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介護士はいくつまで続けられる?シニア転職で気を付けることも解説

「介護士に転職してみたい」と思っても、年齢が気になって一歩が踏み切れないこともありますよね。しかし、介護の仕事をしてみたいなら、年齢で諦めてしまうのはもったいないです。

今回では、介護士の年齢層やシニア世代が介護士に向いている理由、転職の際に気を付けることを解説していきます。

記事を読んで、転職を決めたらシニア世代の方の魅力を介護現場で是非活かしてほしいです。

目次

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介護士の年齢と需要

「シニア世代でも働けるの?」と不安になっている方もいると思いますが、介護職におけるシニア世代の活躍は目覚ましいものがあります。

それを示す、介護士の年齢層やシニア世代の方の需要が高い理由などを、以下で具体的に紹介していきたいと思います。

介護士として働く人の年齢層は高め

介護士として働くスタッフの年齢層は高い傾向にあります。厚生労働省の「介護労働の現状」では、介護労働者の年齢層についてのデータが以下のように記されています。

2 年齢構成(性別・職種別)

  • 20歳未満:男性-% 女性0.1%
  • 20~29歳 :男性2.5% 女性1.5%
  • 30~39歳: 男性20.4% 女性 7.9%
  • 40~49歳:男性28.1% 女性23.3%
  • 50~59歳:男性19.4% 女性 38.4%
  • 60歳以上:男性 27.7% 女性27.0%

引用:厚生労働省「介護労働の現状」

男女ともに60歳以上の職員が全体の約27.0%です。また、全体的に若い世代に比べ50歳以上の職員が多いということもわかります。

年齢が高い人が多い理由

介護スタッフの年齢は、比較的高めの傾向があります。

介護の仕事は常に需要が高く、介護施設側がシニア世代の方を積極的に採用しているということも理由です。また、介護の仕事は家事などのいわゆる「主婦力」も活かせる仕事であるため、介護施設側が年配の方を必要としているのです。

介護士は何歳まで続けられる?

介護職の定年退職の年齢は施設や事業所によって多少の違いがありますが、だいたい65歳前後であると言われています。しかし、定年退職後もパート職員などとして働いている人が多いです。

また、介護施設で最近はシニア採用が増え、70~80代の方でも、掃除や庭の手入れ、デイサービスの送迎などスポット職員として需要は更に高まりつつあります

介護施設でのシニア採用は年々増えています!

シニア世代の方が介護士に向いている3つの理由

シニア世代の方は、介護の仕事に向いていると言える理由が3つあります。

  • 豊富な人生経験から利用者の気持ちに共感できる
  • 精神的に成熟しており、落ち着いた雰囲気づくりができる
  • 若い人が気付けないことも気付くことができる

ここからは、上記3つの向いている理由について更に具体的に解説してきます。

豊富な人生経験から利用者の気持ちに共感できる

シニア世代の方は、長い人生においてさまざまなことを経験してきています。

それにより、人の気持ちがわかるようになり、他者の思いが想像できる点がシニア世代の方のメリットであるといえます。

精神的に成熟しており、落ち着いた雰囲気づくりができる

シニア世代の方の強みは、精神的に成熟していることにもあります。若い世代にはない落ち着きがあり、利用者もその雰囲気に安心できるでしょう。

落ち着いた雰囲気により、相手に安心感を与えることができるメリットを大切にすることで、より良い介護ケアを提供することに繋がります。

若い人が気付けないことも気付くことができる

シニア世代の方は、これまでの人生経験を基にさまざまなことに気付くことができます。若いスタッフの視点とはまた違う方向から物事を見ることができ、それが介護ケアにとって大切な発見となることもあります。

シニア世代の方の人生経験で培った観察力で、介護ケアをより良いものにできるのです。

介護の仕事にシニア転職する際に気を付けるべきこと

介護の仕事にシニア転職する際に気を付けるべきことは以下です。

  • 若い人であっても職場の先輩であるということを忘れない
  • 職場の人が話しかけやすい雰囲気を心がける
  • 悪口や文句と捉えられそうな言動は慎む
  • 仕事はメモを見返して覚える

これから4つの注意点について解説していきます。

若い人であっても職場の先輩であるということを忘れない

シニア世代で転職するということは、先輩スタッフの中に自分よりも若い人がいることも多いです。中には、自分よりも若いスタッフに教えられたり、注意されたりすることにプライドが許せず、素直に聞き入れられないという方もいます。

自分のプライドが崩せず、教えてくれているのに素直に応じられないのは考えもの。自分よりも若いスタッフに教えられる立場になっても、柔軟に合わせられるのが大人というものです。

あまりにもヘソを曲げた態度ばかりとってしまうと、若いスタッフも教えてくれなくなってしまいます。

若いスタッフに教えられることに気恥ずかしさを感じるよりも、より多くの介護ケアを学ぶ姿勢で前向きに仕事に取り組みましょう。

職場の人が話しかけやすい雰囲気を心がける

シニア世代の中でときどき、本人に悪気がなくても相手に威圧感を与えてしまう方がいます。「もしかしたら自分は威圧感を与えてしまっているかも」と心当たりがあれば、これからは表情を柔らかくするなどの工夫をしてみてください。

威圧感は、時と場合によっては有効であることもありますが、介護現場ではマイナスになってしまうことが多いです。利用者からも他のスタッフからも話しかけられるほうが嬉しいはず。

話しかけやすい雰囲気づくりを心がけましょう。

悪口や文句と捉えられそうな言動は慎む

相手が若いスタッフだからと言って、思いつくままに悪口や文句を言うのはNGです。

悪口はすぐ噂で広まるもの。あまりにも文句が多いと、「厄介な人」と周囲から思われ、結局自分が苦労することになります。

職場では悪口や文句と捉えられそうな言動は慎みましょう。

感情的にならず、冷静に対応することも大人の行動であるといえます

仕事はメモを見返して覚える

シニア世代の中でときどき、仕事を覚えにくいと悩む方もいます。そういった場合に「私は若い人よりも覚えられないからしょうがないよね」と開き直るのは考えものです。

覚えにくかったらメモ帳を用意し、先輩スタッフが言ったことを聞き漏らさないように努力する姿勢が大切。

メモをとったままにしないよう、家に帰って読み返すのも忘れないようにしましょう。

シニア転職には介護の仕事がおすすめ!

介護はシニアからの転職にぴったりの仕事です。悩んでいるなら、記事を参考に転職対策を知り、安心して介護の仕事に飛び込んでみてください。

介護の職場にはシニア世代の強みを存分に発揮して活躍する仲間がいるはずです。そして、シニア世代の人生経験を活かし、利用者に寄り添った介護ケアを実現してほしいと思います。

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