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クリニック志望の看護師さん必見!履歴書&面接で差がつく志望動機の書き方

転職活動では、履歴書や面接での志望動機がとても重要です。

しかし、「どのように書けば魅力的に伝わるのか」「クリニックならではのポイントをどう押さえればよいのか」など、悩むことも多いでしょう。

志望動機があいまいなままだと、採用担当者に熱意が伝わりにくく、チャンスを逃してしまう可能性もあります。

この記事では、クリニックへの転職を考えている方に向けて、わかりやすい志望動機の書き方や伝え方を詳しく解説します。

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目次

クリニックで働きたい看護師の志望動機を書く際のポイント

クリニックで働きたい看護師の志望動機を書く際のポイントは、大きく分けて2つあります。

  • 自分の強みや経験をまとめる
  • クリニックを選んだ理由を考える

上記2点を踏まえて、志望動機を書くことで充実した内容となります。それぞれ詳しく確認していきましょう。

自分の強みや経験をまとめる

志望動機を書く際は、まず自分の強みや経験を整理しましょう。

看護師としてのスキルや得意な業務、患者さんとのコミュニケーション力など、クリニックで活かせる要素を明確にすることが大切です。

自身の強みが思い浮かばない場合は、誰かに褒められた経験を思い出してみてください。

例えば、患者さんから「笑顔が素敵」と言われたことがあれば、「患者さまに親しみやすいと感じてもらえる」という強みになります。

また、同じ診療科で長く働いていた場合は、「〇〇科の知識が豊富である」という強みになります。これまでのさまざまな経験が自分の強みになるので、しっかり整理してみましょう。

クリニックを選んだ理由を考える

「なぜこのクリニックで働きたいのか?」を明確にすることも大切です。

クリニックごとに診療科目や院長の方針、通いやすさ、職場環境などが異なるため、自分にとって魅力的なポイントを具体的に伝えることで、志望動機に説得力を持たせることができます。

  • 院長の患者第一の方針に共感した
  • チームワークを重視する職場環境に魅力を感じた
  • 自分のスキルを活かせる診療科目がある

これらの理由を挙げると、具体性が増し、相手に好印象を与えられます。

クリニックを選んだ理由はポジティブな視点で考え、具体的に伝えることが大切です。そうすることで、採用担当者に納得感を持ってもらいやすくなります。

志望動機で書いてはいけないNGポイント

志望動機で書いてはいけないNGポイントは3点あります。

  • 働く意欲が感じられない内容
  • 志望動機がはっきりしない
  • 待遇や自分の都合ばかり

上記3点の内容が含まれてしまうことで、相手に悪い印象を与えてしまいます。具体的な内容を確認して、似た内容を書かないように対策しましょう。

働く意欲が感じられない内容

働く意欲が感じられない内容は、志望動機に記載しないようにしましょう。

例えば、「とりあえず応募した」「家から近いから」といった理由では、仕事に対する熱意が伝わりません。

志望動機には、「実際に働いたらどのようなことをしたいのか」「クリニックが自分を採用することでどのようなメリットがあるのか」を具体的に述べることが大切です。

また、入職後も自己研鑽を続ける姿勢を示し、クリニックのスタッフと協力して働けることをアピールしましょう。

学ぶ姿勢をしっかり伝えることで、クリニックの一員として貢献できることを印象づけられます。

志望動機がはっきりしない

志望動機が明確に伝わらない内容も避けましょう。

例えば、「クリニックで働きたい」とだけ書いても、採用担当者の心には響きません。

なぜクリニック勤務を希望するのか、そして自分がどのように貢献できるのかを具体的に記載することが大切です。

もし志望動機が明確でない場合は、クリニックで働く姿を具体的にイメージしてみましょう。

「このような働き方をしたいから、このクリニックを選んだ」と伝えるだけでも、志望動機がはっきりし、説得力が増します。

待遇のことや自分の都合ばかり

給与や勤務時間の希望ばかりを志望動機として書くのは避けましょう。

もちろん、給与や勤務条件は大切ですが、まずは仕事への意欲や貢献できる点をしっかり伝えることが重要です。

クリニックが新しいスタッフを採用し、教育することには負担が伴うため、採用を慎重にすすめるケースも少なくありません。

そのため、自分の希望ばかりを伝えるのではなく、「自分を採用することでクリニックにどのようなメリットがあるのか」を意識し、具体的にアピールしましょう。

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自分の状況に合わせた志望動機の作り方

具体的に、自分の状況に合わせた志望動機の作り方をご紹介します。今回は8パターンの例文を用意しました。

  • 他のクリニックでの経験をアピールする例文
  • クリニックは未経験だが病棟勤務での経験をアピールする場合の例文
  • 出産や子育て中でもしくはブランクがある場合の例文
  • 近所のクリニックで働きたい場合の例文
  • 前職でトラブルや不満があって転職する場合の例文
  • パートでの勤務を希望している例文
  • 新規開院するクリニックの例文
  • 新卒で希望する場合の例文

