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【登録ヘルパーの給料事情】平均時給や時給アップ方法について徹底解説!
訪問介護の新しい働き方として注目されている登録ヘルパー。
自分のライフスタイルに働く時間を合わせられると働き方に魅力を感じる方も多いでしょう。魅力的な働き方ですが、給与面も気になるところです。
登録ヘルパーの時給はどのぐらいなのでしょうか?
さらに、時給をアップする方法についてもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
登録ヘルパーの時給はどのくらい?
登録ヘルパーの時給事情についてご紹介します。
平均時給額は1,260円
厚生労働省の「介護従事者処遇状況等調査結果」を見てみると、訪問介護事業所の非常勤者は平均時給が1,260円という結果が出ています。よって、この金額が登録ヘルパーの平均時給額ということになります。
1,000円以下の時給が設定されている業界もありますので、登録ヘルパーは高時給であると言えるでしょう。さらに、介護業界内でも登録ヘルパーの時給が高いことが分かります。
介護施設で勤務する常勤者や非常勤者の時給と比べても、登録ヘルパーの1,260円という時給額は高いです。
参考:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/jyujisya/20/dl/r02kekka.pdf
生活援助と身体介助で時給が異なる
基本的に、身体介助の方が高い時給額で設定されています。相場としては、生活援助が1,200円~1,500円ほどで身体介助が1,400円~2,000円です。
他業種は時給が仕事内容で異なることが稀ですが、登録ヘルパーはどのようなケアを行うかによって時給が変わってきます。
利用者によって求めるケアの内容が異なりますので、同じ時間勤務してもその日によって得られる収入額が違います。
時給の決め方は事業所によって様々である
全国で統一されている金額ではありませんので、訪問介護事業所によって時給額の差があります。業務経験や勤務時間が増えるごとに時給をアップする事業所もあるようです。また、地域によっても時給額に差があり、都心に近いほど高い傾向にあります。
どの事業所に所属するかによって、得られる収入が変わってくるでしょう!
登録ヘルパーの平均時給が高い理由
登録ヘルパーは、平均時給が高い傾向にあります。
なぜ、登録ヘルパーの平均時給が高く設定されているのか、その理由についてご紹介します。
多くの人材を確保したい
高い時給を設定することで、できるだけ多くの人材を確保したいという目的があります。高時給であれば、短時間勤務でも高い収入を得られるため、労働者にとってもメリットが大きいです。
少子高齢社会が進む日本は、介護を求める人が増加していますが、人材が足りているとは言えません。自宅での介護を希望する人も多いため、訪問介護を求める人も増加しています。
登録ヘルパーという人材を確保することで、より多くのニーズに答えることができるので、比較的高い時給を設定していると考えらえます。
高齢者の命を預かる責任重大な仕事内容である
医療行為を行う業種ではありませんが、介護の仕事は様々なスキルが必要です。要介護度数は利用者によって様々ですが、寝たきりの高齢者に対して介護ケアを行うときもあります。
ケアを行うときには、誤飲をしないように食事の方法を気を付けたり、入浴や排泄介助時もケガをしないように細心の注意を払わなければなりません。特に、登録ヘルパーを含む訪問介護の仕事は、現場で一人ということが多いので、ヘルパーが負担する責任が大きいです。
仕事の大変さや現場での責任を考慮すると、必然的に時給が高くなると考えられます。
実働以外は時給に含まれない
自分が働きたいと申告した時間に依頼が入った場合に勤務する形になり、時給が発生します。万が一、利用者から依頼をキャンセルされた場合は、勤務できないので収入が得られません。
労働者にとっては、大きなデメリットになってしまいます。
また、事業所によって異なりますが、交通費が給与に含まれずに自己負担であるケースも多いです。実働に対する時給が低いと、満足できる収入を得られないので、離職してしまう人が増えてしまうかもしれません。
労働者の満足度を上げるためにも、高時給を設定する必要があるのでしょう!
登録ヘルパーの時給をアップする方法
高時給な登録ヘルパーですが、さらに時給をアップする方法があります。
こちらでは、登録ヘルパーの時給をアップする方法についてご紹介します。
2つ以上の事業所に所属する
複数の事業所に所属することで、より多くの依頼を受けることが可能となります。万が一、メインの事業所でキャンセルが続いたとしても、掛け持ち先の依頼でカバーすることができるでしょう。
所属している事業所が1つである場合は、利用者側の都合によってキャンセルになってしまい、仕事の量が減ってしまうこともあります。
登録ヘルパーは実働に対して時給が発生しますので、依頼を受けられなければ収入を増やすことはできません。2つ以上の事業所を掛け持ちすることで、依頼を受ける確率を上げることができ、結果的に収入がアップ!
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身体介助の依頼を積極的に受ける
登録ヘルパーが行う生活援助と身体介助には、時給の差があります。そのため、時給をアップさせたい場合は高い時給が設定されている仕事を多く受けることが近道です。利用者によって要介護度数が異なるため、身体介助を行うにあたって介護スキルが求められるようになります。
身体介助の依頼を積極的に受けることで、介護のスキルも上がりますので、介護業界でより活躍できるようになるでしょう。
上位資格を取得する
多くの事業所は資格に対する手当を定めていますので、給与に手当がプラスされます。登録ヘルパーとしてだけでなく、様々な介護の現場で活躍することも可能になります。
介護の資格は、実務経験が必要なものも多いため、登録ヘルパーとしての経験が十分に活かせるでしょう。
高時給な登録ヘルパーは、働き方によってさらに高収入を得られる可能性がある
登録ヘルパーの平均時給は1,260円であり、介護業界のなかでも高く設定されています。ただし、生活援助と身体介助で時給が異なっていたり、所属する事業所によって時給額が違います。
よって、身体介助を多く受けたり、事業所を掛け持ちすることでさらに高収入を得られるでしょう。また、上位資格を取得することで手当が支給され、キャリアアップも可能となります。
実働に対してのみ時給が発生する働き方になりますが、様々な方法によって収入アップが期待できます。