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【看護問題とは?】看護の現場で必要なアセスメントのポイントについて解説!
看護師にとって、看護問題を導き出す工程は必ずと言って良いほどぶつかる壁ではないでしょうか。治療やケアを受ける患者さんの生活の質を向上させるためには、的確な看護問題を抽出し取り組む必要があります。
看護問題とは何かを充分に理解できる内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
看護問題とは?

看護計画書を記載するうえで看護問題を考えることは必須です。ここでは、看護問題について解説します。これから看護計画を立てる方は、ぜひ参考にしてみてください。
看護問題の定義
看護問題とは、患者や利用者の健康や生活の中で生じるリスクのうち、看護師が介入して解決できる課題のことです。病気そのものの治療ではなく、患者の生活機能や心身の安定を維持・回復するために看護が取り組む課題と考えるとわかりやすいでしょう。
具体的には、以下が看護問題の例です。
- 転倒リスク
 - 食欲低下
 - 排泄の自立困難
 - 不安感の増大
 
患者さんが健康的な生活を送れるように、上記のような問題を提起し、解決策を立案します。ケアの方針に影響するので、看護師は看護問題への取り組み方を把握しておかなくてはいけません。
看護問題の作成手順を理解し、患者さんに適切なケアを提供しましょう。
看護問題の重要性
看護問題を正しく把握することは、患者に適切なケアを提供するための第一歩です。問題を見落とすと必要な援助が行われず、症状が悪化する可能性があります。
逆に的確に捉えれば、患者のQOL(生活の質)向上や合併症予防につながります。また、看護問題はケアプランや看護計画の基盤となるため、看護師の観察力・判断力が試される重要な要素ともいえるでしょう。
看護問題の位置づけ
看護問題は、看護過程の中で「アセスメント → 看護問題の特定 → 計画 → 実施 → 評価」という流れの中心的な役割を担います。医師が診断や治療を行うのに対し、看護師は患者の日常生活や心身の変化を観察し、そこから看護問題を抽出します。
この位置づけを理解することで、医療チームの中での看護師の役割が明確になり、より多職種連携が進みやすくなるでしょう。
看護におけるアセスメントは、以下で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

看護問題と医療問題・看護診断との違い
医療問題は、病気やけがなど医学的な診断や治療が必要な課題を指します。一方、看護問題はそれに伴う生活上の困難やケアが必要な部分に焦点を当てる点で異なります。
さらに「看護診断」は、NANDA-Iなどの基準に基づいて看護問題を体系的に言語化したものです。つまり、医療問題は医師が解決する領域、看護問題は看護師が解決する領域、看護診断はその問題を国際的に共通言語化した表現と整理できます。
適切なアセスメントから看護問題を導き出す方法

看護問題を決定する際は、適切なアセスメントを拾うことが重要です。ここではアセスメントの質を上げ、看護問題を正確に提起するための方法を解説します。
主観的情報を洗い出す
主観的情報とは、患者さんやその家族の意見・声のことです。主観的情報を見つけるには以下の方法を試しましょう。
- 患者さんに聞く
 - 患者さんの家族に聞く
 
患者さんに聞く
看護計画書は患者さんの問題や課題を考えていくため、まずは患者さんに話を聞き情報を集めることが大切です。定期巡回やリハビリなど、患者さんとかかわるときには積極的に話しかけ、どのような悩みがあるか聞いていきましょう。
また患者さんの言動に普段から耳を傾けておくことも重要です。共感や傾聴をし、信頼関係を構築することで本音を聞けます。
患者さんの家族に聞く
アセスメントの質を高めるには、家族に話を聞くことも大切です。患者さんは家族だけにしか話していないことがあります。看護師が知らない情報が手に入るので、意外な看護問題が見つかります。
患者さんが抱えている問題を明確にするためにも、家族から情報を集めましょう。
客観的情報を洗い出す
客観的情報とは、医師や看護師による評価のことです。定量的に判断できる、バイタルサインや食事摂取量などが該当します。客観的情報を洗い出すには、以下の方法がおすすめです。
- 他の職員に聞く
 - 看護計画書を見る
 
