時に留意すべき点を4つご紹介します。

数カ月である場合は、申告した日=退職日にされる可能性がある
働き始めてから早期退職する場合、退職日が申告した日となることがあります。例えば、介護職員の初めの1~2カ月はまだ一人立ちが難しいこともあり、上司は早期の辞職を早めに知りたいと考えるかもしれません。
早期退職の場合は、できるだけ早く上司に伝えることが大切ですが、その日から職を失う可能性もあることを考慮しておくべきです。
その後の就活に影響する可能性がある
早期退職は将来の就活に影響を与えることもあります。介護業界では人手不足が続いており、早期退職があっても就職できる可能性は高いと言われていますが、施設や事業所によっては早期退職歴に懐疑的な見方をするところもあります。
退職理由がネガティブであれば、就活の際には正直に伝えるかどうか検討が必要です。
辞める前に同僚に相談しすぎない
早期退職時は特に同僚に詳細を話しすぎないように注意が必要です。同僚はあなたの早期退職に対して好意的でない可能性があります。感謝の気持ちを伝えるなら、退職の直前に行うべきで、他の人には話さないようにしましょう。
辞める前に一度立ち止まって考えることも大切
退職を考える際は、感情的に即決するのではなく冷静に利弊を考えることが重要です。辞める理由や問題の解決方法を自問自答し、大きな理由がない場合は基本的に早期退職は避けるべきです。トラブルや就活に悪影響が及ぶ可能性があるからです。退
職を検討する際は、自分と向き合い、進むべき方向を真剣に考える時間を持つことが重要です。
介護職が早期離職する際のおすすめ例文
ここでは、介護職が離職する際のおすすめ例文を紹介します。2か月以内の早期離職をする際、引き止められる可能性があるので、納得のいく理由が大切です。
自身の状況と異なる場合もあるので、アレンジして使用してみてください。
ネガティブな理由で退職する場合
人間関係のトラブルや職場環境への不満をあり退職するとしても、本音は心の中にとどめ、前向きな言葉に置き換えて伝えることが円満退職への近道です。
【人間関係を理由に退職したい場合】
「チームで協力し合える職場環境のもとで、利用者様のケアに集中したいと考えるようになりました」
【職場の方針に合わなかった場合】
「自分が大切にしたい介護観を実践できる職場で、長期的にキャリアを積みたいと思いました」
ネガティブな理由で退職するにしても、ポジティブに言い換えることが転職活動には鉄則です。
前向きな理由で退職する場合
キャリアアップやスキルアップ、資格取得を目的とした前向きな理由であれば、相手も引き止めずらいでしょう。具体的な例文は以下のとおりです。
【専門性を磨きたいと伝える】
「利用者様により質の高いケアを提供するため、専門的な認知症ケアに力を入れている施設で経験を積みたいと考えました」
【資格取得を理由とする】
「介護福祉士の資格取得に向けて、実務経験を幅広く積める環境に移りたいと思いました」
在職期間が2か月と短くても、「入職後に自分の目指す方向性が明確になった」という文脈で伝えれば、十分に説得力を持たせられるでしょう。
やむを得ない理由で退職する場合
体調不良や家族の事情、引っ越しといったやむを得ない事情による退職理由は、本人の意思や職場への不満とは切り離して受け取られるため、相手も納得しやすいです。
【家族の介護が必要になった場合】
「家族の介護が必要になり、いったん退職せざるを得ない状況になりました。」
【体調不良の場合】
「体調を崩してしまい療養していまい、業務に支障をきたす可能性があるので退職したいと考えています」
詳細を深掘りされた際はその問題について簡潔に伝え、相手の納得や理解を得ましょう。
転職活動においては早期退職でも不利になりにくい
株式会社マイナビが2024年に実施した『マイナビ中途採用実態調査』では、早期離職に対して「マイナス印象を持つ」と回答した企業は約70.1%にのぼっています。
しかし、納得できる退職理由があれば、約51.2%の企業は「マイナス印象がなくなる」と回答しており、さらに約10.3%は「プラス評価になる」と答えています。本調査で挙げている納得しやすい理由は以下のとおりです。
- 職場のハラスメント
- 長時間労働
- 家庭の事情
- キャリアアップを目的とした転職
退職の事実よりも「なぜ辞めたか」を合理的に説明できるかどうかが、転職活動の明暗を分けるポイントです。
介護職2か月目で退職した場合の転職活動の進め方
介護の仕事を早期退職した場合の転職活動の進め方は以下のとおりです。
- 退職理由をポジティブに変換する
- 施設や企業とのマッチ度を徹底的に確認する
退職理由をポジティブに変換する
面接で退職理由を伝える際に大切なのが、不満や悩みを「自分が次の職場に求めるもの」へと言い換える思考の転換です。
