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【年間休日108日は少ない?】看護師の平均休日日数や休日が多い職場について解説!

看護師として就職・転職先を探している場合、休日日数を重視したいという方も多いのではないでしょうか。

募集要項を見比べてみると、年間休日が108日の病院もあれば120日以上の病院もあります。

  • 看護師の平均年間休日はどのくらいなのでしょうか?
  • 休日日数が多い看護師の職場とは、具体的にどのような病院なのでしょうか?

今回は、看護師の平均年間休日日数や休日が多い職場についてご紹介します。

目次

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看護師の平均年間休日は?

看護師の平均年間休日に関する実情についてご紹介します。

年間平均休日数は118.0日

日本看護協会の発表によると、看護師の年間平均休日日数:118.0日

厚生労働省の労働者1人平均年間休日総数は116.1日となっているので、全体と比較すると看護師の年間休日は多少多いということになります。

土日祝日や夏季休暇などの特別休暇は、年間休日に含まれますが、有給休暇や慶弔休暇のような特別休暇は含まれません。

国民の祝日は16日あり、看護師の年間平均休日日数から引くと102日です。このことから、看護師はシフト制、週休2日制または完全週休2日制の職場が多いと考えられます。

そして、週に2日程の休日プラス国民の祝日が、多くの看護師の休日ということになるでしょう。

参考:https://www.nurse.or.jp/home/publication/pdf/report/2020/efficiency_report2019.pdf
参考:https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/21/dl/gaiyou01.pdf

病床数が多い病院は休日日数が多い傾向にある

日本看護協会の発表を参考に見てみると、病床数が多い病院は年間休日日数が多い傾向

500床以上の病院は、120~130日未満が半数以上あり、130日以上の病院も約20%近くあります。500床以下の病院に比べて、休日数が多いです。病床数が多いほど、それだけ忙しさも増すでしょう。さらに、規模が大きい病院には勉強会や研修もよく実施されています。

実際に休養できる日数は、規定に記載されている通りではないかもしれません。

年間休日日数が100日未満の病院もある

全体の年間平均休日日数が118日であり、120日以上の病院もあるなかで、年間休日日数が100日未満の病院も

年間休日日数が100日未満となると、一週間の休日も少なくなるため連勤が多くなってしまうでしょう。

労働者の休日に関しては、労働基準法が定められているため、休日日数が少なすぎる場合は違反の対象となる可能性もあります。

年間休日が多い看護師の職場

看護師が活躍する職場は数多くあります!そのなかでも、比較的年間休日が多い職場についてご紹介します。

大学病院や国立病院

大学病院や国立病院は、年間休日日数が120~130日未満であるという病院が半数以上

なかには、130日以上と定めている病院もあり、休日日数が多い職場であると言えます。

有給休暇といった特別休暇も取得できるうえに、福利厚生が手厚いという点がメリットとして挙げられます。その一方で、病床数が多いため、その分業務は多忙となり、夜勤業務もあるでしょう。

さらに、表向きは任意とされる場合が多いですが、勉強会や研修の参加も要請されることもあり、休日出勤を余儀なくされることもあるようです。

訪問看護

訪問看護は、基本的にカレンダー通りに運営している事業所が多い

また、夏季休暇や年末年始といった長期休暇も設けられており、年間休日は約120日と平均より多めとなっています。利用者の依頼件数は1日で決められており、スケジュール通りに勤務を行うため残業が発生しません

ただし、利用者宅に訪問しケアを行うため、個人で判断する場面が多いことからプレッシャーや責任も大きいです。

事業所によっては、休日や夜間に緊急時の対応を求められることもあります!

保育園

保育園も訪問看護と同じように、カレンダー通りの休日が設けられている

保育園も看護師が活躍する職場になります。朝から夕方までの勤務であり、夜勤業務はありません。また、病院とは違って、高い医療技術が必要というわけではありません

子どもと直接関われる職場ですので、子どもが好きな方や子育て経験者の方にとって働きやすい職場でしょう。

看護師の就職・転職時の休日に関する注意点

看護師の休日体制には、いくつか注意しておくべきポイントがあります。

以下の内容を抑えて、就職や転職時の参考にしてみてください。

休日日数が同じでも2交代制と3交代制で休みの入り方が異なる

病院で勤務する看護師は、2交代制や3交代制の勤務体制

夜勤業務がありますが、それぞれ勤務時間帯が違います。

  • 2交代制の場合:夜勤が夕方から翌朝まで
  • 3交代制の場合:準夜勤が夕方から夜中まで、深夜勤が夜中から翌朝まで

翌日が休みの場合、休みの入り方が異なります。

就職や転職先を探す際には、どのような勤務体制であるかを確認しておくと良いでしょう!

完全週休2日制と週休2日制は内容が異なる

求人票に記載されている完全週休2日制と週休2日制は、異なる休日体制

一見、週に2日休日が設けられている同じ内容のように見えますが、週休2日制はそうではありません。週休2日制という休日体制は、1ヶ月間に2日の休日がある週が1度以上あるという意味です。

全ての週に2日休日があるというわけではないのです。年間休日を計算してみると、必ず週に2日の休日がある完全週休2日制に比べて、週休2日制の職場の方が少なくなります

実際に入社してみて、思っていた休日体制と違ったとならないように違いをしっかり把握しておきましょう!

休日が多い病院は勉強会や研修参加が強制される場合がある

年間休日日数が多い病院は、比較的大規模な病院になります。

120日以上の休日が設けられていると一見休日が多く感じますが、勉強会や研修参加が強制される場合があります。

表向きは任意とされるでしょうが、実際はほぼほぼ強制参加であることが多い

休日に参加を求められることもあり、規定に記載されている休日日数より実際の休日日数が少ないと感じることもあるでしょう。

有給消化率や特別休暇の確認が大事

就職や転職活動で休日について知りたい場合、求人票に記載されている休日の項目をチェック

しかし、それだけではなく有給消化率や特別休暇について確認しておくことが大事です。

有給や特別休暇も労働者の権利として与えられます。応募先の病院で勤めている看護師が、どのくらい休日を確保できているのかを知るための大事な項目になります。

有給が定められていても消化率が低いと、期間が過ぎると消滅してしまう可能性もある。

せっかくの権利が使えないという場合もありますので、事前に確認しておくことをおすすめします!

休日日数だけでなく勤務体制や年次休暇を確認しておこう

看護師の平均年間休日日数は、労働者全体よりも若干多めの118.0日となっています。しかし、病院や施設など勤務先によって年間休日日数に差があります。

病床数が多い大規模な病院になると、120日以上の休日が設けられていることが多いです。なかには、130日以上という場合もあるようです。

ただし、このような休日が多い職場は休日に勉強会や研修の参加が求められたり、夜勤業務があります。また、勤務先によって2交代制や3交代制、有給や特別休暇などの規定も異なります。

就職や転職活動の際には、休日日数だけでなく勤務体制や年次休暇についても確認をしておきましょう。

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