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介護の面接で落ちる人と受かる人の違いは?合格の方法も解説
介護の仕事を始めたいと思った場合、多くのケースで、まずは就職のための面接を受ける必要があります。 介護職に就くためには、面接に合格したいところですが、「もし落ちたらどうしよう」と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ぜひ参考にしていただければと思います。
介護の面接で落ちる人の特徴
介護の面接対策として、まずは落ちやすい人の傾向を把握しておきたいところです。 そこで、ここからは介護の面接で落ちる人の特徴を5つ紹介していきます。
最低限のマナーが守れない
最低限のマナーを守れない人は、面接に落ちやすいです。 例えば、遅刻してくる、だらしのない服装で来る、履歴書など事前に指定されていた書類を持ってこない、挨拶ができないなどです。 時間を守ることや身だしなみを整えることは、社会人としての最低限のマナーです。
相手の話が聞けない
自己アピールのことばかり考えて、相手(先方)のお話が聴けない方も落ちる可能性があります。 例えば、自分のことばかりマシンガントークのように話したり、先方が話しているときに相槌も打たなかったりするケースです。 また、相槌を入れすぎて先方が話しにくくなる場合も同様です。
威圧的
いくら介護や社会人としての経験があったとしても、威圧的な態度はNGです。 特に、無意識のうちに相手に威圧感を与えてしまう人は要注意です。
連携が必須な介護現場において、威圧感を与える人は調和を乱す原因になってしまう可能性があります。 また、ご利用者様にも同じように威圧感を与えてしまい、萎縮させてしまうのではないかと懸念されてしまうかもしれません。
威圧的な態度をとる人はプライドが高い傾向があるため、謙虚な姿勢を忘れないことが大切です。
無理な希望を提示してくる
介護の経験が長い方であっても、無理な条件を要求すれば採用されない可能性が高いです。 例えば、勤務時間や休みの取り方、給料などのことです。
高い条件であっても、先方が「それでも採用したい」と思えば交渉通りになる可能性もありますが、他のスタッフとのバランスを考えると無理な交渉条件は通らない可能性のほうが高いでしょう。
面接で高い条件を提示するくらいなら、最初から条件の良い求人に応募したほうが良いかもしれません。
やる気が感じられない
仕事に対してのやる気が感じられない人も落ちやすいです!
例えば、履歴書が空欄ばかりであったり、志望動機・介護観・今後のビジョンを自分の言葉で言えなかったりする場合です。 面接の時点でやる気が感じられないと、意欲的に働いてもらうことができないと判断されてしまいます。
介護の面接で受かる人の特徴
面接で落ちる人の特徴がわかったところで、もっと知りたいのは受かる人の特徴ではないでしょうか。 採用されやすくなるためにも、受かる人の特徴はぜひ押さえておきたいところです。
そこで、ここからは介護の面接で受かる人の特徴を5つ解説していきます。
履歴書が具体的に書かれている
履歴書が具体的に書かれていると好印象です。 特に、志望動機や自己PR欄があれば、先方に想いが伝わるように具体的に記載するようにしましょう。
ただし長すぎて内容がよくわからないものはNGです!
