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看護師の転職回数は多いと不利?再就職への影響や面接の対策について

  • 転職回数が多いと、看護師としての再就職は難しい?
  • 看護師の転職回数は何回までが多いと思われる?

転職をするにあたって、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

一般的に、転職回数が多いと「仕事が長続きしない人」というマイナスな印象を持たれがちです。しかし、アピール次第で面接を有利に運ぶことも可能であるため、対策を知っておくことが重要となります。

今回では、看護師の平均転職回数や主な転職理由、再就職への影響についてご紹介します。

最後に、転職回数が多い方向けに面接対策についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

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看護師の転職回数は何回?

多くの看護師は、一体どのぐらい転職をしているのでしょうか?

こちらでは、厚生労働省の調査を元に、看護師の平均転職回数や主な転職理由、再就職の状況についてご紹介します。

看護師の平均転職回数

厚生労働省の看護職員就業状況等実態調査によると、

0回と回答した看護師は39.4%、無回答者は1.7%のみとなっており、半数以上の看護師が転職経験があるということがわかります。

転職回数としては、1回が最も多く、次いで2回が多い割合を占めています。しかし、なかには5回以上という転職回数が多い方もいるようです。

看護師の主な転職理由

同じく、厚生労働省の看護職員就業状況等実態調査(概要)によると、

「現在の施設で働きたい」とする看護師は6割以上となっていますが、他施設への転職あるいは離職を希望する人もいます。

他施設で看護職員として働きたいとする人の理由を見ると、「他施設への興味」が最も多い結果となっています。その次に、「給与に不満があるため」や「休暇が取れない・取りづらい」が多いです。

看護職員以外として働きたいという人も一定数います。その理由としては、「他分野への興味」や「責任の重さ・医療事故への不安があるため」という回答が多いようです。

看護師が活躍する場所が幅広くあり、多様な働き方が認められている今、別の施設や分野に興味が出てくる人が増えているのでしょう。

看護師の再就職の状況

上記の同調査によると、

再就職時の雇用形態は、正社員よりもパート・アルバイトが多く、再就職先を探す際に活用した方法は、「知人・友人による紹介」が最も多いようです。

また、再就職先を選んだ理由としては、「通勤が便利だから」や「勤務時間が希望に合っている」が多い割合を占めています。

働きやすさを求めて再就職先を探している方が多いということがわかります。

転職回数が多い看護師の再就職への影響とは?

こちらでは、転職回数が多い場合、再就職をする際にどのような影響が起きやすいのかをまとめてみました。

リスクのある人材だと思われてしまう可能性がある

転職回数が多い場合、再就職先の採用担当者が「この人はすぐ辞める人かもしれない」という印象を受ける可能性があります。

履歴書だけでは、なぜ辞めたのか、理由や事情はなかなか伝わりにくいです。

短期間で退職をする人は、「忍耐力がない人」という印象を与える可能性もあるでしょう。

医療の現場では、あらゆる場面で忍耐力が必要です。採用担当者側からすると、できるだけ長期的に働いてくれる人を採用したいので、継続力がない人材は避けたいという思いがあります。

転職スパイラルに陥る恐れがある

かつては終身雇用が一般的でしたが、現在は転職を選択する人が増えており、そこまでハードルの低いものではなくなりました。しかし、何か不満があったら転職をすればいいという風に考えるのも、実はリスクがあります。

就職してみて、思っていたのと違うと感じ、転職を繰り返すようになる可能性があります。

転職してすぐに転職、というように短期間で転職をするスパイラルに陥るケースも少なくありません。

転職スパイラルに陥らないようにするためには、応募先の情報をしっかり把握し、自分が望んでいる項目を再度見つめ直すことが重要です。

転職回数よりも理由を重視する職場もある

なかには、転職回数よりも理由や事情をしっかり理解してくれる面接官もいます。

さまざまな働き方が増えている今、医療業界においても転職をすることがマイナスにとらわれない風潮も増えています。そのため、必ずしも転職回数が多いことで、応募者の評価がマイナスになるとは考えなくても良いでしょう。

理由によっては、懸命な判断だと捉えられることもあるので、採用者への伝え方が鍵となります。

転職回数が多い看護師の面接対策

転職回数が多いことで、再就職面接のときにリスクのある人材だと思われてしまう可能性があるとお伝えしました。そこで気になるのが、どのような対策をとるべきなのかということです。

こちらでは、転職回数が多い看護師が再就職の面接を受ける際の対策についてご紹介します。

転職回数や理由は正直に伝える

面接を受ける際には、転職回数や理由は誤魔化さずに、正直に伝えましょう。なおかつ、できるだけ前向きな形で伝えることも大切です。

たとえ、ネガティブな理由で転職をしたとしても、ポジティブな言い回しに変えることで好印象を与えるチャンスがあります。

職歴に一貫性を持たせて答える

一貫性のある職歴があると、「その道のプロとして専門分野に特化している」という印象をアピールすることができます。

選考の際に有利に働きやすいです!

もしも、これまでの業種や職種が全く異なるものであっても、一貫性を見出すことはできます。

業務内容を振り返ってみると、何かしらの共通点があるはずです。また、仕事に対する思いや大切にしてきたことなどにも共通した部分があるのではないでしょうか。

自分の強みをまとめておく

これまでのキャリアや保有するスキルを自分の強みとして、アピールすることが採用への鍵となります。

転職回数が多い分、さまざまな現場を知っているという強みがあります。採用担当者へ向けて、「自分は即戦力になれる」というアピールができるでしょう。

自分の強みをまとめておくことで、自分がどのような職場に適しているのか、応募先を絞ることもできます。

就職後に「思っていたのと違った」と後悔しないためにも、自分のアピールポイントを振り返ってみましょう。

長期的に働く意思があることを伝える

やはり、すぐ仕事を辞めてしまいそうな人は採用される確率が低くなってしまいます。

採用率を高めるためには、長期的に勤務する意思があることをしっかり伝えるようにしましょう。

面接時に、採用された後の目標や目指していること、どのような姿勢で働いていきたいのかなどをアピールします。そうすることで、採用担当者に長く働きたいという思いが伝わりやすくなります。

自分の強みを振り返り、長期勤続できる職場を慎重に選ぼう

看護師の半数以上が転職を経験しており、なかには5回以上転職を経験している方もいます。

転職回数が多い場合、再就職の面接時にマイナスな印象を与える可能性は否定できませんが、強みとしてアピールすることもできます。

活躍できる場所が多い職種ですので、自分の希望や強みを改めて見つめ直し、長期的に働ける理想の職場を選びましょう。

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