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【介護職の掛け持ちをしたい方へ】注意点やおすすめの職場を紹介！
介護事業所で働いていると、給料や人間関係に不満を感じることがあるかもしれません。そのため、仕事の掛け持ちを検討している方もいるでしょう。しかし、実際に掛け持ちをするべきかどうかは、悩む点となるでしょう。
これから介護職の掛け持ちを考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
目次
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介護職の掛け持ちのメリット4つ
介護職が掛け持ちをするメリットは以下のとおりです。
- 収入が増える
- 多くの経験が積める
- さまざまな事業所の様子がわかる
- 人間関係に困りにくい
介護職が掛け持ちをするメリットを解説します。
収入が増える
複数の事業所で働くと収入が増えます。これは勤務日数や時間を増やすことが可能であるからです。
例えば介護の仕事を掛け持ちする中には、夜勤専従で働く方もいます。夜勤専従とは夜務専門に働く介護職のことで、夜勤手当を含めた時給が高く、日勤で働くよりも給料が上がります。
日勤と夜勤を組み合わせた勤務体系が実現できれば、収入は大きく増加します。
多くの経験が積める
介護の仕事を複数掛け持つことで、様々な事業所で働く機会が得られます。それにより多岐に渡る経験を積むことが可能となり、これは掛け持ちの大きなメリットです。
たとえば、日中のデイサービスで働いている場合、特別養護老人ホームのような介護度の高い高齢者のケアを体験する機会は少ないでしょう。しかし、介護度の高い施設でも働けば、オムツ交換や機械浴を使用した入浴介助といった作業が行えます。
技術を磨きたい方や他の職場で経験を積みたい方には、介護職の掛け持ちはおすすめです。
さまざまな事業所の様子がわかる
介護職を掛け持ちすれば、様々な事業所の働き方を理解することが可能となります。
別の施設での労働環境を知ることで視野が広がり、自身がよいと思った働き方を新たな現場で提案する機会が得られます。反対に、「ここは直した方がいい」と感じる点が見えてきた場合、それも介護職としての成長につながります。
人間関係に困りにくい
複数の事業所で働くことは、人間関係に悩むことが少なくなる可能性もあります。1つの職場で人間関係に悩んでも、別の職場では良好なコミュニティを築くことができるからです。
例えば、一つの施設では気の合う友人がいなくても、他の施設で新たな知り合いを増やすことが可能です。そして、普段勤めている施設の悩みや不満を打ち明ける相手も見つかるでしょう。
複数の事業所で働くことにより、人間関係に執着しにくくなり、ストレスが減少する可能性もあります。
介護職の掛け持ちのデメリット3つ
介護職が掛け持ちをするデメリットは以下のとおりです。
- 身体的に疲れる
- プライベートな時間がなくなる
- 確定申告が必要になる場合がある
ダブルワークをする際は気をつけてみてください。
身体的に疲れる
介護の仕事を複数掛け持つと、勤務日数が増えて体力的に大変となります。
日によっては日勤から夜勤への移行となる日もあり、疲労がなかなか解消しないでしょう。中には夜勤専従の仕事を掛け持つ方もいらっしゃいます。
夜勤は高時給で収入は増えますが、睡眠時間が削られるため、体調管理が難しくなります。
プライベートな時間がなくなる
介護の仕事を掛け持つと、プライベートな時間が減少するのがデメリットとなります。
働く時間が増えることで、友人や家族との時間、また趣味に費やす時間が制限されます。リラックスするための時間が減ることで、さらに疲労が溜まりやすくなるでしょう。
休息を取る時間を確保するように心掛けてください。
確定申告が必要になる場合がある
別の事業所から給料を得ている場合は、確定申告を行う必要があります。確定申告を怠ると、延滞税や無申告加算税の支払いが発生します。
「利益が20万円以下なら問題ない」という認識もありますが、これは給料以外の利益についての所得税の話です。住民税の場合は、20万円以下の利益でも確定申告を行います。