上記の中で自分の状況に一番合うものを参考にし、志望動機を完成させましょう。

他のクリニックでの経験をアピールする例文

他のクリニックでの経験は、非常に強みとなります。 しっかりと、他のクリニックでの経験もアピールしていきましょう。以下に例文を4つ挙げています。

  • ▼例文1
    前職では〇〇クリニックで○年間勤務し、主に〇〇の対応を担当していました。これまでの経験を活かし、貴院でも患者様に寄り添った看護を提供したいと考えております。
  • ▼例文2
    〇〇科のクリニックにて〇〇(特定的な業務)をし、患者様の不安を優先して対応させていただいております。貴院ではさらに短期診療科目に携われるよう、自身のスキルを向上させながら貢献したいと考えています。
  • ▼例文3
    前職では忙しいクリニック環境の中で、臨機応変に対応する力を養いました。貴院の診療方針に共感し、これまでの経験を踏まえつつ、より丁寧で温かい医療サービスを提供できるよう努めたいと思います。
  • ▼例文4
    以前〇〇クリニックにて〇年間勤務し、特に〇〇の分野で経験を積んでまいりました。貴院ではより専門的な医療を学ぶ機会が多く、自身のキャリアアップのためにもぜひ貴院の立場として貢献したいと考えております。

各例文のポイントとしては、下記の内容に注意しましょう。

  • 具体的な経験を踏まえて伝える
  • これまでの経験を活かし、貢献できることをアピールする
  • 前職のクリニックを悪く言わない
  • 具体的な業務内容を入れつつ、クリニックでどのように活かすかを明確にする

他のクリニックでの経験をどのように活かすのかという点に注意することで、クリニック側へのメリットを提示することができます。

自分の経験を整理することで、より志望動機が書きやすくなるでしょう。

クリニックは未経験だが病棟勤務での経験をアピールする場合の例文

クリニックが未経験だとしても、病棟勤務経験の中からアピールできる内容はあります。自分のこれまでの経験で、大切にしてきたことや、クリニックの経験に活かせそうなスキルはないか考えてみましょう。

以下に、例文を4つ示しています。それぞれ、内容を確認し自分の経験を語る上で参考になるものがないか確認してください。

  • ▼例文1
    病棟勤務では急性期医療に取り組み、迅速な判断力と対応力を培いました。 今後はクリニックでの外来業務、より身近な医療に貢献したいと考えております。
  • ▼例文2
    これまで〇〇病院にて〇年間勤務し、患者様の長期的なケアに携わってきました。 今後はクリニックの環境で、より患者様に寄り添った看護を提供していきたいと考えております。
  • ▼例文3
    病棟では複数の診療科で経験を積み、一連の疾患への対応を学びました。貴院ではこれまでの経験を話し合いながら、クリニックならではの患者様との近い距離感を大切にしたいと思います。
  • ▼例文4
    入院患者様の看護を経験する中で、より早期の疾患発見や予防医療の重要性を感じました。貴院での外来業務、病気の早期発見や患者様の健康維持に貢献したいと考えております。

各例文のポイントは以下の通りです。

  • 病棟勤務で得たスキルをクリニックでも活かせることをアピール
  • クリニックならではの業務(患者様との距離が近い点など)に触れる
  • 「クリニックは未経験ですが…」といった消極的な表現は避け、前向きな姿勢を示す
  • 外来と病棟の違いを考え、クリニックで求められる能力を意識する

