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看護師の専門用語あるある!現場で使う用語や身につけるための方法とは?

初めは分からなかった専門用語が、働いているうちに身についてきて、ついプライベートの会話でも使ってしまうなど「あるある」を経験したことがある方は多いのではないでしょうか。

看護の現場も専門用語が飛び交っており、その分野の知識がある人でなければ理解することが難しいです。

看護師として、より多くの専門用語に対応できるようになるためには、どのような方法があるのでしょうか?

今回では、看護師がよく現場で使う専門用語の例や使う理由、より多くの用語を身につけるための方法についてご紹介します。

目次

看護師がよく使う専門用語あるある!

こちらでは、看護師が現場でよく使用している専門用語を5つのカテゴリー別にご紹介します。

思わず、あるある!と感じる用語もあると思いますので、改めて振り返ってみましょう。

カテゴリー①看護技術

看護技術に関する主な専門用語は以下の通りです。

吸引 … 器械を使用して、鼻腔・口腔・咽頭・気管内などに溜まった鼻水・痰などの排泄物を取り除くこと。患者が自力で排出できないときに行う医療行為である。

ホウコウ … 包帯交換の略語。包帯に限らず、術後のドレッシング材を新規のものに交換する行為のことをこのように呼ぶことが多い。

エンジェルメイク … 患者が亡くなった際に、看護師などによって行われる死化粧のこと。エンゼルケアのひとつであり、エンゼルメイクまたはラストメイクと呼ばれることもある。

ウォッシュクロス … 患者に清拭をする際に使用する物品のこと。清拭タオルとも呼ばれる。

カテゴリー②医療機器・設備・器具

医療機器・設備・器具に関する主な専門用語は以下の通りです。

スキンステープラー … 手術後に皮膚を縫合するための器具。見た目や使用方法はホッチキスに似ている。

鑷子 … 手術や無菌操作などの場面で使われることが多い「ピンセット」のこと。先端に尖ったカギ状の突起がついているものを「有鉤鑷子」、ついていないものを「無鉤鑷子」という。

胃管 … 華や口から胃に挿入して使用するチューブのこと。胃洗浄や胃液採取、経管栄養などのために使用する。

ペインクリニック … 痛みの緩和を目的としたクリニックのこと。

カテゴリー③検査・診断

検査・診断に関する主な専門用語は以下の通りです。

超音波 … 音の一種のことを指すが、医療では超音波検査に用いられる画像検査法のことを意味する。エコーとも呼ばれる。

ICGテスト … 肝機能を調べるときに使用する、インドシアニングリーンを用いる肝機能検査のひとつ。

プレメディ … 検査・手術に対する不安や緊張を取り除いたり、麻酔効果をより大きくするために、検査・手術の前に患者に薬を投与すること。

シネアンギオ … 血管造影装置のこと。動脈から造影剤を注入し、血管の状態を検査する。

カテゴリー④救急・ICU

救急・ICUに関する主な専門用語は以下の通りです。

アンビ … 救急車を意味する医療業界の略語。アンビュとも呼ばれる。

アンプタ … 四肢の切断・切除術を意味する医療業界の略語。

トリアージナース … 災害時あるいは救急外来において、患者の重症度を判断し、診察の優先順位を決める看護師のこと。

DNR … 患者の容態が急変し、心停止してしまっても心肺蘇生を行わないこと。患者あるいはその家族によって意思表示の決定がされる。

カテゴリー⑤薬

薬に関する主な専門用語は以下の通りです。

sol … 溶液を意味する医療業界の略語。

Rx … 処方箋あるいは処方を意味する医療業界の略語。

コンタミネーション … 汚染や混入を意味する化学・医療現場で使用される業界用語。

中心静脈栄養法 … 心臓に近い中心静脈に、挿入したカテーテルを介して、栄養製剤を投与する治療法のこと。

看護師が専門用語を使う理由

専門用語は上記で紹介したもの以外にもまだまだたくさんあります。

では、一体なぜこのように多くの専門用語が現場で使われているのでしょうか?

こちらでは、看護師が専門用語を使う理由についてご紹介します。

患者に知られるリスクを軽減するため

患者に対して適切な看護ケアを提供するために、医療現場では患者に関するさまざまな情報を扱っています。

なかには、職員以外に知られてはいけない情報も多々あります。専門用語を使用して職員間で情報を共有することで、患者に情報が漏洩するリスクが軽減されます。

ただし、最近はインターネットで調べると簡単に出てくるので、「専門用語なら大丈夫だろう」と油断しない方が良いでしょう。

情報共有の時間を削減するため

専門用語で使われている器具や術式、病名などの正式名称は、漢字が多かったり、文字数が多いです。

カンファレンスや申し送りなどで、いちいち正式名称を使っているとそれだけ時間がかかってしまいます。略語や用語を使用することで、時間が短縮されます。

ただし、カルテの記載に関するルールは病院ごとに異なるため、職場のルールに基づいて専門用語を使用しましょう。

専門性を高めるため

専門用語を理解するようになると、より専門性が高まります。そのため、職員全員が専門用語に強くなることで、全体のレベルアップが実現します。

これまで以上に深く看護師として成長するためには、専門用語に強くなることを意識するようにしましょう。

看護師が専門用語により強くなる方法

さまざまな理由で、医療現場では専門用語が使われています。しかし、まだ看護師になったばかりの新人の場合、全ての用語を理解することに時間がかかってしまうでしょう。

専門用語に強くなるためには、どのようにすればいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

こちらでは、看護師が専門用語により強くなるための方法を3つご紹介します。

用語辞典を持ち歩く

もしも、現場で知らない専門用語が使われている場面に遭遇した場合、すぐに調べる癖をついておいた方が良いです。

看護師はスマートフォンを持ち歩いて働くことが難しいため、用語辞典を持ち歩くようにしましょう。

仕事の邪魔にならないように、ポケットに入るサイズがベストです。専門家が執筆・監修しているので、インターネットと比較しても、より信頼できる情報になります。

自分で調べて復習する癖をつける

自分ですぐ調べるだけでなく、復習する癖を身につけることも大事です。その場では意味が分かっても、時間が経って忘れてしまうのでは意味がありません。

次にその用語が出てきても、調べずにすぐに理解できるように時間を見つけて復習しましょう。

先輩に質問する

わからないことがあるときは、先輩に質問することも大切です。

「忙しそうだから」と、質問することを躊躇している方も多いのではないでしょうか。知りたいという意欲があることは、成長するチャンスです。

タイミングを見て、積極的に先輩に質問する機会を設けましょう。

専門的な知識を増やして、より看護師として成長しよう

看護師は、現場でさまざまな専門用語を使っています。

カテゴリー別に見ても、種類が多いため新人の方にとっては覚えることが大変だと感じるでしょう。しかし、専門用語を身につけることで、より専門性を高めることができます。

患者に情報が漏れるリスクが減り、情報共有の時間が軽減されるという意味合いもあります。専門用語を使う意味を理解し、これまで以上に専門用語に強い看護師を目指していきましょう。

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