正社員で働きながら副業したい!おすすめ単発バイトアプリ今すぐインストール

看護師夜勤とは?2交代制や3交代制のスケジュールについて徹底解説

「夜勤って本当に体力的にきついの?」
「生活リズムをうまく整える方法が知りたい」

看護師として夜勤をこなす中で、こうした悩みを抱える人は多いでしょう。

夜勤は給与が高い反面、生活リズムが乱れやすく、健康管理が必要不可欠です。対策をしないと体調不良が慢性化し、最悪の場合、転職や退職を余儀なくされます。

この記事では、2交代制・3交代制の違い、健康管理のポイント、ストレス対策、夜勤に向いている人・向いていない人の特徴を解説します。

この記事を読むことで、夜勤の不安を解消し、健康的に働くための具体的な方法が見つかるでしょう。

side-banar

\ インストールから登録まで5分! /

目次

看護師の夜勤とは?夜勤の基本を解説

看護師の夜勤は、患者に24時間体制で医療を提供するために欠かせない勤務形態です。

そのため、多くの病院や施設では、2交代制や3交代制の勤務スケジュールが採用されています。

看護師の夜勤には、2交代制と3交代制の2つのシフト形態があり、それぞれ勤務時間が異なります。

ここでは、夜勤における看護師の仕事内容と、2交代制・3交代制のスケジュールについて解説します。自身に適した勤務形態を判断する際の参考にしてください。

夜勤における看護師の仕事内容

夜勤における看護師の主な仕事内容は以下のとおりです。

  • バイタルサインの測定(血圧・脈拍・体温)
  • 投薬管理(点滴・内服薬の投与)
  • 患者の観察・ケア(排泄介助・体位変換など)
  • 緊急時の対応(急変患者への対応・医師への報告)
  • 業務記録(電子カルテへの入力)
  • 夜間の巡視
  • 次の勤務帯への申し送り(患者の状態変化の共有)

夜間は一見落ち着いているように思えますが、急変対応や巡視、ケア業務などで忙しくなることも少なくありません。

さらに、日勤とは異なり夜間はスタッフの人数が限られているため、これらの業務を限られた人数でこなす必要があります。

そのため、効率よく業務を進め、緊急時にもスムーズに対応できる能力が求められます。

2交代制勤務:日勤・夜勤

2交代制勤務は、日勤と夜勤の2つに分けて働くのが2交代制勤務の特徴です。

勤務時間帯勤務時間
日勤8:30~17:008時間勤務
夜勤16:30~9:0016時間勤務
夜勤明け9:00勤務終了後は休み

夜勤は1回の勤務時間が長くなるもの、勤務回数は少なく、明けの日が休みになることが多いのが特徴です

3交代制勤務:日勤・準夜勤・夜勤

3交代制勤務は、1回の夜勤時間が短いため、拘束時間が少ない勤務体系です。

1日を3つの勤務帯(準夜勤・深夜勤・日勤)に分け、シフトを回します。

勤務時間帯勤務時間
日勤8:30~17:008時間勤務
準夜勤16:30~1:008時間勤務
新夜勤0:30~9:008時間勤務

ただし、夜勤の回数が多いため、生活リズムを整えるのが難しい場合があります。2交代制がとられるまでは、3交代制のシステムを選択している病院が多くありました。

最近では、夜勤の人員の不足やシフトの組み方が複雑になるなどの理由から、2交代制を採用している病院が増加しています。

なお、2006年以降、2交代制を選択する病院は増加を続け、2024年の調査では50.7%と過去最多を記録しました。

参考:2024 年度 夜勤実態調査結果 
参考:夜勤・交代制勤務に関するガイドライン

看護師の夜勤スケジュール|2交代制・3交代制の実例

実際の夜勤スケジュールを確認してみましょう。スケジュールを把握することで、夜勤での具体的な業務内容がイメージしやすくなります。

2交代制の夜勤スケジュール例

2交代制勤務の主な流れは以下の通りです。

時間業務内容
16:30出勤・申し送り
17:00夜勤業務開始・ラウンド
(バイタル測定・投薬など)
18:00配膳・食事介助
21:00消灯・巡視
(患者の状態観察・点滴管理・体位交換・排泄介助など)
00:00仮眠(交替制)この間に、翌日のカルテや指示の確認
・急変対応
・緊急入院対応
・ナースコール対応
02:00巡視(患者の状態観察・点滴管理・体位交換・排泄介助など)
04:00巡視(患者の状態観察・点滴管理・体位交換・排泄介助など)
06:00朝の準備(検温・採血・バイタル測定・投薬)
07:30朝食配膳・食事介助
08:30申し送り
09:00勤務終了

