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【もしかして嫌われている?】利用者から嫌われる介護職員の特徴とは
介護現場で働いていると、利用者さんとの関係性に悩むことは珍しくありません。
「もしかして嫌われているかも」と感じている職員の方もいることでしょう。逆に、特別なことはしていないのに、利用者から高い支持を得ている職員がいます。
嫌われてしまう介護職員との違いはどこにあるのでしょうか?
利用者から嫌われる介護職員の特徴とは?
利用者から嫌われる、距離を置かれる介護職員には、以下のような特徴が挙げられます。
口調や態度がきつい・乱暴である
これは、当たり前ではありますが口調や態度がきつかったり、乱暴である介護職員は施設の利用者に嫌われてしまいます。
人に対して、上から目線の口調や態度を取る介護職員は当然利用者から受け入れられません。そのような人の評判は、利用者の家族や職員にも伝わってしまうでしょう。
仕事や日常でのストレスを利用者にぶつけるような態度でケアを行うことは、あってはならないことです。また、忙しい業務をこなすなかで、つい口調や態度も厳しくなってしまうことがあるかもしれません。
体はテキパキと動かしていても、口調や態度がきつくならないように気をつけましょう!
無表情・表情が暗い
無表情であったり、表情が暗い人も利用者から嫌われてしまう介護職員の特徴の一つです。
近年は、新型コロナ感染症対策としてマスクをしている方が多いですが、目元だけでも表情は相手に伝わります。これは、当たり前ではありますが口調や態度がきつかったり、乱暴である介護職員は施設の利用者に嫌われてしまいます。
業務に集中していると、つい真剣な顔になりますよね。真剣になることは良いことですが、怖い表情にならないように表情を意識してケアを行いましょう。
接遇に関する内容になるため、クレームを受けてしまう恐れもあります。
時々、眉間に力が入っていないか、疲れが顔に出ていないかをチェックしてみましょう!
距離感が近すぎる・遠すぎる
利用者から嫌われる介護職員は、距離感が適当でないということが挙げられます。
コミュニケーションが大事な仕事ではありますが、一人ひとり距離感を注意しなければなりません。
介護施設はアットホームな環境ですが、パーソナルスペースに入り込みすぎた会話の仕方やボディータッチが多いと距離感が近すぎると思われてしまいます。距離感が近い人が苦手な人もいて、「馴れ馴れしい」「図々しい」という風に不快感を与えてしまう可能性があります。
逆に、コミュニケーション不足であると距離感が遠すぎると思われてしまいます。心の距離感が遠いと、苦手意識が高まってしまうので、利用者から嫌われてしまう原因の1つに当てはまります。
気持ちを汲み取った行動ができていない
利用者の希望に沿った介護ケアやコミュニケーションが取れていないと、気持ちを分かってくれない職員と認識されてしまいます。
施設の利用者は、自分の気持ちを分かってほしいという方が多いので、どのようなことを求めているかを常に考える必要があります。自分中心で物事を考えていたり、想像力が欠けていると、利用者の求めていることを把握することが難しいです。
このような人は、表向きは優しく接していても、利用者の話に耳を傾けていなかったり、無意識に無神経な言動を取ってしまっている傾向があります。
自分本位な考え方が行動にも表れてしまうので、利用者が避けてしまうでしょう。
介護職員の不安な気持ちが利用者に伝わる
介護職員が抱える不安な気持ちが利用者に伝わり、距離を置かれるケースもあります。
業務や介護スキル等に関して、不安なことがあるとつい態度や行動に表れます。
- 利用者のなかには、認知症や身体障害を持っている
- 自分の気持ちを上手く伝えられないからこそ人の心情を感じ取りやすい
こちらに該当する方が多いです。
不安な気持ちを持ったまま介護をされると、利用者にとってはとっては気持ちが良いものではありません。
分からないことを放置せずに、先輩の職員に尋ねたり、調べる習慣をつける等、不安材料をなくして自信を持ってケアを行うことが大事です。
利用者から介護拒否される理由と対処法
こちらでは、利用者から介護拒否される理由と対処法についてご紹介します。
口腔ケア
口の中を清潔にし、口腔機能の維持や向上のために口腔ケアを行います。
この口腔ケアは、歯磨きや口腔清拭など口腔内に触れるケアとなるため、抵抗を感じる方も多いでしょう。
利用者が拒否をした場合、無理にケアを行うと両者が怪我をしてしまうため、注意が必要です。
対処法としては、タイミングを変えて声をかけたり、うがいのみに変えるなどが挙げられます。また、口腔内のトラブルによって痛みや違和感を感じている場合もあるため、歯科医師の診断が必要な時もあります。
観察を充分に行い、適時適切な対応を心がけましょう!
