【派遣看護師は使えない？】仕事ができない人の特徴や対処法について解説！

看護師の業務は非常に多忙であり、常勤看護師だけでは仕事が回らないという職場も多いでしょう。

そのようなときに、現場の応援として必要となる存在が派遣看護師です。しかし、実際に勤務してみないとスキルや対応力の高さが分からないという部分もあります。

仕事ができない派遣看護師とは、どのような特徴があるのでしょうか？

今回は、使えない・仕事ができない派遣看護師の特徴や対処法についてご紹介します。

派遣看護師って実際どうなの？

派遣看護師を採用している職場では、派遣看護師に対してどのような評価がされているのかみてみましょう。

派遣看護師に限らず現場では即戦力が求められる

看護師が活躍する現場では、派遣・常勤に限らず即戦力となる人材が求められます

常勤看護師だからといって派遣看護師よりもスキルが上であるというわけではありません。

器用で仕事ができる派遣看護師も多く、契約が切れたとしても「また来て欲しい」と思われる人も多くいます。反対に、即戦力とならないと判断されてしまうと、「早く他の人に変わって欲しい」と思われてしまうこともあるでしょう。

派遣看護師は使えないと感じている常勤看護師もいる

派遣看護師に対する口コミや評判を調べてみると、「使えない」「仕事ができない」と感じている常勤看護師もいる

たまたま派遣としてきた看護師が、スキルを持ち合わせていなかったり、人間関係の相性が合わないこともあるかもしれません。お互いにフォローし合うことが大事ですが、仕事ができないと判断される上に態度が悪いとなると常勤看護師はストレスを感じてしまうでしょう。

常勤とは違って、派遣看護師は短期期間の契約となるため、入れ替わりがあります。また、現場に慣れておらず仕事が遅いと感じる場合もあるのでしょう。

派遣看護師によって保有するスキルが異なる

全ての派遣看護師が、高いスキルを保有しているというわけではありません

派遣看護師という働き方が好きだから派遣という形で勤務している方もいますが、ブランクがある方や正社員になる前に経験を積んでおきたいという方もいます。

また、現場によって方法が異なっていたりするので、対応力やコミュニケーション能力も求められます。

人によってスキルの違いがありますので、他の看護師と比べて「あの派遣看護師はできたのに」と感じることもあるでしょう！

使えない・仕事ができない派遣看護師の特徴

高いスキルを保有している派遣看護師がいる一方で、仕事ができないと判断される派遣看護師に出会う可能性もあります。

こちらでは、使えない・仕事ができないと判断される派遣看護師の特徴を4つご紹介します。

看護師の仕事へのやる気が感じられない

全ての看護師に通じることですが、看護の仕事に対するやる気がないような態度や行動をとる人は現場には相応しくありません

人の命に携わる仕事であるため、常に緊張感や責任感を持って業務を行う人が望ましいです。

仕事に対するやる気がないことで、症状を理解していなかったり、変化に気付けないなど患者さんに直接迷惑が掛かってしまいます。

看護師としてのスキルが不足している

看護師は、医療の知識・技術はもちろん、コミュニケーション能力などの様々なスキルが必要

まだ経験が浅い派遣看護師もいます。長く同じ職場で勤務している常勤看護師と比べると、スキルが不足していると判断される場合もあるでしょう。

分からないことはすぐ尋ねたり、自分で解決しようと積極的な人材であれば、フォロー体制も整えやすいかもしれません。受け身な人が派遣として来られると常勤看護師の負担も大きくなってしまいます。

自己中心的な考え方をする

看護の現場では、コミュニケーションや周囲との協力体制が重要

そのため、周りのことを考えずに自分の考えを押し通す自己中心的な人がいると、はっきり言って迷惑な人材です。

周囲の状況を読み、指示を正確に理解して対応するスキルが求められます。言われたことだけを行えばいいという考えを持っている人材もリスクが高いです。

看護師だけでなく医師や他職種のスタッフとの連携がうまく取れなくなり、現場の空気が悪くなってしまうでしょう。

プライドが高く自分の非を認めない

自分がミスをし、指摘されたときに素直に非を認めない人材も看護の現場に適していません

看護師としてプライドを持って仕事をすることは悪いことではありませんが、そのプライドを勘違いしてはいけません。誰よりも仕事ができると間違ったプライドを持っていると、周りの意見を聞き入れにくくなってしまいます。

なかには、指摘されたことに対して感情的に反論する人もいます。一つのチームで患者さんのケアを行なっているということを忘れてしまうと、プロとは言えないです。

派遣看護師が使えない・仕事ができない場合の対処法

万が一、派遣として採用した看護師が使えない・仕事ができない人材であった場合は、以下のような対処法があります。

派遣の担当者に相談する

派遣看護師があまりにも仕事ができないと判断した場合は、派遣の担当者に相談をしましょう

派遣看護師が雇用契約を結んでいるのは、派遣会社になります。常勤看護師とは違って、派遣看護師は契約が終了すると他の看護師が派遣されてきます。

あまりにも現場に相応しくないという場合は、報告・相談をして人を変えてもらいましょう！

使えない・仕事ができない派遣看護師に高い期待を持たない

全ての派遣看護師が高いスキルを持ち合わせているわけではないので、高い期待を持たないことも一つの対処法

これまでの派遣看護師が仕事ができる人であったからといって、次の派遣看護師もそうであるとは限りません。その反対も然りです。

以前は、正社員として働いており、出産や子育てを経てブランクがある人もいます。また、正社員として働き始めるまでの前段階として派遣看護師を選んでいる人もいるでしょう。

人によって、状況や事情が異なりますので、最初から仕事ができる・できないと決めつけないことも大事です。

「ナースケ」を活用して対応力の高い看護師を採用する

看護の現場は、チームワークが求められるため、相性が合う合わないといった問題もある

実際に採用してみないと、対応力の高さが分からないといった問題もあります。このような問題を解決するための方法として、「カイテク」がおすすめです。

熱意を持った派遣看護師を見抜くことで快適な職場環境が整う

常勤看護師とは違って、派遣看護師は短期契約であるため現場に慣れずに仕事が遅いと感じることもあるでしょう。しかし、器用で対応力が高い派遣看護師も多くいます。

フォローし合う体制は大切ですが、常勤看護師の負担を軽減するためにも熱意を持った派遣看護師を見抜くことが大事です。万が一、派遣看護師のスキルが見合っていないと判断した場合は、まずは担当者に相談してみましょう。