勤務時間は長時間に及びますが、基本的に途中で2時間ほどの仮眠が認められています。しかし、病棟の状況によっては仮眠や休憩が取れず、朝まで業務が続くこともあります。

なお、夜勤中は巡視のタイミングや休憩の取り方があらかじめ決められていることが一般的です。

3交代制の深夜夜勤のスケジュール

3交代制勤務(深夜)の主な流れは以下の通りです。

時間業務内容
0:30出勤・申し送り
1:00巡視(患者の状態観察・点滴管理・体位交換・排泄介助など)
3:30短時間休憩
6:00朝の準備(検温・採血・バイタル測定・投薬)
7:00朝食の配・食事介助
8:00申し送り・記録
9:00勤務終了

病院によって勤務時間が前後する場合があります。勤務内容は2交代制とほぼ同じです。

3交代制の準夜勤のスケジュール

3交代制勤務(準夜)の主な流れは以下の通りです。

時間業務内容
16:00出勤・申し送り
16:30勤業務開始・ラウンド(バイタル測定・投薬など)
18:00配膳・食事介助
19:00ラウンド(患者の状態観察・点滴管理・体位交換・排泄介助など)
21:00消灯・巡視(患者の状態観察・点滴管理・体位交換・排泄介助など)
22:00記録・点滴準備
23:00巡視(患者の状態観察・点滴管理・体位交換・排泄介助など)
24:00深夜勤務の看護師へ申し送り
24:30業務終了

準夜の時間帯は、食事介助やバイタル測定などが重なるため忙しくなることが多い時間帯です。また、この時間帯は手術後の患者対応が多く、深夜帯より忙しくなることが多くみられます。

夜勤時における休憩時間について

労働基準法では、8時間勤務の場合は1時間、16時間勤務の場合は2時間の休憩時間を確保することが定められています。

しかし、実際にはその休憩時間を確保できるかどうかは日によって異なるのが現状です。

夜勤リーダーはスタッフが順番に休憩を取れるよう配慮していますが、病棟の状況によっては調整が難しい日もあります。

side-banar

\ インストールから登録まで5分! /

2交代制夜勤のメリットとデメリット

2交代制夜勤にはメリットとデメリットがあります。ここでは、メリットとデメリットについて紹介するので、自身はどのような勤務を求めているか考えましょう。

2交代制夜勤のメリット

2交代制は、生活のリズムが取りやすくなります。夜勤明けの翌日は休みになることが多く、生活リズムを整えややすいといえます。

また、夜勤明けの翌日の休みに、さらに有休を取得することで連休となり、旅行などにいくのもおすすめです。

夜勤は月に4~6回程度が多く、収入も多い傾向にあることがメリットといえます。

2交代制夜勤のデメリット

2交代制夜勤のデメリットは、長時間労働が必要な点です。拘束時間は16時間に及び、休憩が2時間あるとはいえ、心身ともに大きな負担となります。

さらに、夜勤帯は緊急対応が求められる場面が多く、業務量が増えがちです。若いうちは体力で乗り切れますが、一生続けるのは難しいと感じる看護師も少なくありません。

夜勤を避けたい場合や負担の少ない環境を求めるなら、転職を視野に入れるのも一つの選択肢です。

3交代制夜勤のメリットとデメリット

3交代制夜勤にも、メリットとデメリットはあります。それぞれを確認し、自身の働き方の希望に合っているか確認しましょう。

3交代制夜勤のメリット

3交代制夜勤のメリットは、労働時間が8時間と短いため、拘束時間が短く、1人あたりの負担を軽減できる点です。
また、勤務時間が短いため、自分の時間を確保しやすくなります。

