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【安全で簡単!】段ボールを使った高齢者レクリエーション6選!
高齢者向けのレクリエーションを企画する際、「材料費をかけずに安全に楽しめる活動がないか」「準備が簡単なアイデアが欲しい」と悩む場面は多いのではないでしょうか。
そんなときに役立つのが、身近にある段ボールを使ったレクリエーションです。
段ボールは軽くて扱いやすく、工作・ゲーム・体操補助など幅広い用途に応用できるため、体力に自信がない方でも無理なく参加できます。
切る・貼る・色を塗るなどの工程は手先のリハビリにもつながり、完成した作品を使ってゲームを行えば、達成感と楽しさの両方を味わえます。
準備が簡単で盛り上がる企画を探している方は、ぜひ参考にしてください。
段ボール工作の高齢者レクリエーション

段ボールを使った介護レクリエーションのアイデアをご紹介します。工作レクリエーションとして、参考にしてみてください。
- フォトフレーム作り
- メンコ作り
- 段ボールハウス作り
フォトフレーム作り
段ボールを使って、フォトフレームを作ることができます。
誰でも簡単に作ることができ、思い出の写真を飾ることができるため、利用者にも喜ばれるでしょう。写真を中に入れるため、ある程度強度が必要になりますが、段ボールを重ねることで強度が増すため、丈夫なフォトフレームが出来上がります。
作り方としては、まず写真が入るようにサイズを合わせて段ボールを切ります。土台になる部分とフレーム部分をそれぞれ用意できたら、ボンドを使って重ねるだけです。
段ボールを重ねるときに、写真を入れる部分を開けて張り合わせましょう。仕上げに、各々リボンや折り紙などで飾り付けることで自分だけのオリジナルフォトフレームを作ることができます。
ハサミやカッターを使用するため、サイズに合わせて切るところまでは職員が行うようにするなど工夫すると良いでしょう。
完成した作品に、それぞれ持参した写真を入れるのも良いですが、施設で撮った写真を入れて飾るのもおすすめです。施設内に飾ると、よりアットホームな環境になります。
メンコ作り
高齢者にとって馴染み深いメンコも段ボールで作ることができます。メンコは、段ボールを切った面に絵を描くことで出来上がります。段ボールの厚みが足りない場合は、何枚か重ねると良いでしょう!
簡単に作ることができ、自分が作ったメンコを使って遊ぶこともできるため介護レクリエーションにおすすめです。
昔、メンコを使って遊んでいたという利用者も多いでしょうから、会話が自然と弾むでしょう。メンコに自由に絵が描けるように、色鉛筆やクレヨン、ペンなども用意が必要です。
段ボールハウス作り
段ボールを使って、簡単な家を作ることができます。
1人で完成できる小さいサイズの段ボールハウスや複数人で協力して作り上げる大きい段ボールハウスを作ります。段ボールの大きさによって、出来上がる作品の大きさも変わります。サイズは利用者に合わせて実施しましょう。
この企画もハサミやカッターを使用することになるため、危険な部分は職員が行い、貼り付けたり色を塗る作業を利用者に任せましょう。完成した作品は、施設内に展示したり、持ち帰ってもらうと思い出の作品となります。

段ボールを使ったゲーム形式の高齢者レクリエーション

段ボールを使った介護レクリエーションのアイデアをご紹介します。ゲームのレクリエーションとして、参考にしてみてください。
- 輪投げ
- ボール落とし
- バランスボードゲーム
輪投げ
段ボールで筒状の的を作ると、輪投げを実施することができます。輪投げは、指の力や腕の力を使うため、腕の運動に効果的です。このように、準備が簡単であるうえに、身体機能を高める効果もあります。
盛り上げるためには、的に得点を付けたり、チーム対抗としてみましょう。ただし、難しすぎないように、投げる距離や的の大きさに注意することも大事です。
ルールも簡単であるため、レクリエーションをスムーズに進めることができます。
ボール落とし
ボール落としは、数か所穴を開けた平面の段ボールの端を2人で持ち、ボールを穴に落とすゲームです。
穴に得点を付けておき、ボールが落ちた穴の得点を競います。利用者同士や利用者とペアを組むというように、様々なパターンで行うことができます。
2人の協力が大事になるため、コミュニケーションを深めることもできるゲームです。このときに使用するボールはできるだけ軽い物を用意しましょう。
段ボールは軽いため心配ありませんが、ボールの重さによって、利用者の負担が変わります。腕に負担が掛かりすぎない道具を揃えると、施設のみんなで楽しむことができます。
バランスボードゲーム
バランスボードゲームは、利用者にバランスが崩れないように平面の部分に積み木やお手玉を乗せてもらう遊びです。
平面の段ボールと筒状の段ボールを用意します。それぞれ交互に積み重ねていくことで、不安定なバランスの塔が完成します。
いつバランスが崩れるのかという、ハラハラドキドキするゲームとなっており、レクリエーションを盛り上げることができるでしょう。準備が必要になりますが、段ボールを筒状にしたり、サイズを合わせるだけで完成します。
準備もルールも簡単であるため、介護レクリエーションにおすすめのゲームです。

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高齢者レクリエーションで段ボールを使う3つのメリット

介護施設でのレクリエーションで、段ボールを使うメリットについてご紹介します。
- 手に入りやすく、準備が簡単
- 軽くて、高齢者も扱いやすい
- 工作にも、ゲームの道具にも使える
手に入りやすく、準備が簡単
段ボールは、比較的手に入りやすいため、レクリエーションの準備が簡単です。
介護レクリエーションは、ほぼ毎日行わなければならないため、準備に多くの時間が掛けられません。必要な道具はすぐ用意できるものが望ましいでしょう。
食材や衣服など日常必需品をインターネットで購入すると、段ボールで届くことが多いため、自宅に余っているという職員も多いでしょう。
材料を集めるために、費用を掛ける必要がないため施設としてもメリットが大きいです。
軽くて、高齢者も扱いやすい
段ボールは高齢者も扱いやすい軽さであるため、レクリエーションに取り入れやすいのが特徴です。
レクリエーションは、高齢者の様々な身体機能を維持・向上させるという目的を含んでおり、多少体に負荷を掛ける必要がありますが、その分重さに注意しなければなりません。
また、重い道具を使用すると、ぶつかったときにケガをしてしまう可能性もあります。段ボールであれば、このような心配をする必要がないため、安心してレクリエーションができます。
工作にも、ゲームの道具にも使える
段ボールは、工作にもゲームの道具としても使うことができます。
介護レクリエーションは、利用者が楽しめるように様々な企画を実施します。体を動かすゲームだけでなく、1人や利用者同士、職員と協力して工作をする場合もあるでしょう。
段ボールはどちらにも使える道具となっており、担当職員はアイデアを考えやすくなります。ときには、一度ゲームで使用した段ボールを別の企画でも使えることもあるかもしれません。
段ボール1つで、多くの企画に使用できるため介護レクリエーション向きの道具であると言えます。
段ボールのレクリエーションは、高齢者の意欲を高めることができる
段ボールは軽くて高齢者も扱いやすく、工作やゲームとして介護レクリエーションに取り入れることができます。様々な企画の道具に使用できるため、高齢者の意欲向上にも繋がります。
さらに、各家庭や施設に余っていることも多く、手に入りやすいこともメリットです。準備が簡単であるため、職員の負担を軽減できるでしょう。
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