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介護派遣あるある5選!向いている人や働くメリットなども紹介します
介護の仕事を派遣でしたいと思っている人、必見!
介護派遣に向いている人や働くメリットも詳しく紹介していきますので、介護派遣に興味がある方は是非参考にしてみてください。
介護派遣の働き方を理解した上で、自分に合っているかを判断しましょう!
介護派遣あるある5選
介護派遣の実態を知るには、よくある悩みなどの介護派遣あるあるを知るのが得策です。
そこでここからは介護派遣あるある5選を紹介していきます。
職場の雰囲気に馴染めない
派遣社員として介護現場で働くと、なかなか雰囲気に馴染めず、そのことに悩む人もいます。
介護施設のスタッフ同士は仲が良くても派遣社員としての自分は一線置かれてしまい、その壁を乗り越えるのは容易なことではないからです。割り切って仕事をしているつもりでも、職場の雰囲気に馴染むまで時間がかかるという人が多いです。
出勤カードに手間がかかる場合が多い
派遣社員の出勤簿は、介護施設に雇われる職員と違い、手間がかかることが多いです。
勤務時間や日時などを手書きして、派遣会社に郵送しなければならない場合もあります。介護施設に雇われているスタッフならタイムカードを押すだけで済むのに、出勤カードなどに手間がかかるのが面倒くさいと思う人もいます。
就職するように勧誘される
人手不足で困っている介護施設は多いものです。
派遣社員として雇うよりも、介護施設の直接雇用で雇うほうが介護施設側のメリットも大きく、できれば派遣社員を直接雇用で雇い入れたい本音があります。
就職に勧誘されたら、メリットデメリットを比較し、どの働き方が自分に合っているかをしっかり考えてから答えを出すようにしましょう。
スタッフに給料を聞かれる
派遣社員として現場に入ると、介護施設で働くスタッフに給料を聞かれることもあります。
自分達の派遣社員の給料が違うことを介護スタッフは気づいているからです。しかし、これに正直に答えてしまえば、介護スタッフの士気をなくしてしまうきっかけにもなりかねないため、なるべく給料の話には乗らないようにしましょう。
お金の話は、さまざまなトラブルに発展しかねないため、スルーすることが大切です。
どこまで手を出していいのかわからない
介護現場で派遣社員の立場は複雑です。
介護施設に雇えわれているわけではないため、仕事上の線引きが難しく、介護施設側もそれに戸惑ってしまうことがあります。介護施設側が派遣社員に任せる仕事の範囲を考えていれば良いのですが、曖昧である場合、働いているスタッフもそれに困惑してしまいます。
施設側の考えが定まってないがゆえに、結局、スタッフはどう指示を出してよいのかわからない上に、派遣社員側もどこまで手を出していいのかわからないという事態に陥ってしまうのです。任される仕事がきちんと決まっているパターンだけではないため、考えが曖昧な施設に当たってしまった場合、仕事がしにくいという悩みが発生してしまいます。
介護派遣の実態
介護派遣で働こうか検討する際に、まずは介護派遣の実態を知ることから始めましょう。
以下では、介護派遣の勤務先や仕事内容、給料などを細かく解説していきますので、是非参考にしてみてください。
派遣先
介護派遣の仕事先は介護施設であることが大半です。
そして、介護施設の種類は主に以下です。
- 特別養護老人ホーム
- 介護老人保健施設
- グループホーム
- 有料老人ホーム
- サービス付き高齢者向け住宅
- デイサービス
介護施設の種類によって仕事内容が若干異なりますが、利用者のための介護ケアを提供するという点は共通しています。
仕事内容
仕事内容は、介護施設の種類によって若干の違いがあります。
その中でも、共通している業務は以下のような内容です。
- 利用者への見守り
- 衣類着脱や排泄時などの介助
- 食事介助
- その他サポート
介護施設のスタッフの指示に従って業務を進めていくことが多いです。
円滑に仕事を進めるため、介護施設のスタッフと連携が取れることが大切になります。
給料
給料は、介護施設直接雇用よりも若干高めに設定してあることがほとんどです。夜勤専属であれば時給2000円以上という施設もあります。また、どの資格を所有しているかによっても給料に差がでてきます。
実務者研修資格や介護福祉士資格を持っていれば、比較的高めの時給で派遣の仕事ができることが多いです。
介護派遣に向いている人
介護派遣に向いている人は共通した特徴があります。
その特徴は主に以下の3つです。
- 臨機応変に対応できる人
- コミュニケーション能力が高い人
- 決められた仕事をきっちりとこなす人
そこで、ここからはこの3つの特徴について詳しく解説していきます。
臨機応変に対応できる人
介護派遣は、初めての現場で働くことが多いです。
イレギュラーなことが常に起こるのが介護現場であるため、それを適切に対応できる派遣社員は歓迎されやすいです。
コミュニケーション能力が高い人
派遣社員は、介護施設で働く上でアウェイな面もあります。
介護施設に直接雇用されているスタッフ達に一線引かれやすい存在であるため、そのような状況でも適切なコミュニケーションが取れる能力が必要となります。
仕事上で必要な連携が円滑に取れるコミュニケーション能力が高ければ、介護施設側からも重宝されるような存在となるでしょう。
決められた仕事をきっちりとこなす人
介護派遣の仕事は決められていることが多いです。
介護施設側に決められた仕事だけをやりたくないという人には介護派遣は不向きであるともいえます。
介護派遣のメリット
介護派遣の働き方で得られるメリットもあります。
主なメリットは以下の3つです。
- 派遣会社に守られる
- 時給が高い
- 嫌になっても退職する必要なく勤務先を変えられる
ここからは、3つのメリットについて詳しく解説していきます。
派遣会社に守られる
派遣社員の大きなメリットは派遣会社に守られることです。
派遣会社に守られることで特に以下のようなメリットがあります。
- 休憩時間がしっかりとれる
- 残業する必要なく定時で帰れる
- 介護施設側に不適切な対応をされた場合は派遣会社が間に入ってくれる
介護施設に直接雇われている場合は、介護施設の意向に従うしかなく、勤務条件に不満があっても声が上げにくい面があります。しかし、派遣社員であれば、勤務条件などの提示権利は派遣会社にあるため、不当な勤務条件で働かされた場合は派遣会社が間に入って話をしてくれるのがメリットです。
時給が高い
介護派遣で仕事をする場合の時給は、介護施設で直接働く時給よりも高いことがほとんどです。介護施設側が派遣社員に対し、社会保険料などを保証する必要がないというのが高めの時給で働ける理由です。
長期間同じ施設で働きたいなどの希望がない場合は、高い時給で働ける介護派遣は特におすすめできます。
嫌になっても退職する必要なく勤務先を変えられる
派遣社員の場合、派遣会社を退社しない限り退職という概念はありません。契約期間内は介護施設に行き働く必要がありませんが、合わなければ更新のタイミングで他の介護施設に移ることもできます。
退職という手間がかからないのは派遣社員のメリットであるといえます。
介護派遣あるあるを知り、実態を掴もう!
介護派遣はまだまだ知られていない面もありますが、メリットも多い働き方です。記事で介護派遣の実態を知り、介護派遣で働くかを検討してみてほしいと思います。
自分の合っていると思ったら是非チャレンジし、介護派遣として介護施設や利用者に貢献できる介護ケアを提供しましょう。