【カイテク勤務体験 Vol.2】ソラスト銀閣|小規模多機能型居宅介護|排泄・食事・入浴介助

カイテクでソラスト銀閣で、11時から20時までの遅出勤務を体験してきました。入浴介助や排泄介助などの身体介助を担当しましたが、他にもいろいろな業務を行いました。

今回は、カイテクで実際に働いてみてわかった詳しい仕事内容を、タイムテーブルでご紹介します。

また、施設や職員の雰囲気、休憩室や更衣室の様子、施設のこんなところが良いけど、ここは改善されたら嬉しいなと思った点もまとめました。

ぜひ、参考にしてみてください!

目次

勤務体験

勤務概要

・見守り、対話
・入浴介助:個浴(1人対応)
・排泄介助:トイレ誘導~おむつ交換
・レク、体操のサポート:個別レク・体操・合唱・集団体操・おやつレク(日によって変動します)
・調理:調理レベル(湯煎)※食形態変更もあります。
・配膳、下膳、お茶出し
・食事介助:見守り~全介助
・服薬介助
・清掃
・洗濯
・添乗業務、送迎時の移動介助など
・記録業務

施設の雰囲気

メインフロアが畳になっているせいか、アットホームで雰囲気のある施設です。

畳が傷まないように、ルームシューズか靴下での勤務をお願いしますと申し込み条件に記載がありましたが、靴下でもあまり汚れることもなく勤務することができました。

利用者が集うフロアはあまり広くありませんが、奥に使われていない広い空間があり、そこに洗濯物を干したり、職員が休憩したりするスペースがありました。

職員は、男女ともに40代以上の方が多く、特に女性職員がとてもフレンドリーでした。

退勤される際にわざわざ浴室まであいさつに来てくださる方、手を振って挨拶してくださる方など感じの良い方が多い印象です。

勤務内容

【10:45 ~ 11:00】出勤

出勤すると、休憩室とロッカールームに案内されます。

ロッカーはカイテクワーカー用のロッカーではなく、職員が使用しているものです。
入りきれなかった貴重品(財布、鍵、携帯)以外の着替えなどは、更衣室兼ロッカールームの端に置きました。

出退勤処理用のQRコードは、ロッカーから少し離れた事務所の入り口に貼られていました。

【11:00 ~ 12:00】排泄介助、トイレ誘導、配膳、食事介助

職員が昼食の準備をされている間に、ほぼ1人でフロアの見守りと、トイレへ行く利用者の歩行介助や排泄介助をします。
認知症の方や車椅子の方など、頻繁に行かれる方もいて、フロアにいる利用者の様子も気にしながらの介助でした。

もう1人の職員は入浴介助をされていたようで、職員の役割分担がきちんと決まっている印象があります。

食事介助のときは、利用者が普段どれくらい召し上がるのかわからなかったため、終了までに時間がかかりましたが、後になって、職員にいつもの摂取量を聞いておくべきだったと思いました。

【13:00 ~ 15:00】入浴介助、浴室清掃

入浴介助は、女性利用者のみを担当しました。

メインフロアから浴室まで距離が離れており、職員を呼ぶ場合はナースコールを押すようにとの指示がありました。

入浴される利用者の名前リストはもらったのですが、個別情報は記載されておらず、利用者本人にお尋ねしてもわからないことが多くあり、その度にナースコールを押しました。
職員はすぐに駆けつけてくださり、不安をあまり感じずに対応することができました。