介護の仕事を掛け持つ場合でも、確定申告を行う義務があります。
介護職が掛け持ちをする際に気をつける3つのこと
介護職が掛け持ちを行う際に注意すべきことは以下のとおりです。
- 勤務日数の管理
- 本業への影響を最小限にする
- 各事業所への事前相談
これらの点を注意しないと、後々大きな問題へと発展する可能性があります。事前の確認が大切です。
夜勤の場合は勤務日数に気をつける
介護職が掛け持ちで夜勤に入る場合は、特に勤務日数の管理が重要です。
労働時間が40時間を超えると、時間外手当が発生し、いずれかの事業所が負担をしなければなりません。このため、支払いトラブルが起こりやすくなります。
掛け持ちをする際は、勤務時間の詳細な調整を事業所と相談することが必要です。
本業の負担にならないようにする
掛け持ちの仕事が忙しくなり本業を疎かにすることがないように、シフト管理や休日調整には余裕を持つことが重要です。
スケジュールが厳しくなってきたら、すぐに上司に相談することがおすすめです。
掛け持ちの仕事はあくまで副業として扱い、本業への影響を最小限にすることを念頭に置くことが重要です。
事業所には事前に相談する
別の事業所で働く際は、上司や施設長に事前に相談しましょう。
時間外手当の支払い方法や確定申告の問題など、労務に関する手続きが必要なためです。副業が認められている施設であっても、事前の確認を忘れないようにしましょう。
後から伝えると、手続きには時間がかかり、事業所はすぐに対応できないこともあります。
介護職が掛け持ちをする2つの方法
介護職が仕事を掛け持ちする方法は以下のとおりです。
- 介護に特化した転職エージェントを利用する
- カイテクを利用する
掛け持ちを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
介護に特化した転職エージェントを利用する
介護職で掛け持ちをする際には、転職エージェントに相談しましょう。転職エージェントからは、さまざまな情報を得られます。
特に、介護に特化したエージェントであれば、元介護職や業界に詳しいキャリアアドバイザーが在籍しています。そのため、評判の良い職場や高時給の事業所を紹介してもらえる可能性が高まります。
掛け持ちを検討する場合は、介護職に特化した転職エージェントに相談してみてください。
カイテクを利用する
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介護職が掛け持ちをする際におすすめの職場2選
介護職員が掛け持ちを考えている際に、おすすめの職場を2つ紹介します。
- 訪問介護
- 夜勤専従の職場
掛け持ちを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
訪問介護
介護の仕事を掛け持つ方におすすめなのは訪問介護です。その理由は、訪問介護のシフト調整が比較的融通が利きやすいからです。
訪問介護は高齢者の自宅に行って、家事支援や身体介護を実施します。そのため、1日何件担当するかは自身で決めることが可能です。
掛け持ちをしている方であれば、1日に1〜2件訪問し、午後は休むか別の仕事に行くことが可能です。
訪問介護は本業のスキマ時間や、ちょっと空いた期間にも働くことが可能なので、おすすめです。
夜勤専従の職場
夜勤専従は特別養護老人ホームや介護老人保健施設など、24時間体制の事業所で働きます。主な仕事内容は2〜3時間おきに定期巡回を行ったり、排泄介助を実施したりします。短期間で高時給を得られるので、介護職員の掛け持ちにはおすすめです。
夜勤専従は日中よりも仕事の量が少ないため、体力を節約することも可能です。
介護職が掛け持ちをする際は自身の身体と職場に相談をしよう
介護職員が掛け持ちをする際のメリットとデメリットを紹介しました。掛け持ちをすれば収入は増えますが、体力的にはきつくなることもあります。
無理はせず、ゆとりを持ったスケジュール調整をすることをおすすめします。また、掛け持ちする際は労務管理でトラブルにならないよう、働く前に事前に確認や報告をすることが重要です。