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【妊婦は正直迷惑?】介護職として働く際の注意点まとめ

結婚して5年目。そろそろ子どもが欲しいけれど、職場に迷惑かけないかしら?

妊娠したまま働き続けられるかな?経済的に専業主婦になるのは厳しいし・・・。

あなただけではなく、働く女性の多くがこのようなお悩みを抱えています。結論から申しますと、自分の人生を優先しましょう!

職場はえり好みさえしなければ無数にあります。子どもが育ってからの職場復帰、社会復帰も十分可能です。

出産できる年齢やご家族と一緒に過ごせる時間を含め、あなたの人生は一度きりしかありません。また、今の職場に尽くしたからと言ってあなたの人生に対して責任を負ってくれる、なんてこともありません。そのため、まず優先すべきは自分自身。子どもが欲しいのであればその意志を優先すべきなのです。

そうはいっても気を付けるべきことはたくさんあります!

今回では、妊娠したまま働き続ける際に気を付けるポイントや妊婦が対応しない方が良い仕事、利用できる経済制度などについて解説します。

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目次

やっぱり妊婦は迷惑?

  • 女性が妊娠するとそのまま働き続けるか
  • 産休・育休を取得するか
  • あるいは仕事を辞めるか

こちらの3択になります。

いずれのパターンであっても、職場は何かしらの対応をしなくてはならないため、迷惑に感じる人は少なからずいます。しかし、それはあなたが気にすることではありません。

あなたにとっては、仕事よりもあなたの人生の方がずっと大切です。あなたが最優先に考えるべきなのは自分のことや家族のことなのです。

もし子供が欲しいと思ったら、遠慮せずに職場の人にしっかり伝えましょう!

妊娠したままでも働ける?

妊娠したままでも介護士として働けるのでしょうか?

結論から申し上げますと、力仕事など一部やらない方が良い業務はありますが、働くこと自体は可能です。

どの業務ならできそうか、体調が悪くなったときどうするかなどはあらかじめ上司と相談しておきましょう。

妊娠したことはいつ伝える?

妊娠したことがわかったらすぐに産婦人科と上司に連絡しましょう。

「まだ大丈夫」と連絡を遅くすればするほど、流産などのリスクが高まってしまいます。

妊婦でもできる仕事3選

妊婦でもできる仕事、妊婦はやらない方が良い仕事をそれぞれ紹介していきます。

とはいえ、職場や妊娠してからの期間、体調などによって変わってくると思いますので、上司や主治医と相談した上で自分に無理のない範囲で働くようにしましょう。


トイレまでの誘導

トイレや寝室、病院などへの付き添いは妊婦でも対応してOK。

トイレですと付き添うだけでなく、脱がせる・便座に座らせる・穿かせるなどの動作がありますが、それらは力仕事になるためおすすめしません。

あくまでも付き添う、同行するだけにとどめておきましょう。

簡単な掃除や調理

簡単なものには限られますが、掃除や調理も大丈夫な場合が多いです。掃除の場合、重いものを運ぶのは良くないですが、掃除機をかけることなどはできるでしょう!

買い物や洗濯については本人の体調によって対応できるかどうか変わってきますので、主治医や上司と相談して決めましょう。

事務作業

訪問しての仕事は多岐に渡り、力仕事も含まれることが多いです。そのため妊娠期間中は事務室にこもり、書類作成などの事務作業に徹する、という手もあります。

契約内容を見直す必要が出てくる可能性が高いため、早めに上司に相談しましょう。

妊婦はやらない方が良い仕事4選

前項では妊婦でもできる仕事を紹介してきました。

ここでは反対に妊婦がやるべきでない仕事を4つ紹介します。

入浴介助

入浴介助、つまりお風呂でのサポート業務になります。こちらは利用者を立たせる、持ちあげるなどの力仕事があります。

妊婦は、自分ではいつもと同じと思っていても実はそうでもない、ということもあり、大変危険です。

対応しない、あるいは他の介護士と協力して行うなどの工夫が必要です。

移乗介助

車に乗せるのも、当然利用者の体を持ちあげますから危険です。

病院に連れて行く際などは別の人と交代するか、2人以上でやるようにしましょう。

排泄介助

お風呂と並んで力仕事になりやすいのが排泄介助、つまりトイレでのサポート業務です。お風呂とは違い、一日に何回も行く(介助する必要がある)ものですのでかなりの負担になります。