他の職員に聞く
他の職員から客観的な情報を集めていくことが大切です。食事やリハビリの様子を聞いてみると、自分では気づけない患者さんの課題が見えてきます。患者さんと関わりのあるリハビリ職や他の看護師に話を聞いてみましょう。
さまざまな人から情報を集めることで、患者さんが本当に悩んでいる看護問題を抽出できます。
検査結果の正常値を把握しておく
アセスメントを考えていると、患者さんの改善点ばかりに目がいってしまいます。しかし正常な状態を把握しておくことも、看護問題を作るうえでは大切です。普段のバイタル値や検査結果を知らないと、患者さんが異常な状態なのか判断できません。
体調が良好なときの数値や顔色を見て、正常な状態を確認しておきましょう。
洗い出した情報の分析と統合をする
看護問題を導き出すためには、まず患者から得られた主観的情報(本人や家族の訴え)と客観的情報(バイタルサインや検査値、看護師の観察記録)を整理する必要があります。単なる羅列では不十分であり、関連する情報を組み合わせて統合的に分析することが大切です。
たとえば「食欲低下」という訴えと「体重減少」「血液検査で低アルブミン値」というデータを結びつけることで、栄養リスクとして捉えられます。
こうした情報の関連づけにより、患者の状態をより立体的に理解でき、適切な看護問題へとつなげることが可能になります。
患者の問題点やニーズを抽出する
情報を統合したあとは、そこから患者にとって解決すべき「問題点」や「ニーズ」を見極めます。問題点とニーズの分類は難しいかもしれませんが、それぞれ以下の例のように分けることが可能です。
| 問題点(リスクや困難) | ニーズ(生活上の願望) | 
|---|---|
| ・転倒の危険 ・排泄困難  | ・安心して眠りたい ・痛みを和らげたい  | 
この段階では、医学的な治療が必要な課題と、看護師の介入で改善できる課題を切り分けることが重要です。患者の声を尊重しつつ、看護師としての視点から優先度を考えることで、ケアに直結する看護問題をより具体的に設定できます。
看護問題を明確に提起する
最後に、分析・抽出した内容を「看護問題」として明確に表現します。このときのポイントは、曖昧な表現を避け、誰が見ても理解できる言葉にすることです。
たとえば「体調不良」ではなく「食欲低下により栄養摂取量が不足している」と具体的に書くことで、チーム内での共有が容易になり、ケアの方向性も定めやすくなります。
さらに、優先順位を意識して提起することで、緊急性の高い問題から計画的に解決していくことが可能です。看護問題を明確に言語化することは、実践的なケアプランの出発点といえます。
看護問題の書き方については以下をご参照ください。


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看護問題を提起するための5つの診断基準

看護問題を提起するために必要な診断基準を5つ紹介します。
- ヴァージニア・ヘンダーソン「14の基本的欲求」
 - マージョリー・ゴードン「11の健康機能パターン」
 - NANDA-I看護診断「13領域の診断」
 - アブラハム・マズロー「欲求5段階説」
 - カリスタ・ロイ「4つの適応様式」
 
