【カイテクアンケートVol.3】初回勤務に踏み出せないあなたへ。7割以上が「安心できた」と答えたリアル調査結果を公開

初めてのスポット勤務は、「どんな職場なんだろう？」「自分でも対応できるかな…」と不安を感じる人がほとんどです。実際、今回カイテクユーザー181名にアンケートを行ったところ、約9割が初回勤務前に不安を抱えていたという結果になりました。しかし同時に、多くの人が「働いてみたら思ったより安心できた」「次も挑戦したい」と前向きな声を寄せています。

この記事では、介護職・看護職ごとに、初回勤務前の不安・解消のきっかけ・働いてみた感想などを詳しく紹介します。これから初めての勤務に踏み出そうとしている方にとって、リアルな利用者の声がきっと背中を押してくれるはずです。不安があるからこそ、まずは先輩ユーザーの体験をのぞいてみてください。

調査概要と回答者属性

このアンケートは、カイテク を通じて初めてスポット勤務をする人を対象に、「初回勤務の前後で感じた不安や実感」を把握するために実施されました。

• 回答数は 181名。
• 回答者の職種構成は以下の通りです。

職種	件数	割合
介護職	158名	約 87.3%
看護職	23名	約 12.7%

以降の分析では、介護職と看護職を分けて、それぞれの傾向を明らかにしています。

本記事では、アンケートの設問に沿って回答傾向を紹介。その後、当データから見えた「初回勤務をためらっている人」へのメッセージとして所感をまとめ、最後にカイテクのサービス案内を記載します。

初回勤務前に不安な点はありましたか？

まず、初回勤務前に不安を抱えていたかどうかを尋ねた設問です。

■ 全体（181名）

回答	人数	割合
はい	157名	86.7%
いいえ	24名	13.3%

■ 介護職（158名）

回答	人数	割合
はい	138名	87.3%
いいえ	20名	12.7%

■ 看護職（23名）

回答	人数	割合
はい	19名	82.6%
いいえ	4名	17.4%

回答者の約9割が初回勤務前に不安を抱えており、「初めてのスポット勤務」が大きな心理的ハードルになっていることが分かります。特に介護職は不安割合が高く、職場環境やスタッフの雰囲気など、現場に入るまで見えにくい要素が不安の背景にあると推測できます。一方で、看護職は専門性の高さから若干不安が少ない傾向が見られますが、それでも8割以上が不安を感じています。「不安を感じるのは自分だけではない」という事実が、これから初回勤務に挑戦する人の安心材料になるといえるでしょう。

初回勤務後、不安は解消されましたか？

続いて、実際に勤務したあと「不安が解消されたか」を聞いた項目です。

■ 全体（181名）

回答	人数	割合
はい	133名	73.5%
いいえ	30名	16.6%
そもそも不安はなかった	18名	9.9%

■ 介護職（158名）

回答	人数	割合
はい	116名	73.4%
いいえ	27名	17.1%
そもそも不安はなかった	15名	9.5%

■ 看護職（23名）

回答	人数	割合
はい	17名	73.9%
いいえ	3名	13.0%
そもそも不安はなかった	3名	13.0%

初回勤務を終えると、約4人に3人が「不安は解消された」と回答しています。特に介護・看護どちらも7割超が不安解消に至っており、現場に実際に入ることで「思っていたよりも大丈夫だった」という安心感を得ていることが分かります。一方で、解消されなかった人が一定数いる点は、受け入れ体制やコミュニケーション面など、施設側の課題も浮かび上がります。それでも全体としては、初回勤務は「不安が解消される経験」になるケースが圧倒的に多いと言えるでしょう。

初回勤務前、不安に感じていたこと

■ 介護職（158名）

不安項目	人数	割合
勤務先の雰囲気がわからなかった	110名	69.6%
スタッフとのコミュニケーションが不安	89名	56.3%
自分のスキルで対応できるか心配	72名	45.6%
道に迷う・遅刻が不安	62名	39.2%
業務内容がイメージできない	55名	34.8%
服装・持ち物が正しいか不安	36名	22.8%
トラブル対応がわからない	33名	20.9%

■ 看護職（23名）

不安項目	人数	割合
勤務先の雰囲気がわからない	15名	65.2%
スタッフと馴染めるか不安	13名	56.5%
業務内容がイメージできない	12名	52.2%
道に迷わないか不安	12名	52.2%
スキルで対応できるか不安	11名	47.8%
服装・持ち物が正しいか不安	6名	26.1%
トラブル対応が不安	4名	17.4%

