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【第一印象を良くしよう!】看護師が身だしなみを気にする理由とは?

医療現場で働く看護師は、看護に関する知識や技術だけでなく接遇スキルも求められることが多々あります。現場で身だしなみや言葉遣いなど接遇に関することを指摘されたことがある方も多いのではないでしょうか。

なぜ、看護師は身だしなみを含む接遇が求められるのでしょうか?

今回は、看護師の接遇の重要性や印象を良くするための方法についてご紹介します。

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目次

看護師に接遇(身だしなみ・言葉遣い等)が求められる理由とは?

看護師は、看護スキルだけでなく、身だしなみや言葉遣いなどの接遇スキルも求められる職業です。

接客業ではない看護師が、なぜ接遇を厳しく言われるのでしょうか?

こちらでは、看護師に接遇が求められる理由についてご紹介します。

職場で関わる人とのコミュニケーションを円滑にするため

身だしなみや言葉遣い等、接遇スキルを高めることで、同じ看護師同士や医師、患者さんといった職場で関わる人とのコミュニケーションが円滑化が図れます。

医療の現場では、コミュニケーションが必要とされる場面が多々あります。

看護師としての知識や技術ももちろん必須ではありますが、それだけでは適切な医療を患者さんに提供することは難しいです。接遇面を良くすることで、相手へ与える印象が良くなり、信頼関係を築いていけるようになります!

患者さんへはもちろんですが、同じ職場で働く人たちに対しても身だしなみや言葉遣い等に関して気をつけなければならないということを意識しておきましょう。

患者さんに安心して医療を受けてもらうため

看護師が接遇スキルを高めることで、患者さんから高い信頼感を得ることができます。

病院で検査や治療等を行うことに不安を感じている患者さんも多くいらっしゃいます。そのようなときに、接遇がなっていない看護師に対応されると、増々不安な気持ちが大きくなってしまうでしょう。

治療を拒否されてしまう可能性もゼロではありません。

先程も述べたように、接遇面を意識することでその人との信頼関係に大きく影響していくものです。

安心して医療を受けてもらうためには、患者さんからの信頼度を高める必要があります。

病院全体のイメージに繋がるため

看護師のイメージは、病院全体のイメージへと繋がります。

患者さんの受付から見送りまで対応する看護師は、病院の顔とも捉えられます。 結果的に、接遇が良い看護師が多いとなると、病院の評判も良くなります。

接遇が悪い看護師がいると「あの病院は感じ悪い」「あの病院には行きたくない」と悪い評判が広まってしまいます。

看護師の接遇によって、患者さんやご家族からクレームが入ることもあり、大きなトラブルに発展してしまうことも少なくありません。

医療の技術だけでなく、身だしなみや言葉遣いに関するスキルも必須であると言えるでしょう。

看護師の接遇で発生するクレーム例

看護師の接遇が原因となって患者さんやご家族から病院側にクレームが入ることもあります。

こちらでは、看護師の接遇で発生するクレームの例を病棟と外来のケースでそれぞれご紹介します。

病棟の場合

入院している患者さんに対して、失礼な接し方や尊厳が感じられない対応に不信感を募らせる例が多いようです。

具体的なクレーム例は以下の通りです、

  • 家族がいる前にもかかわらず、無言で患者本人の身体に触れる処置を行なっていた
  • 言葉遣いが悪い、馴れ馴れしい態度だった
  • ナースコールをすると面倒臭そうな受け答えをしていたので、呼びにくい
  • 病室から移動する際の説明が不十分だった

病棟勤務の場合は、ほぼ毎日患者さんと顔を合わせるため、距離感が近くなりやすいです。親しみを込めて接することは大切ですが、患者さんやご家族への尊厳の心が保持しなければなりません。

日頃の言葉遣いや対応に失礼がないように心がけましょう!

外来の場合

外来勤務の場合は、スピーディーさも求められるため接遇面にまで注意を向けられていないケースが多いようです。

具体的なクレーム例は以下の通りです。

  • 受付をした際の挨拶がなく、雑な対応を受けた
  • 患者の前をバタバタと走っていた
  • 長く待っていたのにもかかわらず、「お待たせしました」とお詫びの言葉がなかった

病棟とは違い、初診で来院したり体調が良くなったら来院しなくなるため、病院の顔として認識されることが多いです。看護師の印象が、病院の印象として捉えられやすく、接遇スキルが求められます。

業務が忙しくても、余裕を持って丁寧に対応するように心がけましょう!

