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【大変だけど貴重な体験!】介護施設での「ボランティア活動」の感想をまとめました
介護施設や事業所でのボランティア活動に対して、「どんなことをやるのだろう」「大変そう」と不安に思う方も少なくないでしょう。しかし、貴重な体験ができそうだと、ボランティア活動に興味を持っている方も多くいます。
多くの地域で介護ボランティアを募集していますが、実際に体験した方はどのような感想を持っているのでしょうか?
介護施設でのボランティア体験の感想
介護施設でのボランティアを体験した方の感想をご紹介します。
Aさん(学生):介護の仕事は辛いというイメージが変わった
介護施設でボランティア活動を体験して、介護の仕事は辛い・大変というイメージが変わりました。
それ以前は、介護の仕事は大変なことばかりなのだろうと感じていましたが、実際は学びが多く、やりがいが大きい仕事なのだと感じました。
介護は、高齢者に対して全てを手助けると思っていたのですが、そうではないということが新たな発見でした。
個人の尊厳を尊重し、できないことを奪わないことが大事なのだと知ることができました。
Bさん(主婦):日常生活のなかでおこなう家事スキルを活かすことができた
介護施設でのボランティア活動で、日頃行っている家事のスキルを活かすことができたので、役に立てて嬉しかったです。
介護に関する資格や経験が全くありませんでしたが、現場でサポートすることができました。
実際に、介護職員の方のなかにも主婦の方が多くいました。
ボランティア活動する前は、少し不安もありましたが、自分にできることを活かすことができるので自信を持って取り組むことができました。
Cさん(社会人):社会貢献への意識が高まった
介護施設のボランティア活動を経験し、社会貢献への意識が高まりました。
ボランティア活動を行った先の利用者の方に、直接感謝の言葉を貰い、もっと役に立ちたいという想いが大きくなりました。
普段は全く介護に関連しない企業で勤務しているので、貴重な体験をすることができて良かったです。
今後もボランティア活動を行っていきたいと思います。
介護施設のボランティアは何をするの?
介護施設でのボランティア活動では、実際にどのようなことをするのかご紹介します。
利用者の話し相手をする
ボランティアの参加者は、介護施設の利用者の話し相手をします。簡単だと思われるかもしれませんが、利用者の心をケアする大事な業務です。これは、傾聴と呼ばれる介護ケアになり、相手の表情や態度を観察しながら話を聞きます。
傾聴で大事なことは、利用者の考え方や価値観を大事にして、心に寄り添った受け答えをするということです。このようなことを心がけると、初めてボランティアで訪れた施設でも、利用者と信頼関係を深めることができるでしょう。
レクリエーションのサポート
デイサービスや老人ホームのボランティアに参加すると、施設内で行われるレクリエーションのサポートを行います。
レクリエーション業務は、ほぼ毎日行われている業務です。高齢者が楽しく参加できるように、簡単なゲームや体操を取り入れています。
ボランティアの参加者は、レクリエーションの準備をしたり、利用者と一緒にゲームや体操をして盛り上げます。レクリエーションを通して、さらに利用者や職員の方とコミュニケーションを深めることができます。
レクリエーションの目的は、楽しく過ごしてもらうだけでなく、身体機能の維持や向上もあります。しっかり目的を理解して参加することで、よりやりがいや意義を感じることができるでしょう。
簡単な業務のサポート
介護施設のボランティアは、簡単な業務のサポートを行います。具体的には、施設内の掃除や食事の準備、シーツ交換などです。
利用者に対する身体介助は職員が行いますが、ボランティアの参加者はそれに伴う簡単な作業を手伝います。日常生活のなかで行っている作業も多くあるため、日頃からこのような作業に触れている方にとっては参加しやすいでしょう。
利用者が快適に施設で過ごせるように、周りを整理することは大事な業務になります。
介護施設のボランティアを経験するメリットは?
介護施設のボランティア活動を経験するメリットについてご紹介します。
介護業務の経験を積むことができる
介護施設でボランティア活動に参加すると、業務の経験を積むことができます。
ボランティアは、年齢や性別問わず参加することができるため、学生の方も参加資格があります。将来、介護職に就きたいと考えている方にとって、大きなメリットになるでしょう。
就職前に、実際の現場で業務に携わることができます。また、ボランティアに活動していた経験があると、就職活動時にも有利になることは間違いありません。
ボランティア活動を通して、学校で学ぶ知識や技術以上のスキルを身につけることができるでしょう。
人や社会の役に立つ喜びを感じられる
介護施設でボランティア活動をすることで、人や社会の役に立つ喜びを感じることができます。実際の業務のサポートに入ることで、利用者や職員から感謝の言葉を貰えることが多くあります。
自分が行ったことで、人から感謝されるということは誰でも嬉しいものです。また、高齢化社会の日本では、介護にあたる人材が多く求められています。ボランティアに参加することは、社会貢献に繋がります。
生きがいを見つけることができる
介護施設でのボランティア活動を通して、生きがいを見つけることができます。
初めはなかなか心を開いてくれなかった高齢者が、少しずつ笑顔を見せてくれるようになると、活動に対するやりがいが大きくなります。同時に、介護という仕事の難しさを実感することになるでしょう。
ランティアに参加することで、他では感じることができないやりがいを感じられ、活動が生きがいとなる人も多くいます。また、ボランティアを通して、様々な人と交流することができます。
多くの人とのコミュニケーション交流も、生きがいの1つとなるでしょう。
施設でのボランティア活動は、介護に対するイメージを変える
介護施設のボランティア活動は、主に利用者の話し相手をしたり、レクリエーションや簡単な業務のサポートを行います。介護の仕事に対して、辛い・大変というイメージを持っている方も多くいると思いますが、ボランティアを通してそのイメージが変わるでしょう。
高齢者の全てを手助けすることが良いとされているわけではなく、個人の尊厳を尊重し、できないことをサポートすることが介護の基本となります。現場では、職員がどのような介護を行っているかを知ることができます。
さらに、ボランティアを通して、人のために活動する喜びややりがいを感じることができるでしょう。ボランティア活動が生きがいとなることも多いため、興味がある方は参加してみてはいかがでしょうか。