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【訪問介護のやりがいって何?】仕事内容やそのメリットもあわせて紹介

2030年には日本の人口における高齢者の割合が30%以上を占めるともいわれています。そんな超高齢化社会の中で必要とされているのが、介護職員の存在です。なかでも比較的安い費用で、低い介護度からサービスを提供することができるホームヘルパー(訪問介護員)の需要は年々高まっています。

今回は、そんなホームヘルパーのやりがいを紹介していくとともに、その仕事内容やホームヘルパーとして働くことのメリットも紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

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ホームヘルパーの仕事内容

ホームヘルパーとは、訪問介護員の総称で、自宅で生活する高齢者の支援を行っている介護の専門職です。

まずは、ホームヘルパーのくわしい仕事内容を見ていきましょう。

身体介護

身体介護とは、利用者の身体に直接触れて行われる介助や、それにともなう準備、片付けなどを指します。

具体的には以下のような仕事が該当します。

  • 食事の介助
  • 排せつ介助
  • 入浴の介助
  • 着替えの介助
  • 服薬の介助
  •  通院・外出の介助

不自由な思いをしている利用者が、できる限り日常生活を快適に送れるようサポートします。

生活援助

生活援助とは、直接身体に触れる仕事以外で、身の回りのお世話を行うことです。

利用者自身では家事が困難な場合や、利用者の家族も家事を行うことができない場合に提供されます。たとえば、以下のようなサービスを行います。

  • 洗濯
  • 掃除
  • 食事の調理、準備
  • 衣服の整理、補修
  • 生活必需品の買い物
  • 薬の受け取り

その業務内容から「家事代行」と混同されることがありますが、ホームヘルパーはあくまで介護の専門職です。そのため、大掃除や草むしりなど、日常の生活の範囲を超える家事を行なうことはできません。

詳しいサービスの内容は、地域や訪問介護事業所によって異なりますので、しっかり確認し、認識のずれを防ぎましょう。

医療的ケア

医師や看護師が行う医療行為を、介護スタッフが行うことはできません。しかし、介護の現場では医療のようなケアを求められる場面が多く、介護スタッフが「医療的ケア」として行うことができる処置もあります。

以下のような行為が医療的ケアとして認められています。

  • 体温測定
  • 血圧測定
  • パルスオキシメータの装着
  • 湿布を貼る
  •  軽微な切り傷、すり傷、やけどなどの処置
  • つめ切り
  • 歯ブラシなど日常的なオーラルケア
  • 座薬の挿入

ただし、医療的ケアか医療行為にあたるか迷ったら、必ず主治医に相談しましょう。

医療的ケアの範囲は刻一刻と変わるため、厚生労働省の情報などを確認し、適切な判断ができるよう心がけましょう。

ホームヘルパーのやりがい

ホームヘルパーの仕事にはどのようなやりがいがあるのでしょうか。

その仕事の特性から、共通してよく聞かれる3つのやりがいをご紹介します。

親交を深めやすい

ホームヘルパーの仕事は介護施設などとは異なり、基本的には1人の利用者に対して1人のホームヘルパーが担当します。そして、利用者の生活空間に入って介護を行うこともあり、利用者はもちろん、その家族とも親交を深めやすい状況であるといえるでしょう。

利用者との信頼関係が深まると、先回りしてケアを行うことができたり、利用者が心の内を話してくれるようになったり、信頼を積み上げやすい仕事であるともいえます。

感謝の言葉をもらえる

訪問介護ではマンツーマンで、個々人に合わせた最適なケアを行うことができます。そんな中で、ときには「あなたがいてくれてよかった」「あなたに出会えてよかった」という言葉を聞くことがあります。

このように、長い時間をともにしていると、利用者が心の底から感じていることを言葉に表しやすくなります。感謝の言葉を直接かけてもらえると、介護職として「人の役に立っている」という実感を得やすく、やりがいを感じられるのではないでしょうか。

キャリアアップが見込める

ホームヘルパーになるためには、都道府県知事の指定する「介護職員初任者研修」を修了する必要があります。

この研修では介護の基礎知識やコミュニケーションについての講義のほか、実践的な入浴、食事の方法などについても学びます。これら知識は訪問介護だけでなく、施設介護にも活かせる内容となっています。

また、さらなるキャリアアップを目指すなら、介護福祉士国家試験に合格することで、介護福祉士として働くことができます。その後も、サービス提供責任者やケアマネジャー(介護支援専門員)などステップアップを目指していくことも可能です。