3交代制の勤務は看護師の人数が多いため、業務を分担できます。

さらに、看護師がケアに集中できるよう調整しやすいため、効率的に仕事を進められるのも利点の1つです。

3交代制夜勤のデメリット

3交代制のデメリットの一つは、夜勤手当が少なくなることです。

勤務時間が短いため、2交代制と比べて1回あたりの手当が減ります。

また、深夜勤務後は眠気や疲労が蓄積しやすい傾向があります。さらに、次の勤務までの間隔が短く、十分な休息を取るのが難しいため、生活リズムが乱れやすくなるでしょう。

夜勤看護師の働き方

夜勤看護師には、夜勤専従の看護師として働く方法とアルバイトやパートとして単発で夜勤をおこなう方法の2通りがあります。

同じ夜勤でも、働き方が異なるためどちらが自分にとって合っているか、確認してみましょう。

夜勤専従の看護師

夜勤専従とは、夜勤のみをおこなう看護師のことを指します。勤務形態は病院によって異なりますが、2交代や3交代における夜勤業務を担うのが一般的です。

夜勤専門看護師の割合は3交代制で0.8%、2交代制(16時間未満)で1.5%、2交代制(16時間以上)で1.4%となっており、全体では1.2%を占めています。

夜勤専従は夜勤手当が支給されるため、日勤のみの勤務に比べて給与が高くなる傾向があります。

勤務日数が少なくても安定した収入を得られる点は、大きなメリットといえるでしょう。

また、連休を取りやすいことや、日中に活動できることから、プライベートの時間を確保しやすいのも利点です。

参考:2024年度夜勤実態調査結果

アルバイトやパートなどの非正規雇用

夜勤専従の求人は、そのほとんどが非正規雇用です。スポットでの夜勤アルバイトの求人はかなり多く出ており、自分でシフトを組める点が魅力です。

勤務先は主に、病院や有床のクリニック、有料老人ホームをはじめとるす介護施設が中心となります。

介護施設での夜勤の場合、介護と看護の業務が明確に別れている場合もありますが、介護士と共同で業務に当たるケースもあります。

アルバイト看護師といえども、急変の可能性もあるため、ある程度のスキルや経験が求められるため即戦力として期待されることを忘れないようにしましょう。

看護師が夜勤をするメリット

看護師が夜勤をするメリットには以下の3点が挙げられます。

  • 夜勤手当により収入がアップする
  • 日中の自由時間を確保しやすい
  • 緊急対応時のスキルが向上する

自身にとってもメリットと感じるか、それぞれ詳しく確認していきましょう。

夜勤手当により収入がアップする

夜勤勤務をおこなうことで、基本給にプラスして夜勤手当がつくことで収入がアップします。

2023年病院看護実態調査によると、夜勤手当は1回あたり3交代制の準夜勤が4,234円、深夜勤が5,199円、2交代制では11,368円でした。

どのような勤務体制でも、設置主体が医療法人ですと夜勤手当は高くなる傾向にあります。夜勤手当は、勤務先によって異なるため、働く際には必ず金額をチェックしましょう。

日中の自由時間を確保しやすい

夜勤明けは日中に自由時間を確保しやすく、予定を立てやすい点がメリットです。

2交代制では夜勤→明け→休みのシフトが多く、しっかりと日中に時間を確保することが可能です。

推し活に当てたり旅行をしたりと、好きなことに打ち込める時間を作れる点はメリットといえます。

緊急対応時のスキルが向上する

夜間の急変対応を経験することで、判断力や対応力が向上し、スキルアップにつながります。

夜勤は日勤と比べて緊急対応の機会が多く、限られた人員で対応しなければならないため、判断力や対応力が鍛えられます。

夜勤の経験を踏まえて、緊急対応力が向上し、キャリアアップにもつながりますので経験値を高めるにはおすすめです。

しかし、夜勤に入るには最低限の緊急対応スキルが必要です。安易に何も知らない状態で夜勤に入るべきではありません。

あくまで、緊急対応ができるうえでさらに、対応スキルがあがると考えましょう。

看護師の夜勤業務に関するデメリット

看護師の夜勤業務に関するデメリットは、以下が挙げられます。

  • 不規則な勤務なので生活リズムが崩れやすい
  • 家族や友人と生活リズムが合わなくなる
  • 患者さんと関わる機会が少ない

上記の内容を理由に、夜勤をしたくないと考える看護師は多くいます。

デメリットとどう付き合っていくか考えるためにも、各内容をしっかりと確認していきましょう。

不規則な勤務なので生活リズムが崩れやすい

夜勤は、生活リズムを維持しにくい点が最大のデメリットといえます。

夜勤明けの過ごし方によっては生活リズムが乱れやすく、健康に影響を及ぼすこともあります。 また、3交代の勤務時間は短いものの、シフト次第では十分な休息を取れないまま次の勤務に入ることも少なくありません。

