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訪問介護キャンセルばかりで給料はどうなる?トラブル例と対処法紹介
訪問介護において利用者様がキャンセルされた場合、給与がちゃんと支払われるのか不安な方もいるでしょう。急なキャンセルが発生した場合、給与を受け取ることはできないのでしょうか。
キャンセル以外にも訪問介護で発生する可能性のあるトラブル例やその対処法についても紹介していきますので、ぜひご覧ください。
訪問介護でキャンセルされたら給料はどうなるの?
訪問介護でキャンセルがあった場合、気になるのはスタッフの給料のことかもしれません。
ちゃんと払ってもらえるのだろうか…
と不安のまま過ごすのは辛いものです。 不安を払拭するためにも、キャンセル時の給料支払いについて把握しておきたいと思います。
そこで、ここからは、訪問介護でキャンセルされた場合の給料について詳しく解説していきます。
結論:原則、キャンセルでも給料の支払い義務はある
キャンセルが発生し、その分の給料が支払われない場合、スタッフは困ってしまうでしょう。 労働基準法では、利用者都合のキャンセルがあった場合、休業手当としてその分の給料を支払うことが義務付けられています。
また、休業手当の代わりに代理の仕事をスタッフに与えるという方法もあります。 いずれにしても、利用者都合のキャンセルの責任を訪問介護サービス事業者が取る義務があるのです。
参照: https://goal4864.com/kaigo-labo/regulations-manual/355/#i
自己都合のキャンセルは請求ができる
訪問介護のキャンセルは全体で月間10~20%ほどあると言われています。 キャンセルが続けば、当然事業所の収入面におけるダメージは大きいでしょう。 利用者が自己都合でキャンセルをした場合、訪問介護サービス事業者はキャンセル料を請求する権利があります。
自己都合のキャンセルにいつも泣き寝入りしているという場合は、キャンセル料の請求を提案してみるのも良いかもしれません。
参照: https://goal4864.com/kaigo-labo/regulations-manual/355/#i
キャンセル以外の訪問介護のトラブル例4つ
訪問介護サービスは、キャンセル関連のみならず、他にもさまざまなトラブルが発生することがあります。
ここからは、訪問介護でよくあるトラブル例を紹介していきます。
利用者様に受け入れられない
訪問介護において、利用者様に受け入れてもらえないトラブルが生じることがあります。受け入れられない理由は以下の通りです。
- 訪問介護スタッフと利用者様の相性が悪い
- 利用者様が元々人と関わるのが嫌い
- 他人を自分の家に入れたくない
エスカレートすると、利用者様が訪問介護を嫌がり、暴言を吐くなどのトラブルが発生することもあります。ゆっくりと信頼関係を築いていくことが重要ですが、その過程でスタッフが疲れてしまうこともあります。
訪問先で利用者様に受け入れてもらえない場合には、上司に相談したり、状況を共有したりして、一人で悩まないようにしましょう。
できないことを頼まれる
「できないことを頼まれる」ことも、訪問介護でよくあるトラブルです。
利用者様やそのご家族が、訪問介護サービスの業務内容を理解していない場合があります。そのため、「これくらい良いだろう」と思ってしまい、要求してしまうことがあります。しかし、訪問介護サービスには提供できない内容も存在します。
断ろうとすると、納得できず怒り出すなど、トラブルになることもあります。訪問介護スタッフができないことを理解してもらうためにも、初めの面接時に業務内容を詳しく説明しておくことが重要です。
困ったときには、上司やケアマネージャーに相談して、助けを求めると良いでしょう。
セクハラを受ける
訪問介護のサービス中には、利用者様との間で2人きりになることが多いです。このような状況では、セクハラ被害を受けるケースも報告されています。
万が一、セクハラのような被害を受けた場合には、すぐに上司に相談するようにしましょう。
利用者様からプレゼントを毎回渡される
利用者様からプレゼントを受け取ることで困る場合もあります。多くの事業所では、利用者様からのプレゼントを受け取らないというルールがあります。しかし、実際に利用者様が好意でプレゼントを渡してくれると、断りづらくなることもあります。
毎回プレゼントを受け取ることで困る場合には、上司に相談し、再度ケアマネージャーなどを通じて利用者様やご家族にプレゼントの受け取りを断る旨を伝える必要があります。
訪問介護で困ったときの対処法
訪問介護サービス中に困る事例を記事で紹介してきました。実際に、似たような経験があるという方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここからは訪問介護で困ったときの対処法を解説していきます。
状況と課題を整理する
まずは、困っている内容や状況を整理しましょう。状況や課題を整理した上で上司に相談した方が、その後の対応がしやすいからです。難しいと思った場合は、困っていることを紙に書き出してみると整理しやすいかもしれません。
困っていることや状況を箇条書きにしてみると良いでしょう。
スタッフ同士で話し合う
困っていることをある程度整理できたら、カンファレンスなどの時間を作り、話し合いの場を設けることがおすすめです。時間を作ることが難しい場合には、数十分でも他の訪問介護スタッフやサービス責任者などと情報共有だけでもできると良いでしょう。
訪問介護で行き詰ったときには、他のスタッフの意見を聞くことが大切です。
クレームなどの対応法や介護ケアなどを勉強する
話し合いで解決する方法もありますが、スタッフ一人ひとりのスキルを磨くことも大切です。研修に行ったり、参考書を読んだりしながら、介護ケアや接遇についての勉強をすると良いかもしれません。
困りごとに対応できるなど、訪問介護スタッフとしてのスキルが上がるだけでなく、モチベーションアップにもつながるでしょう。
先にできないことを説明しておく
できないことを頼まれるという事態が起きないように、訪問介護スタッフとして先にできないことを伝えておくことも大切です。
できる業務とできないことを利用者様やご家族に理解してもらうようにしましょう。
できないことも丁寧に伝えると角が立ちにくいかもしれません。
どうしても仕事が合わない場合は、転職も検討する
訪問介護スタッフとしての仕事に苦痛を感じたら、場合によっては転職を検討した方が良いこともあります。例えば以下のような状況であったら、一度ご自身の仕事を見直してみるようにしましょう。
- 仕事が原因で体調不良になる
- 重いプレッシャーで寝れない日が続く
- 仕事が合っていない気がする
上記のような場合は、仕事の継続が難しいかもしれません。それでも介護の仕事がしたいという場合には、入居型の介護施設やデイサービスでの仕事に切り替えるなどしてみると良いでしょう。
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