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【例文あり】保育園看護師の志望動機の書き方やポイントについて解説
保育園看護師への転職を検討する場合、
- 志望動機はどのように書けば良い?
- 好印象を与える志望動機の書き方を知りたい!
と悩んでいる方は多いでしょう。
転職を成功させるためには、採用担当者に対して、いかに自分の思いを上手く伝えるかが鍵となります。
保育園へ転職する際には、どのような志望動機が好印象となるのでしょうか?
保育園看護師の志望動機で見られる3つのポイント
保育園看護師に応募する際、志望動機欄はどのような部分をチェックされているのか気になりますよね。
こちらでは、志望動機で見られる3つのポイントについてご紹介します。

「この保育園で働きたい!」という気持ちがあるかどうか
なぜ、数ある保育園のなかでここを選択したのか、という部分は最もチェックされるポイントであると言えます。
「なんとなく応募した」という人を採用した場合、「自分が思っていた職場ではなかった」と感じてしまいやすく、早期退職に繋がる可能性があります。
人材を採用する立場としては、できるだけ長く勤務してくれる人を採用したいものです。
採用担当者に、「この保育園でなければ」という強い思いが伝わるように意識して志望動機を考えるようにしましょう。
保育園看護師として活かせる経験やスキルを保有しているか
多くの場合、保育園に所属する看護師は1名です。1名しか採用枠がいないということになるので、保育園看護師は狭き門であると考えておいた方が良いでしょう。
就職・転職を成功させるためには、採用担当者に「この人は他の応募者よりも優れた人材である」と印象付けることが重要です。
子どもを相手とする職種であるため、子育て経験や小児科での経験がある場合は、志望動機で触れていると良いアピールとなるでしょう。
入社後のビジョンがあるか
仮に、保育園看護師として入社した場合、どのような将来を思い描いているのか、志望動機で伝えられるようにしておいた方が良いです。
入社後のビジョンがあることが伝わると、長期的に働く意欲があるということが採用担当者も理解でき、採用率がアップしやすいためです。
採用後にすぐ退職してしまうと、コストが掛かるため、できるだけ長期的に働く人材を採用したいと考える職場が多くあります。
志望動機に長く働きたいということをアピールするようにしましょう!
保育園看護師の志望動機の例文
続いて、保育園看護師の志望動機の例文を3パターンご紹介します。
保育園看護師への転職を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

例文① 子どもと接する仕事に魅力を感じている
私は、以前病棟勤務をしていました。
そこでは、子どもが病気治療に対して懸命に取り組む姿を毎日のように目にしてきました。
その子どもたちのひたむきさに、たくさんの勇気をもらってきました。
治療に負けずに頑張っている子どもの笑顔を見て、これからは子どもが健康に過ごせる環境を作っていく仕事がしたいと思うようになり、こちらに応募致しました。
例文② 育児経験をきっかけに保育園看護師を目指している
私は、子どもの育児のために離職していましたが、看護師として復職するのであれば、育児経験を活かせる職場が良いと考え、志望いたしました。
子どもの保育園を利用する立場になり、看護師としてだけでなく、親の立場から子どものケガや体調不良に対しての不安な気持ちを理解するようになりました。
保護者としての気持ちを理解するようになったことから、これからは保育園看護師として保護者の方々をサポートできるようになりたいと考えるようになりました。
子どもが小学生になったため、時間にも余裕が持てるようになりました。
採用となった際には、園児だけでなく、同じ親という立場からも保護者の方々に寄り添い、適切なサポートができる保育園看護師として邁進してまいります。
例文③ 病棟勤務から保育園看護師を目指す
私は、3年程総合病院で勤務していましたが、今後は子どもの健康や成長に携わる仕事がしたいと応募致しました。
貴施設は、通勤中によく見かけており、元気な子どもたちの笑顔や声が素敵だなと感じていました。
その姿を見るたびに、看護師を目指していた当時の「子どもに寄り添う看護を提供したい」という気持ちが強くなっていきました。
これまで病棟で数多くの患者さんと関り、対応力や看護スキルが身に付きました。
貴施設に採用となった際には、園児のケガや病気の早期発見に努め、保護者の方々も不安を取り除けるような看護を提供していきたいと思っています。
保育園看護師の転職面接における抑えておくべきコツ
保育園看護師へ転職活動において、面接時に注意しておくべきポイントがいくつかあります。
こちらでは、転職面接における抑えておくべきコツを3つご紹介します。

表情や声の大きさ、姿勢に気を配る
一般的に、転職活動を成功させるためには、面接を突破しなければなりません。
表情や声の大きさ、姿勢に気を配りましょう!
挨拶を元気に、アイコンタクトをしっかり取り、相手が聞き取りやすいトーン・スピード・声の大きさで質疑応答を受けます。また、着席して面接を受けますが、椅子の背に持たれないように背筋を伸ばすこともポイントです。
緊張するかもしれませんが、目線が下がっていたり、声が小さいと自信がないように見えてしまいます。
当日を迎える前に、家族や友人にお願いして何度か面接の練習をしておくと、緊張も和らぐでしょう。
保育園看護師の仕事内容や役割を理解しておく
保育園に所属する看護師が、どのような業務を行い、どのような役割を任されている立場なのかを理解しておきましょう。
面接で尋ねられた質問に対して、回答がズレてしまうと良い印象を与えることが難しいです。
保育園で働く場合、基本的に元気な子どもたちを対象として看護業務を行います。また、たくさんいる保育士のなかで1人看護師として勤務し、保護者と良好な関係性を築くことも重要です。
職場によって多少違いはありますが、保育園看護師が行う一般的な業務内容や役割について理解を深めておくことをお勧めします。
自己PRと志望動機を関連付ける
採用面接時は、志望動機の他に、自己PRを尋ねられることもあります。履歴書にも自己PRと志望動機欄が設けられている場合がありますので、内容に一貫性があるようにまとめましょう。
例えば、自己PRで「これまでの看護経験を活かして、高度な医療知識を活かしたい」と述べたのに対し、志望動機で「保護者と貴施設の橋渡し的な存在になりたい」とすると多少違和感があります。それよりも、「病院で看護師として勤務するうちに、保護者をサポートできるような看護をしたいと考えるようになった」とする方が内容に一貫性があり、説得力が高まります。
説得力があるアピールをするために、関連付けた内容にすることがポイントとなります。
自身の経験を振り返り、説得力のある志望動機を作成しよう
保育園看護師の就職は、狭き門であるため、志望動機を充実させ説得力のあるアピールをすることが重要です。自分自身の経験を振り返り、保育園でどのようなスキルを活かせることができるのかを考えてみましょう。
履歴書や面接で、どのように答えたらいいのか分からないという方は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。