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ハローワークで初任者研修は受講できる?メリットや注意点など解説
就職したいときに多くの方が利用するのが、ハローワークです。ハローワークでは、幅広い就職サポートを提供しており、その中の一つとして職業訓練があります。「介護系の仕事がしたい」とお考えの方の中には、初任者研修を受講したいとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。ハローワークで介護系の資格が取得できるかどうかは実際に可能なのでしょうか。
ハローワークで初任者研修を受講する際のメリットや注意点なども解説していきますので、ぜひご覧ください。
ハローワークで初任者研修って受講できるの?
「できればハローワークで資格を取得したい」と考えている方もいるのではないでしょうか? 特に就職・転職に有利な資格であれば、取得しておきたいものですよね。
そこで、ここからは、ハローワークで初任者研修の受講が可能かについての回答を紹介していきます。また、初任者研修やハローワーク職業訓練についての簡単な解説も行いますので、ぜひご覧ください。
結論:職業訓練として受講できる
初任者研修ってハローワークで受講できるの?
という疑問に対する回答は、「受講できる」です。ハローワークの中の職業訓練の一環として初任者研修を受講できます。しかし、それにはいくつかの条件があるのも事実です。
職業訓練として初任者研修を受講するための条件については、記事内で詳しく紹介していきます。
初任者研修とは
決められたカリキュラムを受講し、介護の基礎知識・技術を身につけます。カリキュラム受講後、試験に合格すると修了者となり、介護系の資格として初任者研修が取得できます。
初任者研修は、介護系資格として介護業界内でも認知度が高い資格です。取得メリットについては記事内で改めて紹介しますが、持っていることで介護業界の就職に有利になることでも知られています。
職業訓練の種類
ハローワークの職業訓練は大きく2種類あります。求職者支援訓練と公共職業訓練です。2つは、対象となる人が異なります。具体的には以下の通りです。
- 求職者支援訓練:雇用保険受給資格のない方
- 公共職業訓練:雇用保険受給資格のある方
上記2つは、受けられる支援にも違いがあります。初任者研修は、2種類の職業訓練により受けることが可能です。
求職者支援制度を利用する流れ
求職者支援制度は、下記の条件を満たす方が対象となり受けられる制度です。
- 雇用保険受給資格がない
- ハローワークに求職の申し込みをしている
- 労働の意思と能力がある
- 職業訓練等、支援を行う必要があるとハローワークが判断した
雇用保険の受給資格がない方は、こちらの制度を利用して初任者研修を受講できる可能性があります。
求職者支援制度を受けるための流れは以下になります。
- 制度説明会に参加する
- 訓練コースを選択する
- 訓練受講の申し込みをする
- 選考後合否が決定
- 合格したら就職支援計画を交付する
- 受講開始
受講までの道のりが長く感じる方もいるかもしれませんが、選考に合格すればさまざまな支援を受けながらの受講ができるため、検討されている方はぜひ申し込みをしてみましょう。
ハローワークで初任者研修を受講するメリット
ハローワークで初任者研修を受講するメリットは多いです。初任者研修の受講を検討している方は、特に知っておいてほしいところです。
そこで、大きなメリットといえることを3つにまとめましたので、以下で解説していきます。
就職が決まるまでのサポートが受けられる
前提として、ハローワークは就職をサポートしてくれる機関です。初任者研修の受講後も、しっかりと就活をサポートしてくれます。せっかく初任者研修を受けても、そこから再び自身で就活を一から行うのは手間ですが、企業・事業所と求職者の間に入って面接までの手続きなどをしてもらえるのは、最大の魅力とも言えるでしょう。
特に、介護系の就職に力になってくれる可能性が高いため、希望条件があれば事前に伝えておきましょう。
資格を取得したら介護系の就職・転職で有利になる
初任者研修の資格を取得することで、介護施設・事業所への就職・転職が有利になる可能性があります。介護業界において、介護系の資格を持っていることは有利とされています。その証拠に、求人欄には「初任者研修以上の資格所有者歓迎」などの文言が入っていることも多いです。
初任者研修を持っていることで、介護施設・事業所で歓迎される可能性が高いため、就活をする際には、積極的に資格を所有していることをアピールしていきましょう。
給付金がもらえる可能性がある
職業訓練は、条件を満たすと給付金がもらえる可能性があります。しかし、条件が厳しく、提出書類も多いため、給付金をもらうまでの道のりが長いことを理由に諦めてしまう方もいます。
手間はかかりますが、給付金がもらえればお得に受講できますので、気になる方はハローワークで聞いてみるのも良いかもしれません。
介護の知識や技術が身につく
初任者研修は、介護の基礎知識や技術を学ぶための研修です。全てのカリキュラムを受講することで、介護への知識が深まったり、技術が身につけられたりすることも大きなメリットであると言えるでしょう。
現場で使える知識・技術が身についている状態であるため、就職しても即戦力として活躍できる可能性が高いです。
ハローワークで初任者研修を受けるときの注意点
人気の高いハローワークの初任者研修ですが、受講の際に気を付けるべきこともあります。せっかく受講できるようになったのに、「こんなはずではなかった」とならないためにも、気を付けるべきポイントは押さえておきたいところです。
そこで、ここからはハローワークの初任者研修を受けるときの注意点3つを解説していきます。
できるだけ欠席しないようにする
ハローワークの初任者研修は、基本的に平日の日中の時間帯のみになります。また、欠席した場合の振替はできないことが多く、欠席をしてしまえば修了できなくなってしまう可能性もあるため、できるだけ出席を心掛けましょう。民間のスクールは、さまざまな時間帯のクラスが用意されていることが多いです。
平日の日中の受講が難しい方は、民間のスクールのほうが向いているかもしれません。
テキスト代など自己負担を予め理解しておく
意外と勘違いされていることが多いのが、費用のことです。ハローワークの職業訓練であれば、全てが無料で受講できると思われがちですが、実は費用負担が全くないわけではありません。
テキスト代などは自己負担であることが多いため、「こんなはずではなかった」とならないように予め理解しておくようにしましょう。
開講時期が限られていることがある
気を付けなければならないのは、受講できるタイミングです。ハローワークの職業訓練の中の初任者研修は、いつでも開講しているとは限りません。開講時期が限られていることもあるため、自身の希望のタイミングでは受講できない可能性もあります。
希望と初任者研修の開講時期がズレている場合は、ハローワーク以外の方法で受講を検討するのが良いかもしれません。
ハローワークで初任者研修資格を取ろう!
ハローワークの職業訓練として初任者研修を受講するメリットは多いです。受講をしたい方は、ご自身が対象者として当てはまるかを確認してみましょう。初任者研修を取得したら、介護業界で活躍できる可能性は高まりますので、ぜひ資格取得を目指してみてほしいと思います。
また、初任者研修の資格を取ったら、介護単発バイトアプリ「カイテク」に登録することも可能です。カイテクでは、単発バイトをしながら就職活動を行うこともできるため、ハローワークで職場がなかなか決まらない方は、カイテクで就職先を探してみるのも良いかもしれません。
イキイキと働ける未来を目指して、初任者研修の資格取得や就職活動を進めていきましょう。
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