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ミスを未然に防ぐ!看護師のための取り返しのつかないミス対策

  • 取り返しのつかないミスってどういうこと?
  • 取り返しのつかないミスを起こして看護師をやめないといけなくなるのではないか
  • 取り返しのつかないミスを起こさないためにどう行動したらいいのか

このような不安を抱いて働いている方はいませんか?

看護師の仕事は、ミスが許されないことばかりですよね。

取り返しのつかないミスを起こしてしまうことで、看護師という仕事をできなくなってしまう危険性があります。

取り返しのつかないミスを起こさないためにはどのような行動を取ったらいいのでしょうか?

看護師がミスを起こしやすい場面から、ミスを起こさないための具体的な行動を知り、自分の課題が明確にすることができます。

取り返しのつかないミスを起こさないための行動をし、看護師としても成長できるようになりましょう!

目次

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看護師がミスを起こしやすい場面

看護師は、患者さんの命を守る職業であり、ミスは許されません。

ミスを起こしやすい場面とはどう言う状況でしょうか?

以下の6つが考えられます。

  • 時間に追われて焦ってしまっている時
  • 人数がギリギリ
  • すぐに報告・連絡・相談ができない状況
  • 疲労が蓄積されている
  • 医師の指示が急に変更された時
  • ルーティーンワーク

具体的な状況から、ミスを起こさないように何をすべきかを明らかにしましょう。

この6つについて詳しく解説します。

時間に追われ焦ってしまっている時

看護師の仕事では、時間通りに行わないといけないことが多くあります。

検査や手術においても予約制となっているため、遅れることにより他の患者さんや他部署にも迷惑をかけてしまいます。

点滴などの薬剤投与の時間も決まっていることがあり、時間管理が重要となります。常に時間に追われてしまう状況にあると言えます!

間に合わないと焦ってしまうことで取り返しのつかないミスを起こしてしまう危険性があります。

人数がギリギリ

看護師は、ただでさえ人手不足と言われています。また、欠勤により人数が少なくなることで、一人においての業務の量も増えてしまいます

人数がギリギリで余裕がないことで、心身ともに負担が増え、取り返しのつかないミスを起こしてしまう状況になってしまうのです。

すぐに報告・連絡・相談ができない状況

業務中に先輩や同僚に報告・連絡・相談ができない状況が発生した時に、取り返しのつかないミスを起こしてしまう危険性があります。

人数がギリギリであることで報告・連絡・相談する余裕がなくなってしまいます。

人間関係の問題で相談しにくいと感じて相談できずにそのままにしてしまうと、後々ミスにつながってしまいます。

疲労が蓄積されている

看護師の業務は、日勤だけではなく夜勤や早出、遅出などの変則勤務があることで生活リズムを崩し疲労が蓄積されてしまいがちです。

疲労が蓄積されることで注意力散漫になったり、業務に集中できなくなったりすることでミスを起こしてしまう危険性があります。

医師の指示が急に変更された時

看護師は、ただでさえ人手不足で業務負担が多い中、タイムスケジュールを組んで業務をこなしている状況と言えます。

医師の指示が急に変更された時にミスを起こしてしまう危険性があります。

  • 薬剤の内容変更
  • 検査時間や内容の変更
  • 家族への病状説明時間の変更

などを調整する場合に、余裕がなくなり他の業務に支障をきたしてミスを起こしてしまいます。

ルーティーンワーク

いつもやっているルーティーンワークも注意しないとミスを起こしてしまう危険性が隠れています。

それは、いつもやっているからこその「思い込み」からの確認不足、報告・連絡・相談が不足することでのミスと言えます。

ミスを起こした時にどう向き合うのか

看護師でも、完璧な人はいません!人は間違えるのです…

ミスを起こした時にどう向き合うか、具体的な3つの行動があります。

  • 自分の意行動を振り返る
  • ミスの原因や問題点は何か
  • 自分の課題は何か

ミスを起こしてしまったことに対して、解決方法につなげましょう!

それぞれ解説します。

自分の行動を振り返る

ミスを起こしてしまったら、またはミスを起こそうとしたら、まずは自分の行動を振り返りましょう。

ミスを起こしてしまった原因や問題点についてチームとして振り返ることも効果的です。

  • 自分の気持ちが焦っていたのか
  • 業務の負担が多かったのか
  • 疲労が蓄積されていたのか

一つ一つを振り返り、2度目のミスを起こさないようにしましょう。

振り返るからと言って自分を責めないで良いことを覚えておきましょう!