これらに注意して、例文を参考に考えていきましょう。病棟での経験も、重要な看護師経験の一部です。ぜひしっかりとアピールしていきましょう。

出産や子育て中でもしくはブランクがある場合の例文

出産や子育てによって、キャリアが中断している場合も、志望動機の書き方ひとつで、プラスに変換することができます。

以下の例文4つを参考に、自分に合った志望動機を考えていきましょう。

  • ▼例文1
    以前は○○病院で〇年間勤務しておりましたが、出産を機に一度現場を離れました。子育ても落ち着き、再び看護の仕事に携わりたいと考えております。ブランクがありますが、これまでの経験を活かして貢献したいです
  • ▼例文2
    育児を経て、家族の健康を守ることの大切さを認識しました。そのため、地域に密着し、より多くの方の健康を守ることのできる貴院への就職を希望いたしました。
  • ▼例文3
    〇〇年のブランクはありますが、以前は病棟で○年間勤務し、看護業務に努めてまいりました。現場復帰に向けて研修を受け、最新の医療知識を学び直しましたので、貴院で貢献できるよう頑張ってまいります。
  • ▼例文4
    出産・育児を経験したことで、より患者様に寄り添ったケアを提供できるのではないかと考えております。ブランクはありますが、貴院のサポート体制のもとでしっかりと業務に取り組みたいと思います。

ブランクは、一見ネガティブに捉えられがちですが考え方を変えるとポジティブに捉えることも可能です。下記のポイントを参考に、記入しましょう。

  • ブランクがあっても復帰に前向きな姿勢を示す
  • 育児の経験を仕事に活かせることをアピールする
  • 「ブランクがあるので自信がない」と否定的な印象を与えない
  • 復帰に向けてどのように準備しているかを具体的に伝える

ブランクがあることで、不安に感じることもあるでしょう。しかし、ブランクがあるからこそ、復帰に向けてどのような準備をしているかということをアピールできるチャンスです。

子育ての経験は、急な対応やトラブル時にも落ち着いて行動できる力と捉えることでアピールすることができます。

また、小児科志望の場合は親への対応も経験したからこそ、寄り添えるといったように、プラスに変換することが可能です。

近所のクリニックで働きたい場合の例文

近所のクリニックで働きたい場合は、クリニックへの関心や地域医療について書くことがおすすめです。

以下に例文を4つ示しました。それぞれ確認し、自分の考え方や看護観に近いものを選びましょう。

  • ▼例文1
    貴院は自宅から近く、地域医療に貢献できる点に魅力を感じました。患者様と長く信頼関係を保ちながら、丁寧な看護を提供したいと考えております。
  • ▼例文2
    〇〇年この地域で暮らし、貴院の診療方針にも共感しております。地域に根差した医療に携わり、患者様に安心していただける存在になりたいと思います。
  • ▼例文3
    住み慣れた地域のクリニックで、より身近な医療に関わりたいと考えております。これまでの経験を相談しながら、患者様が安心して通える環境づくりに努めます。
  • ▼例文4
    地元での勤務を希望しており、貴院の温かい雰囲気に惹かれました。地域医療に貢献しながら、患者様に寄り添った看護を提供したいと考えています。

通勤が楽になるという点は大きなメリットですが、それだけを伝えると印象が悪くなってしまいます。」

そのため、下記の点に注意して記入しましょう。

  • 地域医療に貢献したい旨を示す
  • クリニックへの関心を伝える
  • クリニックの特徴を事前に調べ、それに共感している点を考えると好印象です

近所だからという理由だけではなく、近所の中でもなぜこのクリニックを選んだのかという点を考えていくことで、志望動機も書きやすくなります。

前職でトラブルや不満があって転職する場合の例文

トラブルや不満があって転職する場合は、直接的に前職での内容を伝えないようにしましょう。具体的な書き方は、以下に挙げた4つの例文を参考にしてください。

  • ▼例文1
    貴院の診療方針に共感し、これまでの経験を相談して貢献したいと考えております。
  • ▼例文2
    前職では忙しい環境の中で経験を積みましたが、より丁寧な医療を提供できる場を求めております。貴院では患者様に寄り添った看護を実践したいと考えています。
  • ▼例文3
    看護師としてのスキルをさらに高めるため、新たな環境での挑戦を希望しております。貴院の〇〇(特色)に魅力を感じ、ぜひお力になりたいと考えています。
  • ▼例文4
    患者様との関わりを大切にしたいという思いが強くなり、転職を決意しました。貴院の理念に共感し、これまでの経験を踏まえながら成長していきたいと思います。