一回では負担がそんなに気にならなくても、知らず知らずのうちに負担が蓄積していますので他の方に対応してもらうようにしましょう。

夜勤

夜勤も身体に負担がかかるためNG。

妊娠中、育児中は健康的な生活リズムを崩さないようにしましょう。

妊娠中・出産後、安全に働き続ける5つのコツ

妊娠中や出産直後は自分のため、お子さんのためにも自宅で安静にしているのがベストです。しかし、中には経済的理由などから働く場合もあるでしょう。

そのようなとき、安全を保って働くコツを5つ紹介します。

無理をしない

絶対に無理をしないこと。これはどんな仕事をする場合でも言えます。

いくらお金のためだからといって、無理をして自分の身体を壊してしまったり流産などになってしまったりしたらそれこそ本末転倒です。特に、妊娠初期のうちは元気でも、時間が経つにつれて体調は変わってきます。

個人差がありますので、少しでも厳しいと感じたらすぐに上司に報告しましょう。

職場の理解を得る

上司の理解を得るのはもちろんのこと、同じ介護士として働いているメンバーにも話は通しておきましょう。一時的にでも交代してもらったりサポートしてもらったりするのになにも事情を知らせないのは良くありません。

同じ女性同士、特にお子さんのいる女性ですと自分の気持ちを理解してくれる可能性が高いです。

勤務時間を短くする

妊娠していると体力も落ちるもの。知らず知らずのうちに落ちていることが多いため、気づかないうちに無理をしてしまうこともあります。

妊娠報告をしたらしばらくはフルタイムでの出勤を避けましょう。

業務を減らす

先ほどお伝えした通り、妊婦には対応しない方が良い業務があります。対応する業務を減らすことも大事です!

体調が急に悪くなったらすぐ連絡する

仕事中、急に体調が悪くなったらどうするかということはあらかじめ決めておきましょう。

上司に連絡、救急車を呼ぶ、家族に連絡するなど…

妊婦が利用すべき4つの経済制度

出産や育児にはお金がかかるため、お金のためにどうしても働かなければいけないと感じている妊婦も多いことでしょう。しかし、妊婦では対応できる業務に限りがありますし、時間的にもフルタイムは厳しいのが現実。

そこで、ここでは妊婦が利用できる経済制度を4つ紹介します。

いずれも便利な制度ですので、受給対象になっている方はぜひ利用してください!

出産一時金

出産一時金は、健康保険に加入している人であれば誰でも利用できる制度です。

協会けんぽ(全国健康保険協会)に申請すると、お子さん1人につき最大42万円まで受け取ることができます。

詳しくは協会けんぽの公式サイトをご覧ください。

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3280/r145

出産手当金

出産手当金も協会けんぽより支給される制度です。

出産前後に会社を休み、給与がなかった場合に被保険者に振り込まれます。

詳しくは協会けんぽの公式サイトをご覧ください。

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g6/cat620/r311/

育児休業給付金

育児休業給付金とは、いわゆる育休手当のことです。雇用保険の被保険者が育児休業を取得した際に受け取れる手当金になります。

基本的に、事業主は申請を断ることはできません。

育児休業給付金の詳細については、厚生労働省のホームページのQ&Aをご参照ください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000158500.html

失業保険

失業保険は正式名称を雇用保険と言います。失業保険は「会社を辞めた」場合に受給できる制度です。

ハローワークに離職票を持って行き、申請すれば受給できます。4つの制度やその他、地域ごとの制度もたくさんあります!

いずれも受給資格があったり申請先まで足を運ぶ必要があったりします。そのため、出産ギリギリに焦って申請するのは良くありません。

比較的元気なうちに調べたり申請するようにしましょう。

無理をせず、自分の体調を優先しよう

基本的には働かず、自宅で安静にしているべきです。そうはいっても、出産や育児にはお金がかかりますし、今の職場で働き続けたいと思う人も多いでしょう。

ただし、絶対に無理は禁物!まずは自分の身体、お子さんの命を最優先に考えるようにしましょう。

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