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【手軽に実践!】ホワイトボードを使った簡単なレクのススメ
デイサービスや老人ホームで働いてると、レクリエーションの時間に何をしたらいいのか困ってしまいますよね。
レクリエーションの企画を考えたり、必要な物を揃えることも大変…
そこで、おすすめしたいことは、ホワイトボードを使った介護レクリエーションになります。ホワイトボード1つで、様々な企画が実施できますが、具体的にはどのようなレクリエーションがおこなえるでしょうか。
併せて、ホワイトボードを介護レクリエーションに取り入れるメリットや注意点についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
ホワイトボードを使う介護レクリエーション5選
ホワイトボードを使用する介護レクリエーションを5つご紹介します。
集中力が大事!【言葉探しゲーム】
ホワイトボードにひらがな・カタカナ・漢字をバラバラに書いて、その中から単語を探すゲームです。
バラバラの文字のなかから単語を探すため、集中力を高めることができます。
あまり難しくなりすぎないように、初めはひらがなだけ、カタカナだけで実施してみましょう。
利用者の様子を見て、少しずつレベルを上げていくと企画に飽きずに楽しんでもらえます。また、この企画を盛り上げるコツとして、正解が分かった人は声に出して答えてもらうことがおすすめです。
声を出すことで、口腔トレーニングにも繋がるため、楽しみながら様々な機能を高めることができます。
脳を刺激しよう!【漢字でしりとり】
ゲームの名前の通り、漢字でしりとりをします。
ホワイトボードに直接書いてもらうことで、手指機能にも効果的です。
さらにこのゲームは、漢字を思い出そうとするので、脳を刺激することができ、認知症予防にも効果があります。普段のしりとりよりもレベルをアップすることで、新鮮味があり楽しんでもらえるでしょう。
少し難しいかもしれませんので、辞書や辞典などヒントに使えるものも用意しておくこともおすすめです。
ひらめき力を鍛えよう!【連想ゲーム】
職員がホワイトボードにあるものをイメージする単語を1つずつ書いていきます。そして、単語から連想される答えを利用者に答えてもらうゲームです。
何を連想しているか考えて答えるため、ひらめき力を鍛えることができます。
動物や食べ物など、誰でもイメージしやすいことを出題すると良いでしょう。
想像力をフル活動!【シルエット当てゲーム】
動物や都道府県などの型取りをしたものを当てるゲームです。
何のシルエットなのかを想像して答えるので、楽しみながら脳を刺激することができます。
ホワイトボードは、出題するときに利用します。画用紙や折り紙などで作ったシルエットをホワイトボードに張ることで、全員が見やすく1か所に集中しやすいでしょう。
分かるとスッキリ!【漢字の読み方クイズ】
職員がホワイトボードに漢字を書き、読み方を当てるクイズゲームです。
答えが分かるとスッキリし、クイズは脳トレにも効果があります!
このクイズを盛り上げるためには、日常生活で使用する漢字よりも難しい漢字を出題する方が良いでしょう。
介護レクリエーションでホワイトボードを使うメリット
介護レクリエーションでホワイトボードを使用するメリットについてご紹介します。
脳を刺激する企画を実施しやすい
介護レクリエーションでホワイトボードを使用すると、脳を刺激する企画を実施しやすくなります。
ボールのような運動に使う道具ではないため、どちらかというと脳トレとなるようなクイズやゲームが企画しやすいでしょう。また、ホワイトボードに文字や絵を描くという動きが脳を刺激することに繋がります。
運動で身体機能を向上させることも大事ですが、問題を解いたり、手指を動かすことであらゆる機能を向上させることができます。
大人数で楽しめる
ホワイトボードを使う介護レクリエーションは、大人数で楽しむことができます。上記で紹介した通り、ホワイトボードを使うとクイズや正解を当てるゲームが実施しやすいです。
このようなレクリエーションは、みんなで協力することで正解が導き出されます。人数が多ければ多いほど、いろんな答えが出てくるので、さらに盛り上がるでしょう。
運動が苦手な人でも参加できる内容が多いため、施設の利用者全員で楽しむことができます。
準備に予算が掛からない
ホワイトボードを使用する介護レクリエーションは、準備に予算が掛からないことがメリットの1つです。
基本的に、ホワイトボードだけあればゲームやクイズを実施することができます。
レクリエーションは、企画を考えるだけでなく、準備が大変な場合も多くあります。しかし、ホワイトボードを使用するレクリエーションは、準備が簡単なため職員の負担が軽減されるでしょう。
ホワイトボード1つで様々な企画が実施できるため、予算面でも施設にとってメリットが大きいです。
介護レクリエーションでホワイトボードを使うときの注意点
介護レクリエーションでホワイトボードを使うときは、以下の内容に注意して実施しましょう。
全員が理解できるように文字を大きく書こう
介護レクリエーションでホワイトボードを使うときは、参加者全員が理解できるように文字を大きく書きましょう。
介護施設の高齢者は視力が弱い方も多く、小さい文字だと理解することが難しいです。レクリエーションの内容が理解できないことで、楽しくないと感じてしまい気分が落ち込んでしまう可能性もあります。
介護レクリエーションは、利用者の心のケアをする目的もあり、楽しんでもらわなければ意味がありません。
誰でも答えやすい雰囲気を作ろう
ホワイトボードを使って介護レクリエーションを行う場合は、誰でも答えやすい雰囲気を作ることを心がけましょう。
利用者が答えるレクリエーションが多くなるため、間違えても大丈夫という雰囲気作りが大事です。もし、間違えても職員がフォローすることで恥ずかしいという気持ちにならずに済みます。
緊張感があると答えづらくなるので、明るく盛り上げるようにしましょう。
出題する問題のレベルを利用者に合わせよう
ホワイトボードを使う介護レクリエーションは、クイズやゲームが実施しやすいです。参加者が楽しめるように、出題する問題のレベルを難しすぎず簡単すぎないようにしましょう。
施設の利用者に合わせたレベルの問題を用意することが大事になります。問題が難しすぎるとレクリエーションが盛り上がらなくなってしまい、逆に簡単すぎても利用者は楽しくありません。なかには、幼稚なことをさせてバカにしていると感じてしまう高齢者もいますので、気をつけて問題を用意しましょう。
【脳トレの効果絶大!】困ったらホワイトボードを使うレクリエーションをしてみよう
介護レクリエーションにホワイトボードを使うと、クイズや正解を導き出すゲームが実施しやすくなります。このような企画は、脳を刺激することができ、脳トレとしての効果が高いです。
企画に困った場合は、ホワイトボードを使うレクリエーションを行ってみましょう。できるだけたくさんの利用者に楽しんでもらうために、文字の大きさや雰囲気づくり、問題のレベルを注意することが大事です。
ホワイトボード1つで様々な企画が考えられますので、今回ご紹介した内容をぜひレクリエーションで実行してみてください。