前職での不満を直接伝えることは、不採用に繋がります。直接伝えることはせず、言い回しを考えましょう。

  • 前職の不満を直接考えるのではなく、前向きな理由で転職したいことを伝える
  • クリニックでどのように活躍したいかを強調する
  • 「人間関係が苦しかった」「忙しすぎた」などネガティブな言葉は避ける
  • 転職理由が消極的に聞こえないように工夫する

転職が、後ろ向きなものではなく前向きなものであることを示すと、採用につながります。

ぜひ、過去の経験をもとに志望動機を書くのではなく明るい未来を考えながら、志望動機を書くようにしましょう。

パートでの勤務を希望している例文

パートでの勤務を希望している場合、勤務時間が短くても採用されるように書かなければなりません。以下の例文を参考に、自分に合った内容で志望動機を書きましょう。

  • ▼例文1
    家庭との両立を考え、パート勤務を希望しております。限られた時間の中でも即戦力として貢献できるよう、これまでの〇〇での経験を踏まえながら責任を持って業務に取り組みたいと考えております。
  • ▼例文2
    〇〇科での勤務経験があり、即戦力として活躍できる自信があります。家庭の都合上、パート勤務を希望しておりますが、勤務時間内は全力で業務に取り組みたいと考えております。
  • ▼例文3
    ライフワークバランスを大切にしながら、長く働ける環境を求めております。貴院の診療方針に共感し、患者様の不安を思いながら看護を心掛けたいと考えております。
  • ▼例文4
    フルタイムでの勤務が難しいため、パート勤務を希望しておりますが、限られた時間内でも貴院に貢献できるよう、誠心誠意をこめてまいります。

パートでの勤務を希望するときには、時間の短さが障壁となる場合があります。しかし、その点をうまく利用することで、好印象につなげることも可能です。

上記の例文を参考に、特に以下の点に注意して自身の志望動機を仕上げましょう。

  • 限られた勤務時間でも貢献できることをアピールする
  • 長く働く意志があるということを伝える
  • 「家事や育児があるので…」と極的な理由だけで終わらない
  • 「短時間でも即戦力として活躍できる」と強調する

上記の項目に共通しているのは、採用することでクリニックに対してどのようなメリットがあるかを意識しているかという点です。

家事や育児があるということを伝えてしまうことで、勤務には消極的なのかな?という印象を与えてしまいます。

志望動機を読み返す際には、自分だったら採用したくなる文章かという視点を大切にしましょう。

新規開院するクリニックの例文

新規開院するクリニックの場合、スタートメンバーとなるためある程度の経験が必須となるでしょう。

自信の経験をしっかりとアピールするとともに、立ち上げメンバーとなれることへ前向きな姿勢が見えることで、クリニック側も安心して採用ができます。

これらを踏まえた、例文を4つ提示しています。自分に合った例文を選んでアレンジしていきましょう。

  • 例文1
    新規開院にあたり、スタートメンバーの考えとして貢献できることに魅力を感じました。患者様に信頼されるクリニックを一緒に考えていきたいと考えております。
  • ▼例文2
    立ち上げから関与できる機会は貴重であり、大変な魅力を感じています。
  • ▼例文3
    ゼロからのスタートとなる新規開院の環境で、一緒に働くスタッフの皆様と協力しながら、患者様に愛されるクリニックを作っていきたいと考えております。
  • ▼例文4
    新しいクリニックの選択肢として、より良い医療環境を大切にしながら貢献したいと考えております。

新規開院するクリニックの場合、即戦力が求められるとともに、一緒に新しい医院の基盤をつくっていける仲間として認識してもらえるかという点が重要です。

特に、以下の点に注意して志望動機を書きすすめましょう。

  • 新しい環境を構築できるという実績を示す(マニュアル作成などの経験)
  • チームワークを大切にする姿勢をアピールする
  • 「新しいクリニックだから働きやすい」といった理由ではなく、貢献したい気持ちを強調