介護・看護ともに「職場の雰囲気」「スタッフとのコミュニケーション」が最大の不安要素となっています。特に介護職では、業務の幅が広く現場によって差があるため、スキルや業務内容への不安が目立つ結果となりました。

看護職は業務の専門性から「事前情報不足」への不安が強く、アクセスや業務内容のイメージ不足も大きな要因と考えられます。初回勤務前の不安の多くは「情報の不足」から生まれており、事前知識やサポートによって軽減できることがわかります。

その不安はどのように解消されましたか？

■ 介護職（158名）

解消方法	人数	割合
現場スタッフが丁寧に教えてくれた	104名	65.8%
事前に勤務先情報を確認した	69名	43.7%
声かけ・雰囲気で安心した	70名	44.3%
実際働くとスムーズだった	69名	43.7%
アプリで業務内容を事前確認	45名	28.5%
事前に持ち物・服装を準備	44名	27.8%
口コミ・体験談で安心	45名	28.5%

■ 看護職（23名）

解消方法	人数	割合
勤務先情報をあらかじめ確認	14名	60.9%
現場スタッフの案内・フォロー	12名	52.2%
実際に働いたらスムーズだった	10名	43.5%
声かけで安心できた	9名	39.1%
アプリで事前に流れを確認	8名	34.8%
事前準備を徹底した	8名	34.8%
口コミ・体験談を参照	5名	21.7%

多くの人は「現場スタッフの丁寧なフォロー」によって不安を和らげています。特に介護職では、スタッフの声かけや現場の雰囲気が大きな安心材料になっている様子がみられました。一方、看護職は「事前準備」による不安軽減が目立ち、専門職ならではの情報収集意識が高いといえます。いずれにせよ、不安の多くは「事前の確認」と「現場のサポート」によって確実に軽減されていることが分かります。

初回勤務を終えて感じたこと

■ 介護職（158名）

感じたこと	人数	割合
思っていたより働きやすかった	102名	64.6%
現場の雰囲気がよかった	76名	48.1%
新しい経験で学びがあった	67名	42.4%
スタッフが親切で馴染めた	65名	41.1%
次の勤務にも挑戦したい	66名	41.8%
スキルを活かせると感じた	59名	37.3%
同じ施設でまた働きたい	54名	34.2%

■ 看護職（23名）

感じたこと	人数	割合
思っていたより働きやすかった	17名	73.9%
新しい経験で学びがあった	11名	47.8%
雰囲気がよく安心できた	10名	43.5%
スタッフが親切だった	8名	34.8%
スキルを活かせると感じた	7名	30.4%
また働きたいと思った	7名	30.4%

初回勤務後は、介護・看護ともに「想像より働きやすかった」という声が最も多く、初回の壁を越えた後の満足度は非常に高いことがわかります。現場の雰囲気やスタッフの対応が良かったと感じる人が多く、スポット勤務であっても働きやすい環境づくりが広がっていることを示しています。

また、次の勤務に前向きな人が多く、初回体験が継続利用につながっている点も特徴です。一部ネガティブな意見もありますが、全体としてスポット勤務の満足度は高い結果となりました。

初回勤務に踏み出せない人へ：先輩ユーザーからの“背中を押す一言”

初回勤務を前に「緊張して動けない」「本当に大丈夫なのか不安…」という声はとても多く寄せられます。

そこで、今回のアンケートでは、実際にカイテクで働いた先輩ユーザーから、インストールが怖い、初回勤務が怖いというユーザーに対して“リアルなアドバイス”を頂きましたので、項目ごとに紹介します。

■ 1.「とにかく一歩踏み出してみて」派（最も多い）

多くのユーザーが、最初はとにかく“勇気を出して一歩踏み出すこと”を強くすすめています。

• 「行けばなんとかなる！」
• 「まずはやらなければ分からない」
• 「意外と行っちゃえばなんとかなる」
• 「とにかくやってみてください。気に食わなかったら、もう行かなきゃいいだけ」

不安の正体は“未知”。実際に現場に入ったら「思ったより働きやすかった」という声が圧倒的に多いことから、まずは短時間の勤務でも“実際に経験すること”が一番の不安解消方法であると分かります。

■ 2.「わからないことはすぐ聞く」で大丈夫派

初回勤務での不安は「失敗したらどうしよう」「迷惑をかけるかも」という心配から生まれます。しかし、先輩たちは口をそろえて“聞けば大丈夫”と言います。

• 「わからないことはすぐに聞く」
• 「自分から職員さんに聞きに行けば指示を出してくれます」
• 「挨拶と“次は何をしたらいいですか？”ができれば大丈夫」
• 「新人なんだから聞いて当然。恥ずかしがる必要はない」