ネガティブな本音をそのまま話してしまうと、採用担当者に「またすぐ辞めるのでは」という懸念を与えかねません。その不安を払拭するためにも、本当の理由をそのまま伝えるのではなく、ポジティブに変換することが大切です。
たとえば「人間関係が辛かった」という理由であれば、「チームワークを大切にできる環境で働きたいと考えるようになった」と表現することで、後ろ向きな印象をぐっと抑えられます。何が嫌だったかのかを伝えるのでなく、前の職場を通して学んだことや気づきを得た結果、転職という選択に出ていると話すのがおすすめです。
この考え方を押さえておくだけで、どんな退職理由も自然に前向きな言葉へ変換できるようになります。
施設や企業とのマッチ度を徹底的に確認する
次の転職では同じ失敗を繰り返さないよう、応募前や面接、職場見学の段階で職場の実態を確認しておくことが重要です。
介護職の早期離職の背景には、入職前の情報収集が不十分だったことによる職場とのミスマッチが少なくありません。そのため、以下の3点は必ず確認しておくのがおすすめです。
- 職場の雰囲気
- シフトの組み方や残業の実態
- 新人へのフォロー体制や研修の有無
施設見学や面接の際に、職場の雰囲気や残業時間、OJTの有無を確認しておくとよいでしょう。
自身と職場のマッチ度をさらに知りたい方は、単発バイトを活用して実際に働くことで、実際の仕事内容や1日の流れがわかります。入社前に自身と職場のミスマッチを防ぎやすくなるので、早期退職するリスクを抑えられます。
よくある質問
介護職の早期退職に関してよくある質問は以下のとおりです。
- 2か月で辞めてしまう介護職はどのくらいいますか?
- 2か月で辞めても給料は出ますか?
- 試用期間の終了直後に辞めるのは法的に問題がありますか?
- 退職する際に「一身上の都合で退職します」と伝えるのはアリですか?
2か月で辞めてしまう介護職はどのくらいいますか?
公益財団法人介護労働安定センターの「令和6年度介護労働実態調査結果P65」では、訪問や通所、施設系含めて勤続年数3〜4か月で退職した方は5%未満となっています。
実態としては2か月で辞めてしまう介護士は少ない傾向にあります。
2か月で辞めても給料は出ますか?
2か月で退職した場合でも、働いた分の給与は必ず支払われます。労働基準法第23条により、使用者は労働者が働いた期間に応じた賃金を支払う義務があるため、在職期間が短くても給与が支払われないということはありません。
給与の計算方法は職場によって異なりますが、一般的には月給を日割りにして実際の勤務日数分が支払われます。締め日や支払い日のタイミングによっては、退職後に振り込まれるケースもあります。
不安な場合は、就業規則や雇用契約書で給与の計算方法や支払い時期を確認しておくと安心です。万が一、給与が支払われないといったトラブルが生じたら、労働基準監督署に相談しましょう。
試用期間の終了直後に辞めるのは法的に問題がありますか?
試用期間に退職しても法的には問題ありません。民法627条では、期間の定めのない雇用契約の場合、退職の意思を伝えてから2週間が経過すれば退職できると定められています。
これは試用期間の終了直後であっても同様に適用されます。ただし、職場の就業規則に「退職希望日の1か月前までに申し出ること」などの規定がある場合は、その規則に従って手続きを進めることがトラブルを防ぐうえで望ましいです。
いずれにせよ、試用期間が終わったタイミングで退職の意思を伝えること自体は、通常の退職手続きと変わりません。
退職する際に「一身上の都合で退職します」と伝えるのはアリですか?
退職届に記載する文言に「一身上の都合」と書くのは問題ありません。退職届はあくまで退職の意思を正式に伝える書類であり、詳細な理由の記載は不要とされています。
ただし「一身上の都合」と記載できるのは、「転職が決まった」「体調不良となった」という退職の理由が自分にある自己都合退職のみです。企業の倒産や希望退職など、退職理由が会社にある際には、一身上の都合が使用できないので注意しましょう。
2カ月目に退職したくなったらカイテクを試してみよう!
早期退職は避けるべきですが、職場環境が極端に悪い場合は辞めることも一つの選択肢です。仕事に慣れない初めの2カ月は、悩む人も多いかもしれません。
退職するかどうかを慎重に考え、他の施設の仕事を試すためにカイテクを利用することもおすすめです。カイテクは介護の単発バイトができるアプリで、他の職場と比較する手助けになるでしょう。
また、早期退職後一時的に職を失ってしまった場合も、単発バイトで収入を得ながら次の職場を見つけることができます。悩んでいるなら、ぜひカイテクを利用してみてください。
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