ジャンル別記事
【介護が大変な理由7選】実際の体験を元にしたランキング2023
介護職に就きたいけど、大変なのかな?と不安に思うことってありますよね。
就職前に現状や対処法を知っておきたいものです。
また、「実際に介護の仕事に就いた際、大変に思ったときの対処法」や「環境の良い介護施設の見極め方」も解説。
介護職に不安を抱いている方は、本記事内の対処策や介護施設の見極め方を参考にしてみてください!
介護職で大変なことランキング7選
介護職員が大変に感じていることって実際にどんな内容なのか気になりますよね。
そこで厚生労働省「介護労働の現状」の中に記載されている「労働条件の悩み・不安・不満等」を参考にして、介護職の大変なことをランキング形式で紹介していきます。
【労働条件等の悩み・不安・不満等】
「人手が足りない」、「仕事内容の割に賃金が低い」ことに対するものが多い。
- 1位:人手が足りない
- 2位:仕事内容のわりに賃金が少ない
- 3位:有給が取りにくい
- 4位:身体的負担が大きい(腰痛や体力に不安がある)
- 5位:精神的にきつい
- 6位:業務に対する社会的評価が低い
- 7位:休憩が取りにくい
これから詳しく解説していきます。
1位:人手が足りない
介護職員が感じる大変なことの第一位は「人手が足りない」でした。
常に、人材不足が嘆かれる介護業界。転職しやすいメリットがある反面、現場の人手不足は深刻です。
特に多かった声は、
- 人がいなすぎていつも忙しく思い描いたケアが実現できない
- 人手が足りず休みがとりにくい
などでした。
人手不足は、介護施設が本気で取り組むべき課題です。
2位:仕事内容のわりに賃金が少ない
介護は人との出会い触れ合うことによる感動ストーリーが多く、素晴らしい仕事であります。しかしその反面、介助による身体的負担が大きいのも事実です。
また利用者の命を預かる責任も重く、コミュニケーションによる精神的負担もあります。大変なことが多いのに賃金が少ないと感じる人も多いようです!
実際に介護職員からは、
- 正直休憩なしで働いている。すごく疲れるのに給料明細をみるとガッカリする
- 家に帰ると倒れ込むように寝ることが多い。もっと給料をあげてほしい
などの声が多くあがっていました。
3位:有給が取りにくい
有給が取りにくいのも仕事を続ける上では辛いものです。
口コミなどで多かった意見は、
- 希望休のなかに有給を入れようとすると嫌な顔をされる
- 人手不足で現実的に有給が取れない
などでした。
ここでも人手不足の影響が大きいようです!
4位:身体的負担が大きい(腰痛や体力に不安がある)
身体的負担が大きく身体がついていかないことも介護職を続ける上で辛いことです。
- 腰痛になってしまい介助ができなくなった
- 介助量が多くとにかく疲れる
など、介助で身体に負担がかかり、介護を続けることが辛くなってしまう方が多いのも事実。
一度腰痛になってしまうと癖にもなりやすく、辛い腰痛を抱えながら仕事をしなければならない部分も不安に思ってしまうところです。
5位:精神的にきつい
介護の仕事は、人の命を預かる責任があります。また、精神疾患や認知症の方のお世話をするため、利用者からの暴言や暴力などに心を痛めてしまうことも。
口コミなどであった意見は、
- 利用者にキツイことを言われた
- 関わっていた入居者が亡くなると辛い
などです。
さまざまなことに悩み精神的に辛くなってしまう傾向にあります。
6位:業務に対する社会的評価が低い
介護の仕事は、決して簡単なものではありません。
業務に対しての社会的評価が低いと感じる方もいるようです!
