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介護福祉士のスキルを活かす!現場外でのキャリア選択
長く働いている介護士の中には「現場以外の仕事も経験してみたい」と思っている人も少なくないのではないでしょうか。
どうすれば現場以外の仕事をできるのでしょうか?
実は「介護福祉士」という資格を取得すれば現場以外の仕事に対応できるようになります。
キャリアアップや転職を検討している人はぜひ最後までご覧ください。
介護における現場以外の仕事3選
介護業界には、実は現場以外の仕事もあります。しかし、普段現場で働いているとその他の仕事にどのようなものがあるかわからないです。
ここでは、介護における現場以外の仕事を3つ紹介します。いずれも介護福祉士の資格を取得していると就ける仕事ですので興味のある方はぜひ資格取得を目指してみてください。
介護福祉士養成施設の講師
介護業界における現場以外の仕事1つ目は「介護福祉士養成施設の講師」です。
後で詳しく説明しますが、介護福祉士になるには養成施設に通うという方法があります。その養成施設で講師として働くためにはもちろん介護福祉士の資格が必要ですし、介護福祉士資格以外にも実務経験や講師としてのスキルなども求められます。
現場とは違い「介護業界で働く人」を対象にした仕事になりますので、興味のある方は目指してみてはいかがでしょうか。
福祉系の高校教員
介護福祉士養成施設の講師と合わせて「福祉系高校の教員」も狙い目です。
養成施設との違いは以下の2点です。
- 年齢の若い人がほとんど
- 試験対策以外の科目も教える必要がある
教えるのが好きな人、得意な人は福祉系高校の教員も合わせて狙ってみてもよいでしょう。
介護系研修における講師
介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修など、各研修の講師もできるようになります。各地域で定期的に開催されていますし、講師が増えれば増えるほど開催頻度を増やせるため、ニーズはかなりあります。
自らがたくさんの研修を受けて幅広い知見を身に付けるだけでなく、講師としての振る舞いを学ぶことも求められます。
介護福祉士の資格を取得する4つのメリット
前項で紹介した現場以外の仕事に携われること以外にも、介護福祉士の資格を取得するメリットはあります。
ここでは介護福祉士の資格を取得するメリットを4つ紹介しています。
日本全国どこでも働ける(国家資格なので)
介護福祉士資格は骨格資格ですので、一度取得してしまえば日本全国どこでも働けます。
介護の現場以外の仕事ができるようになる
介護福祉士の資格を持っていると介護現場以外の仕事も対応できるようになります。
現場でのキャリアアップを考えている人はもちろん、現場以外の仕事もやってみたいという人にもおすすめの資格です。
給料が上がる
有資格者は対応できる仕事の範囲が広がるため、給料が上がることが多いようです。また職場によっては資格手当が付くこともあります。
これからも現場の仕事を長く続けていくつもりの人も、収入アップのために取得を狙ってみるのもよいでしょう。
キャリアアップ・転職しやすい
・「日本全国どこでも働ける」
・「対応できる仕事の範囲が広がる」
・「給料が上がる」
以上3つのことを踏まえると、介護福祉士の資格を持っていると介護業界でのキャリアアップ、他職種への転職もしやすくなるといえます。
「まだどんな仕事に転職するかは決めていないが、介護業界で働きたい」という人は、まずは介護福祉士の資格を取ってから考えても良いのではないでしょうか。
転職時に気を付けるべき2つのこと
ここからは転職したい人に向けて、転職時に気を付けることを2つ挙げます。
自分の目的に合った転職をするためにも、これから紹介する2つのことを意識するようにしましょう。
転職先が見つかってから辞職する
在職中から転職先を探し始め、転職先が決まってから今の職場を辞めるようにしましょう。
まず、自分の経歴・キャリアに空白の期間、いわゆるブランクができてしまいます。面接時に、ブランクがある理由を聞かれた時に答えるのが難しいため、できるだけブランクを作らないようにすることが大切です。
また、収入がない時期が続くと不安になります。そういった不安から焦りが生じ、自分に合っていない職場に応募してしまう人も多いです。そうすると再転職することにもなりかねません。