簡潔でわかりやすく、そしてオリジナルなエピソードを交えながら適度な長さで記載すると良いでしょう。
好印象を与えるような逆質問ができる
面接では多くの場合、最後に先方から「何か質問はありますか」と聞かれることがあります。 本音を言えば給料や働く時間などの条件面を詳しく聞きたいところかもしれませんが、ここはぐっとこらえて先方に好印象を与えるような逆質問をしていきたいものです。
【例】
・貴施設の今後のビジョンを具体的に教えてください
・貴施設でもっとも大切にしている介護ケアはどういったものになりますか
・貴施設が介護スタッフに期待する部分は具体的にどういったものであるか教えてください
上記は私の考えた一例になりますが、ご自身の言葉で先方に聞きたいことを考えてみてもよいかもしれません。
逆質問を通して条件面ではなく、施設の仕事や介護観に興味を持っているということがアピールできると効果的です。
愛想が良い
愛想が良い人も面接に受かりやすい傾向があります。
・挨拶ができる
・お礼が言える
・笑顔が多い
・先方の話を上手に聞ける
上記のような人は好印象を持たれやすいでしょう。
愛想が良いとご利用者様やスタッフにも好感がもたれやすいため、うまく馴染んでくれるのではないかと期待されやすいです。
ハキハキとしている
ハキハキしている人も先方に好印象を持たれやすくなります。
- 適度な声の大きさではっきりと話す
- 相手が心地よいと思うような早さで話す
- わかりやすく話す
- 質問に対しての回答が的確
コミュニケーションがとりやすい人と印象づけることができるため、面接にも受かりやすい傾向があります。
マナーをしっかりと守る
当たり前のマナーをしっかりと守る人もポイントが高く受かる可能性が上がる傾向にあります。
- 丁寧な挨拶をする
- 時間を守る
- お礼を言う
- 敬語を使う
- 身だしなみを整える
基本的で当たり前のマナーがしっかり守られていると好感度が高く受かる確率が上がるでしょう。
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面接に合格するための方法
落ちる人・合格する人の傾向だけでなく、面接に合格するための具体的な方法を知りたいという方もいらっしゃるでしょう。 そこで、ここからは、面接に合格するための方法を紹介してまいります。
施設の理念・方針を事前に調べておく
採用試験を受ける法人・事業所の理念や方針は予め必ず調べておくようにしましょう。
先方が知りたいのは「法人・事業所の理念や方針に共感していただけるか、または互いの考え方の相性は良いか」という点です。 事前に理念や方針を調べておき、それに沿った介護観を伝えることで先方との相性が良いことへのアピールができます。
事前に理念や方針を知っていることを伝えておけば、「きちんと就職前の事前準備ができていること」のアピールにも繋がります。
面接で聞かれそうなことを事前に考え、自分なりの考えをまとめておく
面接で聞かれそうなことを予めいくつか想定しておき、回答を用意しておくと安心です。 介護の面接で特に多い質問は下記になります。
- 前職を辞めた理由は何ですか?
- 介護の仕事をしたいと思う理由、目指したきっかけは何ですか?
- 志望動機は?
- どのような介護ケアをしたいですか?
- あなたの介護への想い、または介護観を教えてください
- 就職後のビジョンは?
- あなたは就職後どのように力になってくれますか?
- 介護の仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?(転職の場合)
上記はよくある質問例ですので事前に回答を考えておくと、急に聞かれたときにもスムーズに答えることができるでしょう。
当日ばたつかないように事前準備をしっかりしておく
面接当日は、誰もが多少なりとも緊張するものではないでしょうか。 しかし、事前準備をしっかりと行っておくことで安心感から少し冷静になることができるかもしれません。
当日慌てないために、特に準備をしておきたいのは下記です。
- 時間や場所を確認しておく
- 面接当日に着る洋服や靴を準備しておく
- 書類などの提出物を用意しておく
- 逆算して何時ごろ家を出るか具体的に考えておく
万が一、トラブルがあった際にもすぐに先方に連絡できるよう、スマートフォンも十分に充電して当日忘れないように持参していきましょう。 緊急連絡先として電話番号を控えておくことも忘れてはいけません。
トラブルが起こっても落ち着いて対応できるよう早めの行動を心がけておくと安心です。
面接に合格して介護の仕事を始めよう!
介護の面接は基本的なマナーが守られ、法人・事業所が求める介護観に対し大きな相違がなければ、比較的合格しやすい傾向にあります。 難しく考えなくても、しっかりと準備をして面接に望めば、合格する確率は十分に高まります。 ぜひこの記事を参考に介護の面接準備をしてみてください。
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