ホームヘルパーとして働くことのメリット

ホームヘルパーとして働くとどのような点にメリットを感じるのか、ひとつずつ見ていきましょう。

自由な働き方ができる

介護職の中でも、比較的、自由な働き方が実現できることにメリットを感じている人は多いようです。

ホームヘルパーは正社員だけでなく、登録ヘルパーや派遣ヘルパーと行った働き方もできます。登録ヘルパーや派遣ヘルパーとして働けば、ダブルワークも可能ですし、自分の都合のいい時間帯に合わせて働くことができます。また、利用者に合わせて対応していくので、短時間での勤務や早朝勤務、自宅に近い場所での勤務など、さまざまな選択肢があります。

プライベートを大切にしながら働くことができるので、子育てや、自分の家族の介護との両立などもしやすく、働く時間や場所の選択次第で、自分の生活スタイルに合わせた働き方もできます。

求人情報が多い

住み慣れた環境で生活を継続することを望む高齢者は多く、都市部や地方などの地域にかかわらず、ホームヘルパーの求人は多いことが現状です。

2019年度はホームヘルパーの有効求人倍率が15倍以上となり、施設介護職の求人倍率が4倍程度であることと比べても、その需要の高さがうかがえます。求人情報が多いということは、働く側の希望に合った仕事が見つかりやすいということも意味するでしょう。

利用者の生活の支援だけでなく、家族の介護負担の軽減にもつながるため、ニーズが高く、社会で必要とされる仕事でもあります。

参考:厚生労働省「第182回社会保障審議会介護給付費分科会資料」

家族の介護に活かせる

医療が発達し、今後さらに人間の長寿命化が予想されます。そうなると、誰しもが向き合うことになるであろう、親の介護。介護職スタッフはその職業柄、親族の介護に生かせる知識とスキルはすでに備わっています。

また、いざ介護に直面するとさまざまな選択肢があり、その判断に迷ってしまうことがあります。しかし、ホームヘルパーはすでに家での介護に慣れているため、自宅で介護できるか、介護施設に入居するべきか、ある程度見通しが立つため、適切な判断ができるでしょう。