カイテクに依頼する施設は“人手が必要だから”ワーカーを歓迎しているケースがほとんどです。
そのため 「聞く姿勢」さえあれば安心して働ける とアドバイスする声が非常に多く見られます。

■ 3.「口コミ・評価を見れば安心材料になる」派

施設選びのコツについても多くのアドバイスが寄せられています。

• 「コメントや評価を見て、良いところに応募すると安心」
• 「星4.8以下は何かしら注意点があると感じる。口コミは本当に役立つ」
• 「初回は入浴介助や短時間勤務の施設を選ぶとスムーズ」

特に初回は “短時間”ד評価が高い施設” を選ぶことで、緊張を最小限に抑えたデビューができるとの声が多数。
初めての人ほど「口コミを読む」→「短時間で挑戦」→「慣れてきたら広げる」というステップが安心です。

■ 4. 「現場の人たちは思った以上に優しい」派

実際の勤務で“丁寧にフォローしてくれた”という声もとても多く寄せられました。

• 「どこの施設も親切な方が多い」
• 「スタッフが丁寧に教えてくれるので安心」
• 「初回と伝えると、ほとんどの職員さんが優しく受け入れてくれる」
• 「自信を持って臨めば必ず助けてくれる人がいる」

初めての勤務というだけで、職員側も配慮してくれることが多いようです。
“優しい雰囲気のなかで働けた”という声は、介護・看護ともに多数見受けられます。

■ 5.「まずは短時間・軽作業から」派

特に緊張が強い人に向けた“ステップ踏み”のアドバイスも多くあります。

• 「短時間から始めてみたらいいと思います」
• 「最初は軽度の介護度の施設や入浴介助だけの施設が安心」
• 「まず雰囲気をつかむところからで十分」

これは、初回勤務で疲れてしまった経験者のリアルなアドバイスで、
“最初にいきなり長時間を選ぶ必要はない” という点は非常に重要なポイントです。

■ 6.「経験を積むほど楽しさや自信につながる」派

カイテクのスポット勤務には、“経験値が増える面白さ”を感じている人も多くいます。

• 「色んな施設のやり方が学べてスキルアップできる」
• 「視野が広がって本業にも活きる」
• 「働けば働くほど自己肯定感が上がる」

初回の不安を超えたあとに感じる「やって良かった」という手応えは、
多くのユーザーが共通して語っていました。

アンケート結果から見えること（所感）

初回勤務の不安は「ほぼ全員が通る道」

9割近くが不安を抱えて初回勤務に臨んでおり、これは特別なことではなく「ほとんどの人が同じ気持ちでスタートしている」ことを示しています。不安の多くは、雰囲気・スタッフ・業務のイメージなど“事前に見えない要素”への心理的負担です。

むしろ「不安があるのは当たり前」であり、その後の7割以上が不安を解消していることを考えると、初回勤務は踏み出したほうがメリットが大きいといえます。

不安は“準備”と“現場フォロー”で大きく軽減される

勤務前の不安の大半は、勤務先の情報不足に起因しています。しかし実際には、事前に施設情報をチェックしたり、アプリで業務内容を確認したりすることで、多くの不安が軽減されています。

さらに現場スタッフの丁寧な案内や声かけが、初回勤務後の安心感につながっています。つまり「情報」と「現場の人」の両方が、初回勤務の心理的ハードルを下げる決定要因になっています。

初回勤務後の満足度が高く、継続意欲につながっている

「思っていたより働きやすかった」という声が圧倒的に多く、初回後の満足度は非常に高いです。自分のスキルを活かせた、現場の雰囲気が良かった、スタッフが親切だったなど、ポジティブな実感が継続利用の動機になっています。初回勤務に踏み出せば、次の勤務に自信を持てる人が多いことは、これから挑戦する人にとって大きな後押しとなります。

初回勤務に踏み出せないあなたへ

初回勤務は不安があって当然です。しかし、アンケートに回答した多くの人が「働いてみたら安心できた」「思ったより働きやすかった」と感じ、次の勤務にも前向きになっています。
カイテクでは、勤務先の情報確認、アクセス、業務の流れ、持ち物などをアプリから確認でき、不安を減らす工夫を整えています。初めての施設でも安心して働けるよう、現場スタッフがサポートしてくれる職場も多くあります。

まずは一度、短時間の勤務から“お試し”で挑戦してみてください。
あなたの不安は、きっと多くの人が乗り越えてきたものです。
その一歩が、新しい働き方をもっと自由にしてくれます。