特に多かった意見は、
- 介護職と言ったら馬鹿にされた
- 誰でもできる仕事みたいな言われ方をされると辛い
などでした。
心無い一部の人の発言を気にしてしまう方もいます。しっかりと仕事に向き合えば介護はとても奥深い仕事です。
誇りを持って仕事に取り組んでいいでしょう。
7位:休憩が取りにくい
休憩が取りにくいと感じて辛い思いをしてしまう方もいます。
特に多かった意見は、
- 人がいなすぎて休憩がとれない
- やることが多くて休憩を削って仕事をしている
- 職場がもともと休憩を取らない体質で自分だけ取りにくい
でした。
多忙でもしっかりと休憩を取ることができる介護施設ももちろん存在しますが、一方で、取りずらい環境にある施設もあるようです。
介護の仕事が大変だと感じた時の対処法
介護の仕事が大変だと感じた時の対処法を挙げてみました。
- 上司に相談する
- SNSなどで同業者に相談してみる
- 転職を検討してみる
以下で詳しく解説します。
上司に相談する
- 「色々デメリットはあっても職場の仕事内容は好き」
- 「不当に感じることもあるけど転職は不安だし、スタッフはいいから離れたくない」
など、不満・不安があってもなんらかの理由で、辞めずに仕事を継続したい場合もありますよね。
そんな時には、まず自分で今抱える不満を解決すべきなのか考えてみましょう。
「色々あるけど、好きな部分が多いし我慢する」と選択したなら、デメリットを受け入れた上で前向きに仕事に取り組むことがベストです。
反対に「好きな部分も多いけど、長く勤めるために不満を解決できるならしたい」と思う場合は、直属の上司に相談してみることをおすすめします。
相談する場合は不満をただぶつけるのではなく「自分が具体的にどうしてほしいのか」「どういった解決策を提案すれば受け入れてもらえるか」を事前に考えて、伝えてみましょう。
SNSなどで同業者に相談してみる
施設内で誰かに不満を話すと、解決に繋がる可能性があるというメリットがある一方で、話が広まる・不満を批判されるなどのリスクが高いのも事実です。
でも誰かにとにかく話を聞いてほしい…
そんな時には、SNSなどで同じ介護の仕事をしている人に向けて、疑問や不満を発信してみることがおすすめです。
例えば「介護の仕事が精神的につらい」などと発信すれば、その発言をみたユーザーがコメントしてくれることもあります。
職場以外で、介護業界の人と繋がることができ、いままで出会わなかったような新しい視点がみつかるかもしれません。
ただし、SNSであっても不適切な発言はリスクが伴うため、他者を傷つけるような発言には気をつけましょう。
転職を検討してみる
どうしても職場への不満が解消できない場合は、転職を検討してみるのもひとつの手です。また、転職を希望する際に「自分は新しい職場でなにを求めるのか」を明確にしておきましょう。
自分が求める条件を曖昧にしたまま転職を決めてしまうと、また同じ不満にぶつかってしまうかもしれません。
【見極め方】環境が良い介護施設へ就職をする方法
転職や就職をする場合、より環境や条件の良い介護施設にたどり着きたいものです。
そこで、環境が良い介護施設へ就職をする方法や見極め方をまとめました。
- 見学や面接の際にスタッフの様子をチェック
- 施設の口コミを確認
- ハローワークに相談する
- カイテクに登録して単発バイトをしてみる
以下で詳しく解説していきます。
見学や面接の際にスタッフの様子をチェック
見学や面接の際に、介護施設の様子をみるチャンスがあればラッキーです。
施設内の様子をチェックできる場合に、確認しておきたいポイントは以下になります。
- スタッフ同士の連携の様子はどうか(険悪な空気、あるいは無駄話はないか)
- 全体的な雰囲気(スタッフが明るく挨拶するなど)
- 利用者への対応の様子(スタッフの笑顔が多いか・コミュニケーション時の口調はどうか・笑顔が多いか・利用者が自由に過ごすことを尊重した雰囲気か)
- 清潔感はあるか(掃除は行き届いているか)
施設見学の際に、チェックできる部分には限界がありますが、空気感や対応の仕方は特にチェックしたほうが良いポイントです。
施設の口コミを確認
最近では、転職サイトなどで介護職員が記載した口コミをみることができます。
実際にその現場で働いていた職員の感想をみることができるため、デメリットな部分も事前に把握することが可能です。
施設の職員の意見や本音が知りたい方は口コミのチェックがおすすめです!
ハローワークに相談する
色々な介護施設を紹介してもらいたい場合は、ハローワークの利用がおすすめです。
ハローワークに、多くの求人情報が集まるため、相談すれば希望条件に合った施設を探すことができます。
求人情報に虚偽があった場合にもハローワークが対応してくれるケースが多く、安心して就職活動をすることが可能です。
カイテクに登録して単発バイトをしてみる
介護施設の求人は見れても実際なかに入ってみないとわからないことってありますよね。
そこでおすすめなのが、介護の単発バイトです。
介護施設の単発バイト求人は、一般的にはあまりありません。しかし、介護単発バイトアプリ「カイテク」に登録すれば、単発でのバイトを募集している介護施設の検索が可能。
カイテクは面接なし・給与即金の介護単発バイトアプリです。
現在、100,000人以上の介護士、介護福祉士など介護の有資格者が登録しています。
- 面倒な手続き不要:面接・履歴書無し!
- 給与は最短当日にGET:アプリで申請・口座に振込!
- 転職にも利用できる:実際に働いて相性を確認!
- 専門職としてスキルアップ:様々なサービス種類を経験!
アプリ内で良さそうな介護施設を見つけたら、単発バイトに挑戦してみましょう!施設と合わない場合でも単発であるため、あと腐れなく安心して働いてみることができるでしょう。
\ インストールから登録まで5分! /
介護は大変なことも多いが工夫次第で乗り切ることができる!
介護の仕事は人との関わりによる素晴らしい出来事に出会える反面で、大変に感じることも多くあります。しかし、工夫次第で乗り切ることは可能です。
どうしても悩みや不満が払拭できない場合には、本記事を参考に転職を検討してみることをおすすめします。
介護業界で長く勤めるためにも、自分に合った解決策を考えてみましょう!