ホームヘルパーの大変なこと

ホームヘルパーの仕事は、やりがいやメリットが大きい一方で、大変なことも多々あります。

こちらでは、ホームヘルパーの仕事の大変なことを3つご紹介します。

1人で業務を行わなければならないプレッシャー

ホームヘルパーは、基本的に1人の利用者に対して1人で業務を行います。

緊急時やイレギュラーな事態が起きた場合も1人で対応しなければなりません。

そのため、経験を積むまではプレッシャーに感じるという方も多いです。

形態は違えど、介護は高齢者の健康や命に関わる仕事です。責任の大きい仕事を1人で行わなければならないため、精神的な負担を抱えてしまうこともあるでしょう。

対応に困った場合は、事業所の責任者にすぐに連絡を取れる体制であることが望ましいです。

タイトなスケジュールで体力的にきつい

ホームヘルパーとして働くと、1日に複数の利用者を担当するということも多いです。

担当する利用者が多くなるほどスケジュールがタイトになりやすく、体力的に負担に感じることもあります。

基本的に1人で業務を行うため、利用者宅への移動も1人で行います。

次の利用者宅へ間に合うように、時間内に業務を終わらせなければなりません。

体力の限界を感じた場合は、事業所に相談して担当する利用者の数を減らしてもらったり、上手くスケジュール管理をするようにしましょう。

人間関係の構築が難しいケースがある

ホームヘルパーは、利用者に1対1で介護サービスを提供するため、良好な人間関係を築くことが難しいケースがあります。

訪問介護を利用する方は、認知症の症状が現れていたり、身体を自由に動かせない方もいます。

意思疎通やコミュニケーションを取ることに苦労することも多いです。また、利用者の家族との関係性に悩むことも少なくありません。

ホームヘルパーを家政婦と勘違いしている方もおり、介護サービスとして提供できることや対応できないことを理解してもらうことに苦労するケースもあります。

ホームヘルパーに向いている人

ここで、どのような人がホームヘルパーに向いているのか見てみましょう。

人とコミュニケーションを取ることが好き

利用者と1対1で向き合うホームヘルパーは、コミュニケーションスキルが求められます。

元から、高齢者とコミュニケーションを取ることが好きな方は、ホームヘルパーの仕事にやりがいを感じられるでしょう。

利用者やその家族から信頼を得るためには、関係性を上手く気付くコツが必要です。

介護を必要とする方は

  • 「誰かに自分の話を聞いてもらいたい」
  • 「自分のことを理解してもらいたい」

という思いを抱えている方も多いため、傾聴力も大切です。

傾聴力を身につけていると、相手の本音を引き出すことができ、より良い介護サービスを提供することができます。

1人ひとりと向き合った介護に興味がある

施設介護に比べて、1人ひとりと向き合った介護ができるのがホームヘルパーの特徴です。

施設介護の場合は、施設全体の生活サイクルに合わせなければならず、1人ひとりに合わせたサービスの提供が難しい場合があります。

ホームヘルパーは、1人で業務を行うプレッシャーはありますが、利用者に合わせた丁寧なケアが提供できます。

利用者の状態や状況に応じて、丁寧にケアを行いたいという方はホームヘルパーの働き方にやりがいを感じられるでしょう。

家事が得意

ホームヘルパーは、身体介護の他に洗濯や掃除、調理なども行います。

1人で全ての業務を行う必要があるため、家事が得意という方も向いています。ただし、利用者の家によってルールが異なるため、その点は注意が必要です。

普段から家事をする機会が多い主婦の方や、子育て経験がある方は働きやすいと感じやすいでしょう。

  • カレンダー通りに休日を確保しやすい
  • ライフワークバランスが取りやすい

このことから、家庭と両立してホームヘルパーの仕事をしている方も多いです。

トラブルに臨機応変に対応できる

ホームヘルパーは、トラブルに対して1人で対応しなければならない場合もあります。

トラブルやイレギュラーなことが起きた際に、落ち着いて臨機応変に対応できる人はホームヘルパーに向いています。

また、利用者が怪我や事故を起こさないように、些細な変化にすぐ気付く「視野の広さ」も必要です。

初めのうちは難しいかもしれませんが、どんなことが起きても「冷静に正しく判断する力」が求められます

経験やスキルを高めながらトラブル対応力も高めていきましょう。

やりがいを維持しながらホームヘルパーの仕事をするには?

ときには、ホームヘルパーの仕事にやりがいを感じられなくなってしまうこともあるでしょう。

こちらでは、やりがいを維持しながらホームヘルパーの仕事を続けるためのコツやポイントについてご紹介します。

初心を振り返る

仕事にやりがいを見出せなくなってしまった場合は、まず初心を思い出すことが大事です。

ホームヘルパーを目指した理由やスキルを高めるために勉強したこと、初めて利用者の対応をしたことなどを振り返ってみましょう。

最初の頃は、できるだけ早く仕事に慣れようと必死だったはずです。仕事に慣れてくると、忙しさもあり初心を忘れてしまいがちです。

改めて振り返る機会を設けることで「もう一度頑張ろう」という気持ちが湧いてくるでしょう。

悩みを1人で抱え込まない

仕事で悩みや不満を抱えたときに、やりがいを見出せなくなってしまいます。

悩みを1人で抱え込まずに、同僚や先輩あるいは家族などに相談することも大事です。

同じ職場の仲間に相談すると、同じような経験をしている場合も多く、どのように乗り越えたか解決するヒントを得られるでしょう。

資格取得を目指す

介護に関する資格取得を目指し、新しい目標を設定してみましょう。

目標があることで、仕事へのやりがいを持ち続けられます!

毎日同じ業務をこなすことに集中していると、仕事が退屈に感じられてしまいモチベーションが低下してしまいがちです。

介護に関する資格は、基本的に年齢制限がなく何歳からでも挑戦することができます。資格取得することで、キャリアアップも可能になります!

  • ケアマネージャー:ケアプラン作成を行う
  • サービス提供責任者:訪問介護計画書作成やホームヘルパーの教育・指導等に携わる

を目指してみるのも良いでしょう。

プライベートを充実させる

ずっと仕事のことを考えていると、やりがいから遠くなってしまいます。趣味や好きなことを見つけてプライベートを充実させることも大切なことです。

プライベートの楽しみがあるから、仕事が頑張れるという方も多いのではないでしょうか。ライフワークバランスを取ることで、仕事に対するモチベーションもアップします。

転職も方法の一つ

どうしても現在の職場でやりがいを見出せないという場合は、転職するという方法もあります。

事業所によって待遇が変わるため、所属する訪問介護事業所を変更してみるのも選択肢の一つです。

ホームヘルパーの資格や経験は、介護業界で大きく活かせます。興味がある方は施設介護も視野に入れてみるのもおすすめです。

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ホームヘルパーの仕事にやりがいが感じられない場合は、「カイテク」に登録してあらゆる介護の現場を経験してみましょう。

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在宅での介護に必要不可欠な、やりがいのある仕事

利用者の自宅を訪れて身体介護や生活援助を行うホームヘルパー。

施設で行う介護とは異なり、すべて自分で判断して支援を行わなければならないため、大変と感じることも少なくありません。

しかしその一方で、

  • 利用者と親交を深めやすい
  • 感謝の言葉や笑顔に触れられる
  • キャリアアップにつながる

など、大きなやりがいを感じることができます。また、需要の高さから求人情報が多いほか、比較的、自由な働き方ができるなどのメリットもあります。

これからホームヘルパーとして働こうと思っている方は今回ご紹介したやりがいやメリットを参考に、改めて自分に合った仕事なのか考えてみてくださいね。

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