夜勤明けの時間をどのように過ごすかが重要なポイントです。

回数を重ねるうちに、自分なりのリズムが確立されていくでしょう。自分に最も合った休息の取り方を見つけることが大切です。

家族や友人と生活リズムが合わなくなる

夜勤が多いと、家族や友人と予定を合わせにくくなるため、人間関係の調整が必要になります。

通常であれば日中に働き、夜に睡眠をとる生活リズムですが、夜勤では日中に休息や睡眠をとり、夜に働くため、生活サイクルが逆転しがちです。

その結果、タイミングによっては家族や友人とのすれ違いが生じることもあります。

円滑な関係を築くためには、自身の働き方について周囲の理解を得ることが大切です。

患者さんと関わる機会が少ない

夜勤は、患者さんが寝ている時間が多いため、日勤と比べてコミュニケーションの機会が少なくなることが特徴です。

患者さんと関わる機会が少ないことで、情報収集がカルテベースになってしまいます。

患者さんの人となりや日中の様子を知ることが難しくなることで、看護に不安を感じる場合もあります。

しかし、夜勤だからといって全く患者さんと接しないというわけではありません。配膳の時や夜のラウンドの際などに、しっかりとコミュニケーションをとるようにしましょう。

看護師の夜勤求人を探す際のポイント

看護師として夜勤をする場合、求人を選ぶ際にいくつかの重要なポイントを押さえておくことが必要です。東京都や愛知県、大阪府などの都市部では、夜勤専従の求人が多くみられます。

夜勤の勤務時間や手当、配置人数、月の夜勤回数の上限などを事前に確認することで、自分に合った職場を選びやすくなります。

夜勤の勤務時間

夜勤の勤務時間は、2交代制と3交代制によって異なります。

2交代制では、16時間前後(例:16:30~翌9:00)の長時間勤務が一般的です。3交代制では、準夜勤(16:30~1:00)、深夜勤(0:30~9:00)と細かく分かれています。

また、休憩時間の確保状況も重要です。仮眠がとれるかどうか、交代で休憩ができる環境かを事前に確認しましょう。
なお、病院だけではなく訪問看護の分野でも夜勤の求人があります。

訪問看護の場合は、オンコール対応を含む場合もありますので、事前に確認が必要です。

夜勤帯の配置人数

夜勤中の配置人数は、病院の規模や診療科によって大きく異なります。

  • 大規模病院:夜勤スタッフが多く、担当する患者数が分散しやすい
  • 中小規模の病院・クリニック:夜勤看護師が少なく、一人当たりの負担が大きくなりがち

特に、ICUや救急病棟では1人あたりの患者数は少ないものの、緊急対応が求められる場面が多く、負担も大きくなります。そのため、業務の負担を考慮することが重要です。

夜勤の体制としては、2交代制では3人でおこなう夜勤が48.9%を占めています。また、3交代では深夜勤は3人が一番多く、53.3%。準夜勤も同様に3人が47.7%と最も多い人数配置です。

3人以下で回しているところは、他の病院に比べて人数配置が少ないと考えてよいでしょう。

参考:2024年度夜勤実態調査結果

夜勤の手当

夜勤手当は、病院や施設によって大きく異なります。

種別三交代制準夜勤三交代制深夜勤二交代制夜勤
国立3,354円4,194円8,527円
公立3,603円4,189円5,600円
日本赤十字社2,172円3,818円
済生会4,038円4,772円10,147円
厚生連3,973円4,711円8,431円
その他公的医療機関5,000円7,000円7,733円
引用:2023年看護実態調査

高額な夜勤手当を設定している病院もあるため、求人を比較する際は重要なポイントです。

設置主体だけではなく、病床数によっても手当額は変わりますので、必ず確認しましょう。

夜勤勤務できる回数

夜勤の回数は、病院のシフト体制や看護師の希望によって決まりますが、一般的には月4~8回が標準です。

  • 2交代制の場合:4.09回
  • 3交代制の場合:7.85回

参考:2024年度夜勤実態調査結果

平均回数は、上記の回数です。なお、夜勤専従勤務の上限は144時間と日本看護協会では考えています。

この理由としては、入院基本料の算定要件において、夜勤をおこなう看護職員の月の平均夜勤時間数を72時間以内とし、夜勤負担の歯止めとなるよう定められているためです。

144時間はその2倍に相当し、看護協会ではこの時間が勤務負担が過重ならないための数値であると考えています。

看護師の夜勤に関するよくある質問

看護師の夜勤に関するよくある質問をまとめました。夜勤への不安を軽減するためにも、事前にしっかり確認しておきましょう。

看護師の夜勤がきついときの対処法は?

