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介護職の面接で印象がよくなる逆質問例3選!大切なポイントも解説

介護職の面接では、多くの場合、最後に「何か質問はありますか」と逆質問をする機会があります。 この逆質問について、ある程度何を聞くか先に考えておかないと、質問内容がすぐに出てこないかもしれません。 逆質問はやる気を見せる絶好のチャンスですので、ぜひ印象を上げる逆質問で採用を勝ち取りたいところです。

今回では、介護職の面接で印象が良くなる逆質問例や、反対に控えるべき良くない逆質問を紹介していきます。

逆質問をするときのポイントも解説していきますので、ぜひご一読ください。

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目次

介護職面接で印象がよくなる逆質問例3選!

介護職の面接で印象がよくなる逆質問とはどのようなものでしょうか?

知りたい方のために、ここからは、介護職面接で印象がよくなる逆質問例を3つ紹介していきます。

【1】取り組みについて

【質問例】
ホームページを拝見いたしました。
「みんなが家族になり、困っている方の手を差し伸べる(理念例)」
素晴らしい理念だと思いましたし、私も深く共感したことからご応募させていただきました。
そこで質問をさせてください。
みんなが家族になり、困っている方の手を差し伸べるという理念のもと、具体的に実施されているような取り組み、または介護ケアがありましたらご教示いただけますと幸いです。

施設の取り組みについての逆質問をすることで「方針や業務の理解をしたいと思ってもらえている」と先方が感じ、好感度を上げることができます。

理念や方針についてさらに深堀するイメージで取り組みについて聞き出すと良いかもしれません。

【2】介護職員への期待について

【質問例】
入職できた際にはご利用者様のきめ細やかな部分にまで気づけて対応できる介護職員を目指して参りたいと思っていますが、〇〇様が想う介護職員に期待される部分も伺いたいです。
施設の方針に沿った対応ができたらと思っておりますので、ぜひご教示くださいませ。

介護職員に期待する部分を自ら聞くことで、施設の方針に合わせようとしてくれていると先方に思わせることができます。

「方針に沿った対応がしたいためぜひ聞きたい」と一言添えるとさらに好感度が上がる可能性が高いです。

【3】当日までに準備しておくべきことがあれば教えてください

【質問例】
施設では服装など身だしなみに関する特別な方針はございますでしょうか。
私自身、前職ではチノパンとTシャツで業務をしておりましたが、特に服装に関する方針は施設によって違いがあると認識しております。
就職した場合、用意しておいたほうがよいものがあればご教示くださいませ。

当日までに準備しておくものがあれば先に聞いておきたいところです。就職後に必要なものを揃えるために、それについて逆質問することは「施設の方針に従うつもりがある」と認識される可能性が高いため、印象を上げることができます。

印象を下げるよくない逆質問は?

印象がよくなる逆質問について解説してきましたが、反対に印象を下げる逆質問もあります!

印象を下げる逆質問をしてしまうと、せっかくそこまで良い雰囲気で面接が進んでいたのに、最後に空気が悪くなり最悪不採用になってしまう可能性もあるため要注意です。

そこで、ここからは、印象を下げてしまうよくない逆質問を紹介していきます。

待遇のことばかり聞きすぎる

待遇面について気になる方は多いと思います。特に給料や休暇の取り方など、生活に直結するようなことであれば積極的に聞きたいと思うのは当然かもしれません。しかし、面接の中で逆質問がそればかりになってしまうのは考えものです。本音を言えば一番聞きたいところかもしれませんが、そこはぐっとこらえて印象を上げる質問に変えていきましょう。

どうしても気になる場合は、条件面の逆質問は一つだけとし、失礼にならないような言い回しで質問してみると良いかもしれません。

何も聞かない

何も聞かないことで必ずしも落ちるわけではありませんが、消極的に映ってしまう可能性があります。面接はやる気をみせるチャンスの場ですので、「特にありません」ではなく積極的に逆質問をしていきたいところです。

急に聞かれても思いつかないという方は、面接前から逆質問の内容を考えていきましょう。

失礼な聞き方をしてしまう

逆質問の際に「なんでも聞いてください」と言われることもありますが、本当に何でも聞いていいわけではありません。その言葉を真に受けて失礼なことまで聞いてしまわないように気を付けましょう。

例えば下記のような逆質問は失礼にあたる可能性があるため要注意です。

  • 辞める人は多いですか
  • 面倒な利用者さんはいますか
  • 人間関係はギスギスしていないですか

ご自身が聞かれたら嫌な気持ちになるような質問は避けるようにしましょう。

調査不足であることがわかってしまうような質問をしてしまう

よくある失敗で多いのが、ホームページに書かれている内容を逆質問してしまうということです。例えば下記のような質問はホームページに記載されている可能性があるため注意が必要です。

  • 理念
  • 方針
  • 業務内容

逆質問を考える際には、必ず先にホームページやパンフレットをチェックしましょう。

その内容をさらに深堀できるような質問が理想的です。

逆質問をするときのポイント

逆質問をするときには、大切なポイントを押さえておくことでさらに印象を上げられる可能性があります。

そこで、ここからは、逆質問をするときの大切なポイントを3つ紹介します。

やる気が感じられるような質問を選ぶ

逆質問で先方がチェックするのは、大まかに言えば「やる気」です。やる気を見せる絶好のチャンスが「逆質問の時間」ですので、ここで印象がよくなるような質問をしていきたいところです。

  • 施設のことをもっと聞きたい
  • 働いた後の姿を具体的に想像したい

上記のような想いで逆質問を考えると、やる気が感じられる逆質問に繋がります。

言い回しに注意する

いくらやる気のある逆質問であっても言い方を間違えると失礼にあたりますので注意が必要です。

同じ質問をしていても言い方一つで大きく印象が変わります!

良い言い方と悪い言い方の一例を下記に紹介いたしますので、是非参考にしてみてください。

【悪い例】
「経験がなく不安なのですが私でも大丈夫でしょうか」

上記の質問は、先方にまで不安を与えてしまいますので、逆質問としてはおすすめできません。仕事に対して不安な気持ちはわかりますが、その気持ちをそのまま伝えるのはやめましょう。

もし、同じ質問をしたい場合には、下記のような言い回しがおすすめです。

【良い例】
「私は未経験の状態で介護の仕事に応募させていただきました。
介護の仕事をしたいと思い、参考書や動画などで高齢者の疾患や介護ケアについて勉強してまいりましたが、まだ不十分な部分は多いかと存じますので仕事が始まる前までに再度勉強をしていきたいと思っています。
実際現場に出るうえで、どのような勉強をさらにしたほうがよいのか教えていただけますと幸いです」

同じように未経験者で不安があるという内容の逆質問ではありますが、後者のほうが介護の仕事をするためにご自身で努力された背景や今後も勉強をしていく前向きな姿勢がみられます。

後者のような質問であれば、先方も丁寧に答えてくれる可能性が高いです。

本当に聞きたいことよりも印象がよくなる逆質問を選ぶ

逆質問は本音で聞きたいことを何でも聞ける場ではありません。

逆質問も採用試験の一環であることを忘れず、ご自身をアピールする場だという認識でいるとより印象を上げることができるでしょう。

逆質問は最後の面接だという意識で、好感度を意識した内容を選ぶと良いかもしれません。

印象がよくなる逆質問で採用してもらおう!

介護職の面接の逆質問は、あなたの印象を上げる絶好のチャンスです。この時間を無駄にしないためにも、ご自身に合った逆質問を事前に考えていくようにしましょう。良い逆質問で先方をあっと驚かせましょう!

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