看護師の身だしなみのポイント

看護師は、他の職業と比べても身だしなみが厳しいと感じている方も多いでしょう。

清潔感を重視すべき仕事である以上、頭から足元まで細かく身だしなみを注意しなければなりません。

こちらでは、看護師の身だしなみのポイントについてご紹介します。ご自身の普段の身だしなみが適しているかを確認しながら、チェックしてみましょう。

髪型・髪色

男性も女性も髪型はきれいにまとめるようにしましょう。

女性の場合は、長い髪は一つにまとめたりお団子にします。短い髪の人もボサボサにならないように綺麗に整え、目にかかる場合はヘアピンで留めるようにします。

男性の場合は、短髪でスッキリと清潔感のある髪型が適しています。また、髪色は暗いカラーが望ましいです。もし、髪を染めたい場合は、明るすぎないブラウンを選びましょう。

髪型や髪色で、その人の印象が大きく変わります。

患者さんやご家族から高い信頼を得るためにも、業務に入る前に髪が乱れていないかを鏡でチェックするようにしましょう。

メイク

女性の場合は、メイクも注意しておくべきポイントがあります。看護師は清潔感が大切ですので、ナチュラルメイクがおすすめです!

マスクをしていると目元が強調されやすいので、アイメイクが派手にならないように気をつけましょう。

アイシャドウはブラウンやベージュといったナチュラルなカラーで、アイラインやマスカラが濃くならないようにします。リップは、薄いピンクやベージュといったカラーが適しています。

マスクにリップがつくことも多いので、色味のあるリップクリームのみでも良いでしょう。また、薄いピンクのチークを少し入れることで、顔色がよく見えるので印象が良くなります。

服装

看護師は、ナース服を着用していますが、乱れがないか正しく着用しているかを確認しましょう。汚れやシミ、しわなどがないように綺麗な状態を保つことが大事です。

ナース服は、白や薄いピンク、水色というように淡い色が多いので、汚れはすぐ目立ってしまいます。汚れが付着しているとだらしない印象を与えます。

大事な制服ですので、丁寧に扱うようにしましょう!

足元

足元は意外と人からよく見られている箇所になります。ナースシューズは主に、サンダルタイプやスニーカータイプがあります。

スニーカータイプを着用している場合は、踵を踏まないように綺麗に履くようにしましょう。また、日々の忙しい業務で、シューズは汚れやすくなります。

汚れや臭い対策を行い、ある程度年数が経ったら新しいものに買い替えることをおすすめします。

持ち物

看護師は、ペンや時計、医療用ペンライトなど様々なアイテムを持ち歩いています。業務時に持ち歩く以上、看護の場に適した安全で清潔感のあるものを選ぶようにしましょう。華美なものではなくシンプルなデザインが望ましいです!

小児科など子どもと接する機会が多い職場の場合は、キャラクターや可愛らしいデザインもおすすめです。

職場によって必要なアイテムが異なりますので、就職前にきちんと確認しておきましょう。

そのほか(アクセサリーや香水、ネイルなど)

身だしなみは、髪型や服装などの他にも注意すべきポイントがあります。アクセサリーや香水、ネイルなどの細かい部分も看護の場に適しているのか確認しましょう

看護師の仕事をするうえで、アクセサリーは不要です。

患者さんの身体を傷つけてしまう恐れもあるので、おしゃれはプライベートの時間に楽しみましょう。香水やネイルももちろん適していません。

美容やおしゃれに興味があるという方は、美容クリニックや美容皮膚科もおすすめの職場です。

看護師が注意すべき5つの接遇

接遇と一言で言っても、多くの種類があります。

看護師として注意すべき接遇は、主に5つあります。こちらでは、1つずつどのような点に気を付ければ良いのか、詳しくご紹介します。

身だしなみ

髪型から爪、足元まで細かく注意すべき項目があります。どのような部分に注意すべきなのかは、上記の内容を確認してみましょう。

出会ってから数秒で第一印象が決定づけられるものです。身だしなみが整えられていると、相手へ好印象を与えることができます!

看護師の身だしなみに関しては、全体で共通する部分も多いですが、職場の規定を確認して細かい部分も注意を払っておきましょう。

言葉遣い

敬語を使うだけでなく、相手に不快感を与えない言葉遣いかどうかも大事なポイントになります。

頻繁に接している患者さんだと距離が近くなりやすいですが、あくまでも患者さんと看護師ということを念頭に置いて接することを心がけましょう。

子ども扱いするような言葉遣いをしてしまうと、不快に感じる患者さんもいます。また、堅すぎる敬語を使うと距離感があるという風に受け取られてしまうこともあります。

患者さん一人ひとりを尊重した言葉で接することが大事です。

あいさつ

接遇やマナーの基本中の基本である、あいさつも注意すべき項目です。「おはようございます」「こんにちは」というように時間帯に分けて使い分け、すれ違うときや目が合ったとき等も声を掛けます。

「お疲れさまでした」「お大事になさってください」といった最後の別れ際のあいさつも大事です。あいさつに始まりあいさつで終わるという基本的なことを行うことで、患者さんも安心して医療を受けることができます。

患者さんに対してだけではなく、ご家族や同じ職場で働く仲間に対しても同じように行いましょう!