夜勤は体力的・精神的に負担がかかりやすいため、以下のような対策をとることで、負担を軽減できます。

  • 夜勤前後の仮眠をしっかりとる(夜勤前は90分~2時間の仮眠を推奨)
  • 食事を工夫する(カフェインや糖質の摂取量を調整する)
  • 夜勤明けの過ごし方を整える(日光を浴びる・軽い運動をする)
  • 疲れを溜めないようスケジュールを調整する(連続夜勤を避ける)

また、どうしても夜勤がきつい場合は、夜勤なしの働き方(外来勤務やクリニック勤務)を検討するのも一つの方法です。

参考:交代制勤務者の食生活に関する留意点
参考:健康づくりのための睡眠ガイド 2023

看護師の夜勤バイトの単発求人はどういった業務内容ですか?

単発の夜勤バイトは、病院や介護施設での見守り業務、医療処置の補助、ナースコール対応などが主な業務内容になります。

主な単発夜勤の種類業務内容
病院の夜勤専従急変時の対応・バイタルチェック・点滴管理など
介護施設の夜勤入居者の巡回・夜間のトイレ介助・緊急時対応など

夜勤のアルバイトは、短期間でまとまった収入を得られるメリットがあります。

しかし、業務内容や勤務環境によっては心身ともに大きな負担となることもあります。

事前に勤務時間や業務内容を確認することが大切です。

看護師の夜勤は月に何回までですか?

一般的な病院では、2交代制で月5~7回、3交代制で月6~10回程度が平均的です。

日本看護協会としては、夜勤をおこなう看護職員の月の平均夜勤時間数を72時間以内とし、夜勤負担の歯止めとなるよう定めています。

ただし、病院の規模や人員体制によっても変わるため、事前に希望する夜勤回数を相談することが重要です。

また、夜勤回数が多い場合は、勤務間インターバル(次の勤務までの休息時間)が確保されているかどうかもチェックしておくべきポイントです。

看護師の夜勤で忙しい時間帯はどこですか?

夜勤の忙しさは、一般的に以下の時間帯が特に忙しくなりやすいです。

  • 勤務開始直後(16:30~18:00)
    申し送り・患者の状態確認・夕食の介助などでバタバタする時間帯
  • 深夜帯(0:00~2:00)
    患者の容態が急変しやすく、ナースコール対応が増えることが多い
  • 明け方(5:00~7:00)
    採血・検温・点滴管理・朝食準備などで忙しくなる

特に、救急病棟やICUでは夜間でも患者の入院対応が必要になるため、常に緊張感が求められます。

勤務する病棟や患者の状態によって異なりますが、準夜帯の時間は忙しくなりがちと考えていいでしょう。

夜勤を月10回すると給料はいくらですか?

一般的な夜勤手当の相場(1回1万円程度)を考慮すると、月10回の夜勤で約10万円の上乗せが見込まれます。

▼夜勤10回のモデルケース(例)

  • 基本給:25万円
  • 夜勤手当(1回1万円 × 10回):10万円
  • 合計:35万円

夜勤の回数が多いほど給与は増えますが、体力的な負担や健康リスクも増すため、無理のない範囲でシフトを組むことが重要です。また、夜勤手当は病院ごとに異なるため自身で夜勤手当を確認しましょう。

参考:賃金構造基本統計調査

まとめ

看護師の夜勤は、医療現場に不可欠な勤務形態であり、2交代制(長時間勤務だが回数が少ない)と3交代制(勤務時間は短いが回数が多い)の2種類があります。

夜勤のメリットには、収入の増加や自由時間の確保、スキル向上などが挙げられます。一方で、生活リズムの乱れや家族との時間のズレ、患者と関わる機会の減少といったデメリットもあります。

求人を選ぶ際は、勤務時間や配置人数、手当を確認し、無理のないシフトを選ぶことが重要です。また、夜勤の負担を軽減するためには、仮眠や食事の工夫、適度な休息を取り入れることが求められます。

自分に合った働き方を見極め、健康を守りながら夜勤を続けましょう。

カイテクは、「近所で気軽に働ける!」介護単発バイトアプリです。

  • 「約5分」給与GET
  • 面接・履歴書等の面倒な手続き不要
  • 働きながらポイントがザクザク溜まる

27万人以上の介護福祉士など介護の有資格者が登録しております!

side-banar

\ インストールから登録まで5分! /

目次