5つの診断基準を活用することで、医学的に正しい看護問題を作成できます。
ヴァージニア・ヘンダーソン「14の基本的欲求」
14の基本的欲求は、看護理論家のヴァージニア・ヘンダーソンにより考案されました。ヘンダーソンは人間の欲求を14に分類し充足か未充足かを判断することで、患者さんの健康状態をチェックできると主張しています。
14の基本的欲求と収集するべき情報は以下のとおりです。
1.正常に呼吸する
・呼吸数、酸素飽和度、呼吸機能、喫煙歴
2.適切に飲食する
・食事時間、食事回数、食事内容、水分摂取量、嗜好品
3.身体の老廃物を排泄する
・排尿・排泄回数、匂い・量・色、硬さ、排便方法、腹部の膨満感
4.適切な姿勢を保持する
・ADL、筋肉量、骨折の有無、運動機能、認知機能
5,適切な睡眠や休息を取る
・1日の睡眠時間、休息時間、入眠困難、早朝覚醒
6.適切な衣類を選び、着脱する
・自発的な動き、認知機能、麻痺の有無、倦怠感
7.体温を正常範囲に保持する
・体温、発熱の有無、適切な室内環境
8.身体を清潔に保ち、身だしなみを整え、皮膚を保護する
・入浴回数、入浴方法、爪や毛髪の状態
9.環境のさまざまな危険因子を避け、また他人を侵害しないようにする
・自宅や療養場所の危険箇所の理解、感染予防対策、せん妄の有無
10.自分の感情や欲求、恐怖、あるいは気分を表現して他者とコミュニケーションをもつ
・表情、言動、性格、言語障害の有無、視力・聴力の状態
11,自分の信仰に従って礼拝する
・信仰の有無、価値観、信念
12.達成感をもたらすような仕事をする
・仕事、社会的役割
13.遊び、あるいはさまざまな種類のレクリエーションに参加する
・趣味、ストレス解消法、
14.正常な発達および健康を導くような学習をし、発見しあるいは好奇心を満足させる
・疾患や治療に対する理解度、学習意欲
上にいくほど優先度が高く、患者さんの健康状態に影響します。
マージョリ・ゴードン「11の健康機能パターン」
マージョリー ・ゴードンはアメリカの看護理論家です。看護セスメントを行うための基本的な枠組みとなる「11の健康機能パターン」を開発しました。
11の健康機能パターンの詳細は以下のとおりです。
1.健康知覚-健康管理パターン
・健康に関する認識は適切か
2.栄養-代謝パターン
・食習慣は適切か
・栄養摂取量は適切か
・水分摂取量は適切か
3.排泄パターン
・排便の状態は適切か
・排尿の状態は適切か
・排便習慣は適切か
・汗の量は適切か
4.活動-運動パターン
・身体活動状況は適切か
・活動体制は適切か
・運動習慣は適切か
5.睡眠-休息パターン
・睡眠習慣は適切か
・睡眠の状態は適切か
6.認知-知覚パターン
・認知機能は適切か
・感覚機能は適切か
・記憶力・注意力は適切か
7.自己知覚-自己概念パターン
・アイデンティティはどうか
・ボディイメージはどうか
8.役割-関係パターン
・適切に他者との関係を築けているか
・家庭・職場での役割は適切か
・地域での関係性はどうか
9.セクシュアリティ-生殖パターン
・セクシュアリテはどうか
・生殖機能の状態はどうか
10.コーピング-ストレス耐性パターン
・ストレスの状態はどうか
・ストレス対策はできているか
11.価値-信念パターン
・価値観・信念は守られているか
11の健康パターンは連続的に起こるため、定期的にアセスメントすることが重要です。
NANDA-I看護診断「13領域の診断」
NANDA-Iとは、北米看護診断協会のことです。NANDA-Iは、看護診断をする際の定義や関連因子などの項目を現場で統一できるよう13領域に分類しました。
13領域の分野の詳細は以下のとおりです。
1.ヘルスプロモーション
2.栄養
3.排泄と交換
4.活動/休息
5.知覚/認知
6.自己知覚
7.役割関係
8.セクシュアリティ
9.コーピング/ストレス耐性
10.生活原理
11.安全/防御
12.安楽
13.成長/発達
アセスメントで集めた情報をNANDA-Iの定めた項目に落とし込み、さらに3つの診断タイプに分類します。
・実在型看護診断
→具体的な症状を記載
・リスク型看護診断
→将来的に危険因子になり得る状態を記載
・ウェルネス型看護診断
→寛解を希望する意思や願望を記載
看護問題が複数ある場合は、患者さんの状態や重要度によって優先度を考えていきます。
アブラハム・マズロー「欲求5段階説」
アブラハム・マズローは心理学者で、人間の欲求を5つに分類した「欲求5段階説」を提唱しました。マズローの欲求5段階説を取り入れると、患者さんが抱える問題やケアの優先順位を判断できます。
マズローが理論化した欲求5段階の詳細は以下のとおりです。
自己実現欲求
→自分がもつ能力を発揮したい欲求
承認欲求
→他人から尊敬されたり認められたりしたい欲求
社会的欲求
→集団に所属したり、友人や家族などの親しい仲間が欲しいと考えたりする欲求
安全欲求
→安全な環境と安全な生活をしたいと考える欲求
生理的欲求
→食事や睡眠など、人間の生命維持に関わる本能的な欲求
ピラミッドの位置から低い欲求が満たされると、次の欲求が生じるとマズローは主張しています。患者さんの生理的欲求や安全欲求が満たされないと、生命に危険が及んだり治療に不安を感じたりするでしょう。
そのため、5段階欲求の下位に位置する欲求は、解決の優先度が高い看護問題といえます。
カリスタ・ロイ「4つの適応様式」
カリスタ・ロイはアメリカの看護理論家で、4つの適応モデルを考案した人物です。
4つの適応様式の詳細は以下のとおりです。
・生理的様式
→呼吸、栄養、運動と休息、内分泌機能
・自己概念様式  
→患者さんの不安や心配事、将来の希望
・役割機能様式  
→年齢、性別、子どもの有無、社会における役割
・相互依存様式  
→患者さんにとって大切な人から得られる援助、援助を受ける意思
4つの適応様式ごとに患者さんを観察し、整理していきます。
看護問題の具体例
ここでは、実際どのようなリスクが看護問題に該当するのかについて解説します。
転倒リスクに関する看護問題
高齢者や手術後の患者は、筋力の低下やバランス能力の低下により転倒リスクが高まります。転倒は骨折や頭部外傷といった重大な合併症につながるため、看護問題として優先度の高い課題です。
具体的には、以下のような観察結果から転倒の危険性を把握し、介助方法や環境整備を検討します。
- 歩行時にふらつきが見られる
 - 薬の副作用で眠気が強い
 