排泄ケア
抵抗感や羞恥心から排泄ケアを受けることを拒否する利用者もいます。
人間の尊厳を伴う非常にデリケートな行為であるため、自尊心を傷つけないようにすることを心がけることが大切です。
介護職員に対して心を開いて安心してもらえるように、まずはケアの話ではなく通常の会話をしてみましょう。さらに、利用者の視線に合わせて対応することも重要です。
全てを介護するのではなく、本人ができることは手を出さずに自立を促すことも必要となります!
入浴ケア
排泄ケアと同様に、自尊心を傷つけないように対応することが大切です。また、なかには元々入浴が好きではない、入浴することが億劫だと感じるケースもあります。
脱衣所や浴室の温度を調節することで、お風呂に入ることが心地良いと感じてもらえるでしょう。
レクリエーション等の散歩や体操で汗を流し、その流れで入浴の声かけをするのも対処法の一つです。
無理矢理入浴を促すと、介護拒否がさらに強くなってしまう恐れもあるため、どうしても無理な場合は清拭や部分浴を行いましょう。
利用者に好かれる介護職員になるためのポイント
施設の利用者に好かれる介護職員になるためには、次のようなポイントを抑えておくことが大事です。
積極的にコミュニケーションを取る
施設の利用者に対して、自ら積極的にコミュニケーションを取りましょう!
まずは、自分から挨拶をするということを意識してみましょう。「この職員は明るい、話しかけやすそうだな」と好印象を与えることができます。さらに、体調を伺ったり、何気ない話をすることで、段々コミュニケーションが上手く取れるようになります。
話し方や表情は柔らかく、穏やかに
話しかけるときの話し方や表情を意識しましょう!
自然と利用者から好かれる介護職員になれます。利用者はよく介護職員のことを見ていますので、他の職員に対する口調や態度にも気をつけましょう。
口角を上げて、目尻を下げると優しい表情になります。さらに、声のトーンや大きさ、語尾などを意識することで、相手に与える印象が変化します。
堂々とした態度で安心感を与える
介護ケアを行うにあたって、堂々としている職員は利用者に対して安心感を与えられます!
上記にもある通り、嫌われてしまう介護職員は利用者の気持ちを汲み取ることができないということが挙げられます。そのような人は、頼りないと感じられてしまうため、介護ケアは堂々とした態度で行うことが大事です。
自分の介護に自信がないからと思っていると態度に表れてきます。分からないことは先輩職員に尋ねたり、調べることで改善できるので、自信を持ってケアを行いましょう。
自分なりに利用者の気持ちを想像してみる
利用者主体の考えで、介護の仕事を行うことが大切です。自分なりに介護を受ける利用者の気持ちを想像することを心がけてみましょう。
利用者の気持ちを想像し、利用者主体の考えを尊重することで、適度な距離感や本当に必要なことを把握する力が備わるでしょう。また、しっかり利用者と向き合おうという気持ちを持っていると、自然と言動に表れます。
自然と笑顔や優しい口調になり、利用者から好かれる介護職員になれます。
もし、利用者に嫌われていると感じたら?
万が一、自分が介護ケアを行う施設の利用者に嫌われていると感じた場合は、次の3点を意識してみてください。
全ての利用者と相性が合う訳ではない
介護職員と施設の利用者といえど、人間同士ですので、相性があります。ときには、一生懸命ケアを行ったり、コミュニケーションを取っても上手くいかないこともあります。
真面目な方が思い悩みすぎてしまう傾向がありますが、そうなってしまうと心を病んでしまうでしょう。
介護現場で働いていると、どうしても相性が合わない利用者と出会う可能性はゼロではありません。多くの先輩も経験していることですので、深く悩みすぎなくて大丈夫です。そういった場合は、他の職員に相談し、助けを求めましょう!
チームワークが大事ですので、一人で悩み続けないことが大切!
