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お月見やスポーツ大会!9月の介護レクリエーションについて紹介

介護施設のレクリエーションは、季節のイベントに合わせた内容を企画すると利用者に喜ばれることが多いです。

暑い季節が終わり、秋が始まる9月は、お月見や敬老の日があります。また、読書の秋やスポーツの秋とも言われる季節です。

9月は、具体的にどのような介護レクリエーションがあるのでしょうか?

今回は、9月におすすめの介護レクリエーションをご紹介します。

高齢者に喜ばれるアイデアがたくさんありますので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

介護レクリエーションのネタとなる9月のイベントや記念日

9月の介護レクリエーションの参考となるイベントや記念日についてご紹介します。

お月見

9月は十五夜があることから、お月見がおこなわれます。

十五夜とは旧暦で8月15日のことを指し、新暦では9月中旬あたりになります。また、中秋の名月とも呼ばれ、1年のうちで最も美しい月が見られる日とされており、お団子をお供え物とする風習がある日です。

平安時代に中国から伝わり、当時は貴族が嗜む風習でした。一般的にお月見の風習が広まったのは、江戸時代になってからと言われています。

敬老の日

毎年9月の第3月曜日にあたる祝日が敬老の日です。

敬老の日という名称は日本独自になりますが、海外にも似たような祝日が設けられています。アメリカやイタリアでは「祖父母の日」があり、イギリスでは100歳の誕生日にイギリス女王からバースデーカードが届きます。

高齢者を敬う気持ちを高めることができる日となっています。レクリエーションに取り入れる際には、介護施設の利用者に対しての敬う気持ちや感謝の気持ちが伝わるような企画を立てると喜ばれるでしょう。

読書・スポーツ・食欲の秋

9月は飽きの始まりの季節となっており、「読書の秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」と言われることが多いです。このことから、読書・スポーツ・食欲に関する企画を、介護レクリエーションのヒントとして取り入れると良いでしょう。

何か新しいことを始めるきっかけとなるかもしれません!

元々、読書やスポーツ、食べることが好きな人も多いですから、レクリエーションだけでなく日頃の会話のヒントとすることもおすすめです。

お月見がテーマの介護レクリエーション

お月見をテーマとする介護レクリエーションの内容や効果についてご紹介します。

みんなで作る達成感「お団子作り」

9月の十五夜にちなんで、お団子作りを介護レクリエーションに取り入れてみましょう。

利用者同士や職員と一緒に協力して作るため、達成感を感じることができます。

介護レクリエーションの目的の1つに、生活の質を向上があります。お団子作りを通して、達成感を感じることで心のケアにつながり、生活の質を高めるという部分に効果的です。

お団子作りを実施する際には、高齢者の喉に詰まらせないように、安全に食べられるような工夫が必要になります。小さいサイズで作ったり、串を使用せずに食べると良いでしょう。

手先を使い脳を刺激する「うさぎや月の装飾作り」

お月見のイメージとなる、うさぎや月の装飾を作る介護レクリエーションです。

装飾作りは、手先を使うため脳が刺激されます。手指機能の向上や認知症予防に効果的なレクリエーションです。折り紙でうさぎや月を折ったり、絵を描くのも良いでしょう!

施設の壁面に出来上がった作品を飾ることで、一気に雰囲気を変えることができます。このような工作レクリエーションには、季節を感じられるものを取り入れることで、より効果的になります。

呼吸機能の維持や改善に効果的「お月見に関する歌を歌う」

お月見に関連する歌を歌う介護レクリエーションです。

この介護レクリエーションは、声を出して歌うことで呼吸機能の維持や改善に効果的となっています。

高齢になるとともに、呼吸機能が低下しやすくなります…歌を歌うことで、自然に呼吸機能をトレーニングすることができます!