落ち着いて応募先を探し、自分に合った職場を見つけるためにも、在職中から転職先を探すようにしましょう。
業界の将来性を確かめる
どの業界、どの職種に転職する人にも言えることですが、転職先の将来性を確かめるようにしましょう。
ここ数年の市場規模の変化、ニーズの変化などからある程度将来性を担保できそうな業界を厳選することが大切です。ちなみに、介護業界は今後伸び続けるといわれています。少子高齢化が進んでおり、要介護者は増える一方、介護できる若者が減っているためです。
ただし電子カルテなどの技術も進歩しているため、今後介護職員に求められるスキルが変わっていく可能性はあります。
介護福祉士の資格を取得するために必要な3つのルート
ここでは介護福祉士の資格を取得するための勉強ができるルートを3つ紹介します。
それぞれ特徴が異なりますので、自分に合ったルートで勉強してくださいね。
1.介護福祉士養成所で勉強するルート
すでに介護士として働いていて、新たに資格取得を目指すなら養成所で勉強するのがおすすめです。
カリキュラムが資格取得(試験合格)に特化したものになっているためです。また、同じ目標に向かって勉強している仲間と切磋琢磨し合える環境もあります。
講師を目指す人は、実際に講師の仕事をみて勉強することもできます。
2.介護福祉系の学校で勉強するルート
あなたが学生なら福祉系の学校に進学して、そこで勉強するという手もあります。
高校だけでなく、専門学校や大学、短大などにも福祉系の学校はありますので社会人でも通うことはできますが、やはり10代・20代が多いためやりにくいと感じることもあるかもしれません。
ただし、学校では資格取得以外にも福祉や介護について体系的に学べるため、ベースとなるスキルを身に付けるにはうってつけでしょう。
3.実務経験を積むルート
特定のカリキュラムに沿って勉強するのではなく、実務経験の中で介護に関する知識を身に付けていくという方法もあります。
他の方法と比べて長い期間が必要だから(実務経験で約3年以上必要)です。また、介護福祉士実務者研修の受講と介護福祉士試験の合格が必要であり、実務経験だけで資格を取得できるわけではありません。
介護福祉士におすすめの資格・研修5選
介護業界で働く上でおすすめの資格・研修を5つ紹介します。
介護職員初任者研修と介護福祉士実務者研修は介護福祉士の資格を取得する前に受講しておくべき研修であり、後半の3つは取得後、さらにスキルアップしたい人におすすめな資格です。
介護職員初任者研修
介護業界で働くのであればどの職種であっても最初に受けておくべき研修です。
介護における基本的な考え方や知識、技術が学べます。
介護福祉士実務者研修
国家資格ではありませんが、厚生労働省が認めている公的資格です。医療ケアについての知識も学べ、受講後は訪問介護事業所でサービス提供責任者として働けるようになります。
介護職員初任者研修など、他の研修が受講済みだと特定のカリキュラムが免除になり、受講期間が短くなります。
「介護職員初任者研修⇒介護福祉士実務者研修⇒介護福祉士 」の順で受講・受検するのがおすすめです。
認定介護福祉士
認定介護福祉士は介護福祉士の中でも特定の条件を満たした人のみに与えられる資格です。
介護業界における最上位に位置付けられています!
介護支援専門員(ケアマネージャー)
介護支援専門員はいわゆるケアマネージャーのことです。事業所において、ケアプランを立案・制作したり利用者の相談に乗ったりします。
介護士とは異なる知識やスキルが必要なため、別の資格になっています。
認知症介護基礎研修
認知症に関する基本的な知識や患者の行動心理、対処法などを学べる研修です。認知症患者が増えていることもあり、介護職員には認知症に対する理解が求められています。
認知症患者に携わる可能性のある人はぜひ受けておきましょう。
資格を取得してキャリアアップをめざそう
高いスキルを持っていることを証明する資格。たくさん持っているとそれだけでキャリアアップや転職で有利に働くことは間違いありません。
そこで、介護業界への転職には「カイテク」というアプリがおすすめです。
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