管理者の経験がある場合やマニュアルの作成、新人教育を行った経験がある場合は、積極的に志望動機に書いていきましょう。

新卒で希望する場合の例文

新卒からクリニックを選ぶパターンは珍しいかもしれません。

しかし、クリニックでしか得られない経験もあるため、なぜ自分は新卒からクリニックを選んだのかという点をしっかりと志望動機で伝えましょう。

以下の例文の中でも自分の理念やクリニックの理念と合った内容のものを選び、志望動機へ反映させましょう。

  • ▼例文1
    学生時代の実習で、子育てクリニックでの看護の魅力を感じました。 特に患者様との距離が近く、寄り添った看護ができる点に魅力を感じ、貴院で学びながら成長していきたいと考えております。
  • ▼例文2
    貴院の診療方針に共感し、ぜひここで看護師としての第一歩を踏み出したいと考えております。未知ではございますが、積極的に学び、患者様に信頼される看護師を目指してまいります。
  • ▼例文3
    新卒ではありますが、看護学校で学んだ知識と実習での経験を踏まえ、貴院で地域医療に貢献できるよう努力してまいります。初心を忘れず、常に成長していく姿勢を大切にしたいと考えております。
  • ▼例文4
    クリニックでの勤務を希望する理由は、患者様との距離が近く、長く関わることができるからです。新卒でまだ学ぶことが多いですが、一日でも早く即戦力になれるよう頑張ります。

例文の内容は、特に下記の点について注意しながら書かれています。

  • 学ぶ姿勢をしっかり示す
  • クリニックの魅力を感じた点を伝える
  • 「経験がないので不安」といった表現はしない
  • 実習経験など、自分ができることをアピールする

新卒で働きたい場合は、経験が無い分、熱意を伝えることが必要です。自分に今できることと、熱意をうまく伝えられるように志望動機を考えましょう。

履歴書と面接で注意するポイントの違いは?

履歴書と面接で注意するポイントは違います。それぞれのポイントを確認し、履歴書だけでなく面接でも好印象を与えられるように、対策をしましょう。

履歴書を書くときのポイント

履歴書では簡潔かつ具体的に志望動機を記載しましょう。

長すぎると伝わりにくいため、要点をまとめることが大切です。

文章が長くなりがちな方は、「結論→理由→クリニックで生かせる経験→貢献したいこと」の順で記載すると良いでしょう。

また、「患者様に寄り添いたい」だけではなく、どのような対応や経験をしてきたか具体例を入れても良いでしょう。明確にすることで、面接で話すときにも生かすことができます。

面接で話すときのポイント

面接では、履歴書に書いた内容を深掘りされることが多いため、具体的なエピソードを交えながら話すと良いでしょう。

具体的なエピソードや経験談を3つほど用意しておくと安心です。

また、質問に対して柔軟に答えられるように準備しておくことも重要です。面接時は、想定外の質問が来る場合もあります。一方で面接でよく聞かれる内容もあります。

▼面接でよく聞かれる内容(一例)

  • 自身の強みをクリニックでどのように生かすのか
  • 仕事で大切にしている価値観
  • 苦手なことへの対処法

よく聞かれる内容は、ある程度準備しておくことで心の余裕につながるため、ノートに書き出しておくとよいでしょう。

そして最も重要である点が、ゆっくり話すということです。緊張すると、どうしても早口になりがちです。

もし、答えにつまる場合は、「少し考えてください」と一言添えてから、落ち着いて考えることも必要です。

【診療科目別】クリニックの志望動機の例文

クリニックごとの志望動機の例文を記載しています。各クリニックの特性を理解して、志望動機を書くことで採用率もアップします。ぜひ、参考にしてください。

内科

内科の場合は、幅広い年代への対応力や長期的な患者さんとの関わりがある点が特徴といえます。

以下に、内科の特徴を反映させた例文を挙げています。確認していきましょう。

  • ▼例文1
    内科では幅広い年齢層の患者様と関わるため、これまでの看護経験を踏まえて、個々の患者様に合わせた丁寧な対応を心掛けたいと考えています。
  • ▼例文2
    生活習慣病を中心とした慢性疾患の管理に関心があります。地域の患者様の生活の質の向上をサポートしたいと思いました。
  • ▼例文3
    急性期から慢性期まで急激な対応が求められる内科で、患者様が不安を率直にお話できるような関わりを大切にしたいと考えております。
  • ▼例文4
    地域密着型の医療に携わりたいと考えており、日々の健康相談から慢性疾患の管理まで、地域の方々の健康を支えていきたいです。

内科のポイントとしては、以下の3点が挙げられます。

  • 堅固な年齢層・疾患に対応することへの方針を示す
  • 慢性疾患の継続的な関わりを踏まえて、患者との関わり方について示す
  • 地域医療の視点もしっかりと具体性が高まるため、記載する