お月見の歌としては、「月」や「うさぎ」があり、ゆっくりとした曲調です。高齢者も歌いやすい歌であり、季節感のある曲となっています。

敬老の日がテーマの介護レクリエーション

敬老の日をテーマとした介護レクリエーションの内容と効果についてご紹介します。

コミュニケーション交流「職員の特技を披露する」

利用者が実際におこなう工作や料理レクリエーションではなく、職員が特技を披露する場をレクリエーションの時間に設けてみましょう。

敬老の日ということで、利用者に見て楽しんでもらう企画です。準備が必要になりますが、意外な特技を知るきっかけとなり、よりコミュニケーションを深めることができるでしょう。

介護レクリエーションは、心のケアも大事な目的となります。喜んでもらえるようなプログラムを用意しましょう。

外部の人々と交流「近隣の保育園や幼稚園からの慰問」

敬老の日にちなんだコミュニケーション交流として、近隣の施設の子どもとふれあう機会をレクリエーションの時間に設けてみましょう。

事前に保育園や幼稚園との連携を取り、計画を立てる必要がありますが、近隣の人々と交流を持てる良い機会となります。

外部の人が介護施設や事業所に慰問するレクリエーションは、いつもと違った内容や雰囲気で、利用者の気分転換にも効果的です。

喜ぶ顔が見られる「利用者へプレゼントを渡す」

上記の「職員の特技披露」や「近隣の施設から慰問」に追随する内容になりますが、利用者へのプレゼントも準備してみましょう。

敬老の日ということで、高齢者を敬う気持ちや感謝の気持ちをプレゼントにして渡します。高価なものを準備する必要はなく、心を込めたプレゼントが良いでしょう。

利用者の似顔絵や折り紙で作ったリースなどがおすすめとして挙げられます。

慰問が実施されるのであれば、このようなプレゼントも事前にお願いしておくのもいいかもしれません。

秋がテーマの介護レクリエーション

9月が秋ということで、読書の秋・スポーツの秋・食欲の秋にちなんだ介護レクリエーションの内容や効果についてご紹介します。

手指機能の維持や向上「しおり作り」

読書の秋にちなんだ、しおりを手作りする介護レクリエーションです。

しおりの種類は、縦長の本の間に挟むものや、本の左上に挟む三角状のものがあります。利用者の好みに合わせて、どちらを作るか決定すると良いでしょう。

絵柄が付いた折り紙やシールなど様々な道具を準備し、デザイン豊富なしおりが作れるように準備することがおすすめです。

しおり作りは、折ったり切ったりするため、手指機能の維持や向上に効果的な介護レクリエーションとなっています。出来上がったしおりは、読書のときに使えるため記念となります。

身体と頭の体操「ボッチャでスポーツ大会」

スポーツの秋にちなんで、ボッチャという球技でスポーツ大会を実施してみましょう。

ボッチャとは、パラリンピックの正式競技となっており、身体機能に障害がある方も楽しめるスポーツです。

ボッチャは、ボールを投げる競技であり、自分のチームのボールをどのようにジャックボールに近づけるか考える、身体や頭の体操になる運動となります。介護レクリエーションに取り入れる施設や事業所が増えています!

準備する物もボールやコートのラインを作るテープなど簡単な物でできるため、介護レクリエーションにおすすめです。

脳への良い刺激「おはぎ作り」

食欲の秋にちなんだ、おはぎを作って食べる介護レクリエーションです。手を使って作ることで、脳を刺激することができます。みんなで料理をして食べることで、より美味しく感じられます。

介護レクリエーションに取り入れることで、昔作った記憶を思い出したり、懐かしい味を感じることもできるため、脳にとって良い刺激となります。

9月は新しいことを始めるきっかけを作ってあげよう

9月秋の始まりとなる季節であり、読書の秋・スポーツの秋・食欲の秋とも言われます。

介護レクリエーションは、このようなことをヒントにしたり、季節の行事を参考にすると良いでしょう。何かを新しく始めるきっかけとなるかもしれません。

今回ご紹介したような企画を参考にしてみてください。

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