好かれる・嫌われると意識せずに役割に徹することも大事
先述の通り、介護の仕事をしていると「人との相性」を大きく実感する場面も多々あります。
人から好かれる、あるいは嫌われることばかりを意識しているのは良くありません。
嫌われたくないからと、利用者の言う通りに動くと適切な介護を提供することができなくなってしまうからです。
利用者の日常生活や身体機能の維持・向上のためにサポートする等、介護職員としての役割に徹することも大切です。
もちろん反省することも大切ですが、あまり人から好かれようと意識しすぎると、心が疲れてしまうこともあるため、意識しすぎないようにしましょう!
改善できる部分は改善を試みる
話し方や表情、距離感などを振り返ってみて、改善点を見つけることが大事です。1つずつ改善していくことで、利用者の反応も違ってきます。
誰でも初めは分からないことが多いです。介護の仕事も経験を積んでいくことで、適切なコミュニケーション方法やケアの方法を理解できます。
「嫌われてしまったから、もうダメだ」とすぐ落ち込まずに、自分なりに改善できる部分を探してみることがステップアップに繋がります。
転職という道もある
介護業界は様々な形態の施設があり、施設との相性があります。施設によって高齢者のニーズも異なってきますので、自分に合う施設を他に見つけるという選択肢もあります。
自分に合う職場を見つけるということは全く悪いことではありませんので、どうしても上手くいかないという場合は転職も視野に入れてみることも良いでしょう。
介護職で転職するなら「カイテク」がおすすめ!
それは、「カイテク」という介護単発バイトアプリです。
介護に関する資格を保有している方が登録できるシステムとなっており、単発バイトをすることができます。単発バイトをした施設とマッチングとなると、正式採用に進むことができるという画期的な内容となっています。
こちらでは、カイテクが介護職の転職活動におすすめである理由をご紹介します。
利用者や事業所内の雰囲気を体感できる
カイテクは、単発バイトをすることができるため、採用前に職場の雰囲気を体感できます。
通常、転職活動をする場合は、面接や採用後でしか雰囲気を体感することができません。「思っていたのと違った」と後悔することがあっても、再度転職するということは難しいですよね。
カイテクは実際に勤務をして、利用者や事業所内の雰囲気を体感できるので、採用後に後悔せずに済みます。
利用者との関係性や他のスタッフとの人間関係で悩みを抱えている方にとっては、非常にメリットとなるでしょう!
お試し勤務からのマッチングでスムーズな転職活動
カイテクは、単発バイトから正式採用へ進むことができる内容となっています。
「お試し勤務」から採用に繋げられるため、通常の転職活動よりもスムーズに転職が行えます。
相性の良い職場を探すことができるので、長く働き続けられる職場が見つかります。しかも、単発バイトをすることで、副収入を得ることも可能です。
給与即金であることもおすすめであるポイントです。
収入アップしながら、転職活動が行えるというメリットが豊富なアプリとなっています!
介護職として確実なスキルアップ
カイテクには、多くの求人が掲載されており、デイサービスや有料老人ホーム、グループホーム等施設の種類も多いです。
様々な現場で、単発バイトをすることで介護職としてスキルアップをすることができます。スキルが高まることで、介護職としての自信がつき、利用者への接し方やケアの方法も自然と身に付くでしょう。
自信がなくて、利用者との関係性に悩んでいた方も解決策が見つかる可能性があります。
現在の職場だけでなく、視野を広げて様々なケースを体験することで確実なスキルアップが実現します!
自分の言動を振り返りつつ、自信を持って介護の仕事を行おう
利用者のなかには、人の気持ちの変化に敏感な方もいますので、不安な気持ちが伝わり距離を置かれるケースもあります。
人と人が接する環境であるため、難しい場合もありますが、改善できる部分は改善しながら、自信を持って仕事を行いましょう。自分がどのような口調で話しかけているか、表情や態度はどうなのかなど言動を振り返ってみることが大事です。
また、利用者や施設との相性があることも事実ですので、一人で悩み続けるのではなく、他の職員に相談していきながら適切な方法を見つけてみましょう。
転職という道もありますので、自分の選択肢を広く持って改善方法を見つけてみてください!
登録がまだという方は、ぜひカイテクに登録してさまざまな職場を「お試し勤務」してみてください。
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