ベッドの位置を低くする、ナースコールを手元に置く、滑りにくい履物を用意するなど、生活環境の調整も重要です。転倒予防を徹底することで、患者の安全確保と安心感の向上につながります。
脱水リスクに関する看護問題
脱水は高齢者や発熱・下痢のある患者に多く見られ、早期に気づかないと循環不全や意識障害を引き起こす可能性があります。看護問題としては「水分摂取量が不足している」「尿量の減少がみられる」といった兆候を根拠に設定します。
介入方法としては、以下3点を継続的に観察することが有効です。
- 定期的な水分摂取を促す
 - 飲みやすい形態(ゼリーやスープ)に工夫する
 - バイタルサインや尿量を継続的に観察する
 
脱水リスクを早期に把握し対応することは、合併症予防だけでなく患者の生活の質を守るためにも重要な役割を果たします。
排泄ケアに関する看護問題(便秘・失禁など)
排泄は生活の基本であり、自立度の低下は心身両面に影響を与えます。便秘では「数日間排便がない」「腹部膨満がみられる」といった観察所見をもとに看護問題を設定します。失禁の場合は「尿意を訴える前に排泄が起こる」「パッドに頻繁な尿漏れが見られる」といった状況が該当します。
排泄ケアは生活リズムや羞恥心にも関わるため、排泄環境を整えたり、下剤・水分摂取・運動のバランスを工夫したりすることが大切です。適切なケアを通じて身体的な負担を軽減し、尊厳を保つ支援につなげることができます。
精神的ケアに関する看護問題(不安・孤独など)
患者は病気や入院による生活の変化から、不安や孤独感を抱えることが少なくありません。こうした心理的側面は身体的な回復にも影響するため、看護問題として明確に扱う必要があります。
たとえば「手術を控えて不安を訴えている」「家族と離れて孤独感を強めている」といった場面です。
対応としては、以下が考えられます。
- 傾聴や共感を通じて気持ちを受け止める
 - リラックスできる環境を整える
 - 家族との面会や連絡を調整する
 
