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「避けられない業務上の間違いはどうしたらいい?」看護師が起こしやすいミスや対処方法について

看護師として働いていると、あらゆる場面で間違いを起こしてしまうことは誰にでもあるものです。しかし、仕事上でミスをしてしまうと、焦ってしまい落ち込んでしまいますよね。

ミスが重なってしまい、もう辞めたいと感じてしまう場合もあるでしょう。

万が一、ミスを起こしてしまった場合はどのように対処すれば良いのでしょうか?

今回は、看護師が起こしやすいミスやミスを起こした際の対処方法についてご紹介します。

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目次

看護師が起こしやすいミスとは?

看護師が業務中に起こしやすいミスとしては、以下の通りになります。

処方や投薬に関するミス

薬に関するミスは、看護師が起こしやすいミス

点滴や内服薬などの投与する量や種類の間違い、または投薬忘れなどのミスが起きやすいです。業務上、多くの種類の薬剤を扱います。さらに、医療現場で取り扱う薬の種類は変化し続けています。

ミスを起こさないように、ダブルチェックを行い、正確に処方・投薬することが大事です!

ドレーンやチューブに関するミス

看護師が扱うことが多い点滴や消化管などのチューブ、また手術後のドレーンチューブに関するミスも起こりやすい

患者さんに使用しているチューブに引っかかってしまい、チューブが取れてしまうことがあります。また、徐々に点滴注射針がずれてしまうこともよくあるミスとして挙げられます。チューブが取れないように注意を払い、固定方法も注意しなければならないでしょう。

患者さん本人が点滴を抜いてしまうこともありますので、痛みやかゆみを防止する対策も必要となります。

医療機器に関するミス

現場で取り扱う医療機器に関するミスも多く発生

よくあるミスとしては、設定忘れや電源入れ忘れが挙げられます。

元々アラーム設定があるものが多いため、不具合が生じた場合はアラームが鳴り気付くことができるでしょう。しかし、ミスを起こさずに適切に使用することが望ましいです。

検査に関するミス

採血や検体採取などの検査においても、ミスが発生する

本来、検査が必要な患者さんが検査対象とされていなかったり、検査が必要でない患者さんを検査していたりなどの患者間違いが起きています。また、採血量や適切な保存方法が取られていないというミスも含まれます。

安全な医療・看護ケアを提供するために、必ず防がなければなりません!

患者さんの転落や転倒に関するミス

患者さんがベッドや車いすなどから転落・転倒してしまうこともミスに含まれます。

打ち所が悪いと、命にかかわるので非常に危険です。転落・転倒防止のための対策が求められます。

特に、夜間は病院内のスタッフが減ってしまうので、センサーなどを設置する必要があります。

コミュニケーションに関するミス

医療行為だけでなく、コミュニケーションに関するミスもあります。

職場内のコミュニケーションが充分に取れていないと、伝達ミスが起きてしまい大きな事故に繋がってしまいます。同じ看護師同士だけでなく、医師や他の職種の方とのコミュニケーションが大事です。

伝達や連携が上手くいくことで、患者さんに対して適切な医療を提供することができます。

ミスが起きた際に看護師が行うべき対処方法は?

自分でミスを起こしてしまったときは、次のような対処方法を取ることが大事です。

ミスに対する言い訳をしない

仕事中にミスを起こしてしまったときには、言い訳をしないということが大事

もちろん、ミスを報告する際の嘘やミスを隠してしまうことは厳禁です。

薬の飲み忘れや点滴の自己抜去など、看護師本人が直接起こしたものではない事案に遭遇することもあるでしょう。しかし、これらのケースも看護師の予測・管理ミスとなります。

現場で起きることは、責任を持って対処する必要があります!

ミスを防ぐための改善策を考える

ミスが起きてしまった場合は、再び起こらないように改善策を考える必要がある

自分が起こしてしまったミスを振り返り、全体で共有して防止する策を施します。例えば、薬に関するミスを防ぐために、薬膳の配置を変えたり、ダブルチェックを行う体制を整えます。転倒防止のためには、ベッド周りやドア周りにセンサーを設置するといった改善策を行うと良いでしょう。

リスク対策を取ることで、より安全な環境で患者さんをケアすることができるでしょう!

フォローできる体制を整える

部署内であるいは病院内で、フォローする体制を整えることがミス発生防止へと繋がる

特に、新人看護師の場合はまだまだできないことや分からないことが多いため、周りのフォローが必須です。1人に責任を押し付けてしまうのではなく、連携を図りながら業務を行うことが大切です。

現場のスタッフがフォローし合える体制であると、ミスを防げるだけでなく、働きやすい職場環境を整えることができます。

ミスを起こしてしまった看護師の立ち直り方とは?

仕事中にミスを起こしてしまうと誰でも落ち込んでしまうものです。

自分のミスにショックを受けてしまったときは、次の内容をぜひ参考にしてみてください。

自分のミスを客観的に見つめ直す

まずは、なぜミスが起きてしまったのか、客観的に見つめ直してみる

冷静に分析することで、反省点が見つかり、改善すべき行動が見えてきます。万が一、ミスや事故が起きてしまった場合は、インシデントレポートを作成することになります。

このインシデントレポートの作成では、原因や対策の他に環境的要因といったあらゆる視点から見つめ直す作業が必要です。

インシデントレポートを作成しながら、あらゆる視点からミスの原因や改善策を考えてみましょう!

気持ちを整理し切り替える

誰でも仕事でミスをすると、落ち込んでしまう

ずっと落ち込んだ状態でいると、心が沈んだままになってしまいます。気持ちを整理して、「次に活かそう」「また頑張ろう」と切り替えることが大事です。

仕事のミスがプライベートに影響してしまうこともあるかもしれません。

体調にストレスが表れないように、趣味や自分の好きなことをしてリラックスするようにしましょう。

不安な部分を改善しスキルアップに努める

ミスによって自分が苦手な部分や不安な部分が発見できる

改めて勉強をしたり、勉強会などに参加するなどをしてスキルアップに努めましょう。スキルアップできることで、看護師としてさらに自信がつきます。

看護師としての知識や技術が向上することで、ミスが起きた原因や改善策がより明確になります。

体調にストレスが表れないように、趣味や自分の好きなことをしてリラックスするようにしましょう。

起こしてしまったミスに向き合い次に生かすことが大事

看護師として働いていると、薬やチューブ、医療機器など様々な面でミスが起こりがちです。なかには、看護師本人が直接関わっていない、予測が難しい場合もあるでしょう。

あらゆる場面を想定して、他の職種と連携を図りながら防止対策を施すことが大事です。

ミスを起こしてしまい、落ち込んでしまうこともあるかもしれません。もしも、自分が仕事中にミスを起こしてしまった場合は、きちんと向き合い次に生かすようにしましょう。

不安な部分は改善に努めることで、スキルアップへと繋がりますので、落ち込まずに前に進むという気持ちを大事にしてください。

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