態度

身だしなみや言葉遣いが丁寧であっても、態度が一致していなければ接遇が良いとは言えません。

会話をしているときの姿勢や目線の高さ等、相手を尊重した態度を取っているか振り返ってみましょう。看護師は激務であるため、早く終わらせなければと焦る気持ちが態度に表れてしまうこともあるかもしれません。

また、疲れから余裕を持てないこともあるでしょう。しかし、それを態度に表してしまうとプロとは言えません。

患者さん側の気持ちになって、どのような接し方が嬉しいかを考えてみましょう。

表情

表情も接遇において大事な項目になります。無表情や眉間にしわが寄っている人と接して良い気分になる人はいません。特に、看護師は患者さんに安心して医療を受けてもらうためにも、信頼関係を築く必要があります。

マスクをしていて目元しか見えないかもしれませんが、目の動きでも充分に表情が伝わります。相手に安心感を与えられる柔らかい表情で接するように心がけましょう!

声のトーンを意識すると、自然と表情が変わりますので、話しかける声色を注意してみてください。

電話対応

職場によっては、看護師が電話対応をするケースもあります。また、病棟勤務の場合はナースコールの応答も看護師の業務のひとつです。

相手の顔が見えない状態での対応だからこそ、声のトーンや言葉遣いなどに気をつけなければなりません。

最近は、電話対応が苦手という方も多いようです。先輩がどのように対応しているのかをよく観察し、わからないことがあれば質問するようにしましょう。丁寧に対応をすることを心がけていれば、顔が見えなくても誠実さが相手に伝わります。

場数を踏むことで慣れていきますので、積極的に対応をするようにしてみてください。

患者さんの第一印象が良くなるキーワード

患者さんに接するときに、次のキーワードを抑えた接遇を心がけると第一印象を良くすることができます。

こちらでは、患者さんが受ける第一印象が良くなるキーワードを4つご紹介します。

身だしなみや言葉遣い等どのように気を付けたらいいのか分からないと感じている看護師の方は、ぜひ参考にしてみてください。

清潔感

身だしなみに関しては清潔感が大事なキーワードとなります。客観的に見て、髪型や制服、爪、足元が清潔に整えられているのかをチェックしましょう。

清潔感のある人は、誰から見ても印象が良いです!

患者さんからの高い信頼を得ることができるでしょう。また、院内感染を回避するためにも、清潔感を保つことは重要視すべきポイントになります。

一人ひとりが清潔感を意識することで、患者さんからより高い信頼を得ることができるでしょう。

健康的

身だしなみやあいさつ等、健康的であることが医療現場においては特に求められます。明るく元気な印象が残ると、「良い看護師さんに対応してもらえた」と患者さんの気持ちも良くなります。

第一印象が後々の関係性に大きく影響していきますので、メイクや髪色等の身だしなみから気をつけてみましょう。

声を掛けるときの声色やトーンを意識してみると、健康的な印象を与えることができます。

安全で機能的

医療現場では、安全で機能的というキーワードも大切です。身だしなみを気をつける際に、相手にケガをさせてしまう可能性は含まれていないか細かくチェックしてみましょう。

安全で機能的な身だしなみであることは、自分を守ることにも繋がります!

自分の体に合ったサイズや形のものを身につけておくようにします。

TPO

その場所、場面に応じた身だしなみや言葉遣い等、TPOを意識してみましょう。医療現場に相応しい身だしなみを心がけることが大事です!TPOに合っていないと、明らかに周りから浮いた存在になってしまいます。

新人看護師の場合は、まだ分からないことも多いと思いますので、周りの先輩がどのようにしているのか参考にしてみるといいでしょう。

身だしなみや接遇スキルを高めてより信頼される看護師に

看護師は、患者さんや職場の人たちと円滑なコミュニケーションを取ることが大事であるため、接遇スキルも求められます。また、身だしなみや言葉遣い等の接遇面を意識することで、患者さんからの高い信頼を得ることに繋がります。

接遇に関するクレームによって、大きなトラブルに発展する可能性もゼロではありません。

看護師の印象は、病院のイメージに直結しやすいため、日頃から高い接遇力を身につけることが大事です。

自分の態度や言葉遣い等を振り返り、より信頼される看護師になるために接遇スキルも高めていきましょう!

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