これらに注意して、内科にあった志望動機を書きましょう。

小児科

小児科は、子どもへの対応力はもちろん保護者への対応力も必要です。

子どもについて言及するのではなく、その保護者へも目を向けている志望動機が望ましいでしょう。

  • ▼例文1
    地域の小児科クリニックで、子どもたちや保護者の不安に寄り添い、安心して通院できる環境を提供したいと考えています。
  • ▼例文2
    地域に密着した小児科クリニックで、子どもたちの成長を長く見守りながら、温かい看護を実践したいと考えました。
  • ▼例文3
    病気だけでなく、子育て相談や予防接種など子育て、地域の親御さんと子どもたちを支えていきたいです。
  • ▼例文4
    子どもと保護者が安心できる環境づくりを目指し、クリニックならではの継続的な支援を行いたいと考えています。

小児科クリニックの場合、下記の点に注意して志望動機を記載すると良いでしょう。

  • 地域の子どもと親への支援
  • 継続的な成長サポート
  • クリニックならではの身近な対応

継続的な関わりについて、言及することでクリニックならではの視点を取り入れることができます。

透析

透析は、患者さんとの長い関わりが必要となります。どのような関わり方を行っていくのか、を具体的に示すことでよりよい志望動機となります。

  • ▼例文1
    地域の透析クリニックで、患者様と長く関わりながら、安心して治療を受けられるよう支えていきたいと考えています。
  • ▼例文2
    透析クリニックは患者様と日常的に関わることができるため、体調管理だけでなく、生活全体を支える看護を目指したいと考えています。
  • ▼例文3
    透析という継続治療の場で、患者様に寄り添い、日々の小さな変化に気づけるような看護を実践したいです。
  • ▼例文4
    地域密着型の透析クリニックで、患者様と信頼関係を目指し、生活の質向上に貢献したいと考えています。

透析クリニックでの関わりは、長期になるケースが多いため、患者さんとの関係についてや、生活支援について志望動機に織り込めると良いでしょう。

  • 患者さんとの関係構築
  • 生活全体への支援意識
  • 地域密着型の特徴を意識

上記の点に特に注意しながら志望動機を書くことで、透析看護についての理解もアピールすることができます。

美容

美容医療は、他の分野とはまた違った特徴のあるクリニックです。

美容医療の特徴や、なぜ美容医療を目指して転職しているのかという点を明らかにすることで、志望動機が書きやすくなるでしょう。

以下に例文を示しています。それぞれの内容を確認し、自分に合ったものを選んでいきましょう。

  • ▼例文1
    美容クリニックを通じ、患者様が自信を持ち、前向きな気持ちになれるようサポートしたいと考えています。
  • ▼例文2
    美容医療を提供するクリニックで、患者様の悩みに合わせた丁寧な説明とケアを行い、信頼関係を重ねていきたいです。
  • ▼例文3
    これまでの医療現場での経験を踏まえ、安全で安心な美容医療を提供できるよう考えています。
  • ▼例文4
    美容医療の分野で、患者様のご要望や不安に寄り添い、クリニックならではのきめ細かな対応を心掛けたいと思います。

美容医療クリニックは、自由診療も含まれます。そのため、患者さんからの信頼を得るための関係構築が非常に重要です。

ルート確保や、採血が安全・安心に素早く行えることは、クリニックの信頼にもつながりますので、手技の正確さは一つの強みと言えます。

以下の点に注意しながら志望動機を記載しましょう。

  • 患者様の心理的なサポート
  • 安全・安心の美容医療
  • 個別対応、信頼関係重視

美容クリニックで、自分がどのようなことができるのかを明らかにしていきましょう。

眼科

眼科クリニックは、幅広い年代が来院することや、目が見えないことが不安感や生活の質の低下に繋がることが特徴として挙げられます。

これらの特徴を踏まえて、例文を4つ挙げました。

  • ▼例文1
    地域の眼科クリニックで、視覚や目の不安を抱く患者様に寄り添い、安心して治療を受けられる環境を作りたいと考えています。
  • ▼例文2
    眼科クリニックで専門知識を大切にしながら、患者様の生活の質向上に貢献したいと思います。
  • ▼例文3
    地域に根差した眼科クリニックで、子どもから高齢者まで幅広い患者様を支えられる看護師を目指したいです。
  • ▼例文4
    患者様が安心して通えるよう、目の健康を守るクリニックの選択肢として、親身な対応を行いたいと考えています。