ミスの原因や問題点は何か

ミスの原因や問題点は何かを明確にすることで、次のミスを起こさないような行動をとることができます。

業務負担が多ければ、同僚や先輩、上司に相談して負担を軽くしてもらいましょう!

医師の指示が急に変更された場合では、変更された内容について看護師同士でダブルチェックを何度も行い、間違えがないか確認することも解決策の一つです。

たとえ小さなミスだったとしても、原因や問題点を明確にすることを繰り返すことが重要です。

自分の課題は何か

ミスを起こしてしまった時には、自分の課題は何かを明確にすることも重要です。

  • すぐに焦ってしまうのか
  • 他の看護師とのコミュニケーション不足なのか

自分の課題は何かがわからなければ解決策も見つかりません。

「職場が忙しすぎるから」「人間関係が悪いから」といった、周囲のせいにしてしまうのは良くありません。

まずは自分でミスを防ぐ方法を考えて実行するようにしましょう!

ミスを起こさないための具体的な行動

ミスを起こしやすい場面から、今後ミスを起こさないためにはどうしたら良いのでしょうか?

具体的な行動は、以下の6つがあげられます。

  • 与薬・点滴に関すること
  • 患者さんに対すること
  • 医師の指示変更に関すること
  • 疲労解消のために、休養と自分の時間を作る
  • 医療機器への対応
  • ルーティーンワークでもダブルチェックと声出し確認

具体的な行動は、すぐに今からできることと言えます!

それぞれ解説します。

与薬・点滴に関すること

与薬・点滴に関することでは、看護学校においても学んできた「与薬原則の6R」を思い出しましょう。

  • 正しい患者
  • 正しい薬物
  • 正しい目的
  • 正しい用量
  • 正しい方法
  • 正しい時間

確認する際には看護師2名でダブルチェックと指差し確認してミスを防ぎます。

患者さんに対すること

患者さんに対することでは、同姓同名だったり、同じ部屋の患者さんでの間違えも起きがちです。

薬剤、検査、手術などにおいて、看護師側から「○○さんですね?」と声をかけると患者さんは理解されないまま「はい」と返答されることがあります。

患者さん自身に氏名を名乗ってもらうことで、ミスを未然に防げます。

転倒や転落、点滴抜去において確認不足や観察不足とならないようにしましょう!

医師の指示変更に関すること

医師の指示が変更された時には、他の看護師2名以上でチェックしましょう。

 声出し、指差し確認が効果的です。この確認の際に、他の看護師に変更後の業務などを相談することもできるでしょう。

医師の指示変更について不明な点や不安なことがあれば、医師にたずねることも解決策の一つと言えます。

医師がどうして指示を変更したか、医師の考えを理解することができ、学びにつながります。

疲労解消のために、休養と自分の時間を作る

疲労解消のためには、休養と自分の時間を作ることも大切です。疲労が蓄積され体調不良となってはいけませんので、しっかりと休養をとるようにしましょう。

自分の時間を作ることで業務以外のことを考える時間となり、ストレスも軽減されます。

医療機器への対応

看護師は、人工呼吸器や輸液ポンプ、シリンジポンプなど多くの医療機器を取り扱います。人工呼吸器であれば、回路のリークや接続ミス、抜管がないか定期的にチェックします。

輸液ポンプ、シリンジポンプの設定ミスや電源の入れ忘れもあります。これらの医療機器はアラームにより対応できることもありますが、アラームを頼りにするだけではなく頻回にチェックするようにしましょう。

医療機器に対する扱い方が理解できていないこともミスの原因となります。

医療機器に関する学習や研修を受け、取り扱い方法を理解することがミスを起こさない対策です。

ルーティーンワークでもダブルチェックと声出し確認

インシデントの中で、看護師自身のヒューマンエラーもあげられます。何度も行っている業務だったとしても、「思い込み」や「慣れ」によりミスを起こしてしまいます。

必ず、他の看護師と2名でダブルチェックをして、声出し確認をするようにしましょう。

ミスにうまく向き合い、自分の課題を見つけて成長しましょう

人間は誰でもミスを起こしてしまいます…看護師においても同じです!

もしミスを起こしてしまっても、そのミスにうまく向き合い、自分の課題を見つけることで解決策が見えてきます。あとは、この課題による解決策を実行することで看護師としても人としても成長できるでしょう。

ミスを起こしそうになった時も同じです。一人で考えて悩まず、他の看護師と相談しながらダブルチェックすることクセをつけることが大事です。

これらのことから、看護師としても成長できるキッカケでもありますので、自分を責めずに、解決していきましょう。

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