浴室と脱衣室の間が、重い引き戸になっており開け閉めがしにくく、「重い」と言いながら必死に開け閉めする私の姿を見て利用者が笑っておられました。

【15:00 ~ 16:00】休憩

休憩室は2カ所あり、1つ目はロッカールームと併用、2つ目は洗濯物干し場の横にありました。

両方の休憩室にソファが置かれていて、電子レンジや冷蔵庫もあったので、お弁当の温めや保冷もできました。

【16:00 ~ 19:00】見守り、排泄介助、洗濯、配膳下膳、食事介助、口腔ケア、

休憩時間が終わってからの4時間の仕事内容は、多岐にわたります。

見守りと、トイレでの排泄介助が主な仕事ですが、それ以外にも、夕食の食事介助や食事後の口腔ケアも行いました。

【19:00 ~ 20:00】排泄介助、見守り

口腔ケアが一段落すると、就寝介助の時間になります。

私は、トイレ介助やフロアに残っている利用者の見守りを行い、職員から「就寝介助に入るように」との指示はなかったため、介入はしませんでした。

フロアに残っている利用者は少なくなっていきますが、フロアでの見守りはほぼ私1人でした。

施設の良い点

①鍵付きロッカーと男女別更衣室

鍵のかかるロッカーと男女別の更衣室があったので、貴重品の保管や着替えが比較的安心してできました。

職員用のロッカー兼更衣室の入り口ドアにも鍵がかかれば、もっと防犯になると思います。

②休憩室が2カ所

休憩室が2カ所なので、他の職員と被らずひとりでゆっくりと休憩がとれました。

私は休憩中に人と話したくないので、これは嬉しかったです。

③休憩室に冷蔵庫と電子レンジ

休憩室に職員が使用していい冷蔵庫と電子レンジがあります。

時々、厨房にある電子レンジや冷蔵庫を職員が使用していいという施設がありますが、単発ワーカーや入職したばかりの職員にはそれがわからず、遠慮してしまうこともあります。

休憩室に専用として置いてあったほうがすんなり使えてとても助かります。

施設の改善点

①入浴利用者の事前情報が欲しい

利用者や職員のいるフロアから浴室までが、広いスペースを挟んで離れており、職員に用があるときはナースコールを押すようにと指示がありました。

わからないことがあったとき、遠慮なくナースコールを押しましたが、正直こんなことで呼ぶの悪いなと思うような内容もありました。

入浴介助のときに必要な情報は、先に紙などに書いておいてもらえれば、忙しい頻繁に職員を呼ばなくて済みますし、利用者を待たせることもなくなって良いのではと思います。

②今は何をする時間か、職員の所在を知りたい

利用者の夕食後、いつのまにか職員がどこかへ行ってしまい、姿が見えないときがありました。

結果的には就寝介助をしていたのですが、不穏気味な利用者がいたこともあり、職員が今どこにいるのかは知っておいたほうが安心だったと思す。

今からの時間は何をするのか、ワーカーは何をしていればいいのかの指示は、必須だと思います。

③浴室の引き戸が重くて開けにくい

浴室引き戸が重くて開け閉めがしにくく、完全に閉めることもできず、少し開いた状態で入浴介助しました。

簡単に動かすコツがあるのかもしれないが、何度かトライして諦めました。

私はどちらかというと力があるほうだと思いますが、あの重い引き戸の開閉に疲れてしまいました。

フレンドリーな女性職員のいる施設で人間関係は心配なし!

今回、カイテクで勤務したのは、「ソラスト銀閣」でした。

仕事内容は入浴介助、排泄介助や食事介助、口腔ケアなどの身体介助がメインになります。

利用者は女性がほとんどですが、男性の利用者も比較的穏やかな方が多いように感じました。小規模多機能ですので、日によって男女比の変動や、来られる利用者も異なると思いますが…

休憩室は2カ所あり、ひとりでのんびりと休憩できます。電子レンジや冷蔵庫もあるので、冷凍食品の温めもできるし、冷蔵品を冷やしておくこともできます。

職員は40代以上の方が多く、女性職員は特にフレンドリーな方が多いので、人間関係でつまづく心配はなさそうです。

今回の体験記事を参考にぜひカイテクでの勤務をしてみてください!

ソラスト銀閣

〒615-8036 京都府京都市西京区下津林南大般若町120 湧昇閣

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