眼科の特徴を踏まえ、幅広い世代に対応できる点をアピールすることは、有効でしょう。特に注意する点は、以下の通りです。

  • 視覚の不安に寄り添う
  • 生活支援の観点
  • 地域密着、世代を超えた対応

また、眼科によっては患者数も多いため、早く正確な手技や対応を行えることもアピールポイントとなります。

自身の経験で、眼科に活かせそうな内容も合わせてしっかり志望動機に反映させましょう。

精神

精神科において、患者さんとの関わり方は重要なポイントです。

患者さんとの関わり方を中心に例文を4つ挙げました。

  • ▼例文1
    精神科クリニックで、地域の患者様が安心して相談できる環境づくりに貢献したいと考えています。
  • ▼例文2
    心のケアを身近に提供できるクリニックで、患者様に寄り添った看護を実践したいと思いました。
  • ▼例文3
    クリニックという継続的に通院される場で、患者様との関係構築を大切にし、長期的な支援を行いたいです。
  • ▼例文4
    地域の方が気軽に相談できる精神科クリニックで、患者様の生活に寄り添う支援を行いたいと考えています。

精神科では、特に自身のこれまでの患者さんへの関わり方について記載すると良いでしょう。

具体的には、下記に挙げた点を意識して志望動機を記載してみてください。

  • 傾聴・共感を重視する姿勢
  • 信頼関係を築くことの重要性への理解
  • 対人スキル、忍耐力をアピール

精神科では、医療者の発言一つで患者さんの状態に関与する場合があります。

そのため、患者さんの細かな変化も見逃さない点や、関係構築ができるという点についてアピールしましょう。

整形外科

整形外科は、幅広い年代の方と関わるだけでなく生活の質にも直結する診療科です。

その中で、どのような看護ができるか具体的に記載していきましょう。

  • ▼例文1
    患者様の回復過程に関わり、身体的なサポートだけでなく精神的なサポートとなれるような看護を目指したいです。
  • ▼例文2
    リハビリなど患者様が元の生活に戻るお手伝いができる点に魅力を感じ、整形外科を志望しました。
  • ▼例文3
    急性期から回復期までかなり関われる整形外科で、チーム医療の選択肢として貢献したいと考えています。
  • ▼例文4
    高齢の方の骨折なども多いため、患者様やご家族に安心していただけるような説明や支援を心掛けたいと考えています。

整形クリニックにおいて、地域で生活できるように支援することは非常に重要です。

そのため、以下の点について意識しながら、志望動機を書きすすめましょう。

  • 回復支援・リハビリへの理解
  • 急性期~回復期の流れを意識する
  • 患者・家族支援も含めたトータルケアを意識

例文や、3つのポイントを参考にしながら整形外科に合った志望動機を考えていきましょう。

よくある質問

クリニックでの面接や志望動機についてよくある質問をまとめました。しっかり確認し、自身の転職対策に生かしましょう。

クリニックの面接でどんなことを聞かれますか?

志望動機やこれまでの経験、対応できる業務内容などが聞かれることが多いです。

また、勤務条件やシフトの希望についても確認されることが多いです。

特に、以下の5つの質問はよく聞かれるため抑えておきましょう。

  • クリニックを志望した理由
  • これまでの経験
  • なぜ病院ではなくクリニックでの勤務を希望したのか
  • 1日に対応する患者数が多いが、対応できるか
  • 患者様への関わりで大切にしていることは

質問に対して準備をしておくことで落ち着いて面接を行えます。頻出の質問については、回答を考えていくことがおすすめです。

小児科クリニックは看護師未経験でも志望動機がしっかりしてれば採用されますか?

志望動機が明確で、小児に対する関心や学ぶ意欲があれば、未経験でも採用される可能性があります。

志望動機を明確にするだけではなく、子どもや保護者とどのように関わるかイメージしておくと良いでしょう。

看護師がクリニックで面接する際の注意点はなんですか?

清潔感のある身だしなみを心掛け、明るくハキハキと話すことが大切です。

また、事前にクリニックの情報を調べ、適切な受け答えができるよう準備しましょう。

予想外の質問が来ることもあるかと思いますが、丁寧に答える姿勢が一番大切です。

まとめ

クリニックは、地域の患者様にとって身近な存在です。そのため、看護師も医療の知識や技術のみならず、患者様とのコミュニケーション力や安心感のある対応が求められます。

そのため、志望動機には患者様のためにどう関わりたいか、クリニックのどのような点に惹かれ、どんな風に働きたいかをしっかりと伝えましょう。

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