精神的なケアは目に見えにくい部分ですが、患者の安心感や治療意欲を高めるうえで非常に重要です。
看護問題を適切に抽出することで得られる効果
看護問題を正確に提起できると、以下3つの効果が得られます
患者のリスクを未然に防げる
看護問題を的確に抽出することは、患者のリスクを早期に発見し、重大な合併症や事故を防ぐことにつながります。
たとえば、転倒や褥瘡のリスクを「看護問題」として明確化することで、予防策を事前に講じることが可能になります。
問題が曖昧なまま放置されると、リスクへの対応が後手に回り、結果として患者の安全を脅かす事態を招きかねません。抽出段階で問題を可視化しておくことで、看護師自身が行動に移しやすくなり、患者の安心と安全を守る看護実践が実現できます。
チーム医療での情報共有が円滑になる
看護問題を明確にすることで、医師やリハビリ職、介護スタッフなど多職種との情報共有がスムーズになります。「患者は脱水リスクがある」「排泄ケアに困難がある」といった形で看護問題を共有すれば、他職種もその課題を意識したうえで支援に関わることが可能です。
看護問題が不明確なままだと、各職種の間で認識にズレが生じ、連携不足によるケアの質低下を招く恐れがあります。問題をチーム全体で共通理解することで、連携の質が高まり、患者にとって一貫性のある支援が提供できるのです。
看護の質が向上し評価につながる
看護問題を適切に抽出することは、看護の質の向上や組織全体の評価にも直結します。問題を根拠に基づいて設定し、それに対するケアを実践・記録することで、看護師の判断力や実践力が可視化されます。
これにより「ただの作業」ではなく「根拠に基づいた専門的支援」として評価されやすくなるでしょう。さらに、看護問題が整理されていれば振り返りや改善も行いやすく、現場の看護の質そのものが高まります。
患者・家族からの信頼獲得にもつながり、看護師自身の専門職としての誇りを強める効果も期待できます。
看護問題を抽出する際のポイント

看護問題を抽出する際のポイントを紹介します。
看護問題を2〜3に絞る
患者さんの状態を抽出していくと、数多くの看護問題が見つかります。そのため、重要な問題を2〜3個に絞ることがポイントです。
重要な問題にフォーカスすることで、患者さんの看護問題が明確化し早急な解決へとつながります。
ただし、看護問題で抽出できる課題は看護師が介入できる内容のみです。看護師が介入できない問題は、提起・抽出しないようにしましょう。
看護問題に優先順位をつける
現場では、患者さんの問題解決を同時進行することが難しい場合があります。そのため、優先順位をつけて適切な援助・ケアを行っていくのが一般的です。優先順位は、患者さんの生命や安全に関わる問題を高く設定していきます。
次に自己実現欲求や承認欲求、社会とのつながりを意識します。
看護問題を定期的な見直しを行う
看護問題は入院から24時間以内に作成するのが一般的です。少ない情報で判断しなければいけないため、定期的な見直しを行いながら整理しましょう。また、長く入院している方だと、不要な問題が提起されている場合があります。
悩みすぎずに作成する
看護問題の作成業務は、経験を積むことで精度が上がっていきます。そのため新人の看護師は、悩みすぎないことが大切です。
看護問題は早めに抽出し、定期的に修正していきましょう。
看護問題を抽出することで患者をリスクから守ることができる
看護問題は、患者さんが抱えるあるいは、抱えているであろうリスクであり、看護師が介入することで解決へ導くことができます。抽出・提起した看護問題をもとに、カンファレンスが実施されます。
患者さんの肉体的・精神的、その他あらゆる面での生活を守るうえで大切な業務です。即戦力として現場で活躍できる看護師へと成長するためには、欠かせない作業となります。
看護学生や新人の場合は、短い時間で問題提起できずに、悩んでしまうこともあるでしょう。病院や施設が基準としている看護診断を把握し、ポイントを抑えておくことで慣れていくことができます。
今回の記事を基に、看護問題の重要性や過程を理解し、現場で生かせるようにしましょう!
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