【口コミあり】サ高住の仕事がきつい理由は？転職成功の方法も解説

サ高住で働いていて「これがきついと感じるのは自分だけだろうか？」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。実は、難易度を感じている介護スタッフは少なくありません。そのように感じたときの対処法を知りたいですよね。

今回では、口コミから分かるサ高住の仕事がきついと感じる理由を紹介します。

さらに、仕事が辛いと感じたときの対処法や、辞めたいと思った場合の成功する転職方法も解説します。ぜひ、ご覧ください。

【口コミあり】サ高住の仕事がきついと思う理由

サ高住は、高齢者の生活を支える社会的な需要が高い施設です。そこでスタッフとして働くことは、素晴らしい役割である一方で、仕事自体がきついと感じる方もいらっしゃいます。

こちらでは、口コミを引用し、サ高住の仕事がきついと感じる声を紹介していきます。

連携が上手くとれない

サ高住で連携がうまくとれないことがきついという声もあります。 

先週金曜日から正社員で働き始めてます！

新しくできた、サービス付き高齢者向け住宅で、事務と介護を…

日々、はぁ？聞いてないわ～(^_^;)

ばかりですでに辞めたい…

と、思いつつ頑張ってます。

毎日… http://t.co/DWoRfk1Zfn

— かのん (@tmkr2467) July 3, 2013

入りたてで聞いてない仕事を任され困惑したことがあるという声もよくあります。 スタッフ同士や上司との連携が上手くとれていないとそれをきついと思ってしまうことも多いようです。

給料が安い

職場によっては、給料に納得がいかず、それをきついと思うこともあるようです。 

サ高住は、給料が安いから辞めて、
グループホームは認知の対応が大変で辞めて、
特養は体力的にしんどい、移乗と風呂を減らしてほしい。サ高住で１０年経験あるから介護はわかっている。
自分の合うところを探すのはいいけど。給料高いということは大変なこともあるわけで。#介護あるある

— 介護放送たろう (@kazuyoshi1976) August 15, 2020

特養に比べ、介護量は少ないものの、給料が安いと感じるケースもあるようです。 給料が安いとモチベーションが低下し、辞めたくなるとの声も多かったです。

人間関係が大変

サ高住に限ったことではありませんが、仕事がきついと思う理由の多くに人間関係があります。 

給料の良さに惹かれて
サ高住で働いたけど
人の多さと、人間関係にアップアップして退職

グルホが合ってるのかな
一緒にお料理したり、ご飯食べたり
晴れた日には、お散歩に出かけて
お話したり
すぐに忘れてしまうけど、楽しかったな

給料がな…安いんだよな
こんな事言ってるから
甘ちゃんなんだな

— 🍀桜雨🍀 (@yukinko_sakura2) January 25, 2021

看護師さんきつい人多すぎる笑
そしてサ高住の仕組みわからへんから施設扱いで服薬できてないのめっちゃ詰められる泣
何でもかんでも出来はしないんだよ。

— a-chan (@chin0727luv) July 31, 2021

人間関係が上手くいかないときついと感じてしまうようです。 やはり、働くなら人間関係の良いサ高住で働きたいものですよね。

夜勤が大変

夜勤など仕事内容が大変だという意見もありました。 

サ高住勤務の時、コールを押すと、携帯と事務所のパソコンに音がなるようになっていた。パソコンのおおもとには、押した回数が示される。朝、出勤時、毎夜、350回くらい押してる人がいた。夜勤は、本当に大変なんです。

— かめちゃん (@LMNUv8zYbryWqPw) March 18, 2023

施設によりますが、特に一人体制での夜勤であったり、入居者の多いサ高住の夜勤であったりするときついと感じることが多いかもしれません。 夜勤に限らず、仕事内容がハードできついという声もよく聞きます。

【悩み別】サ高住の仕事がきついと感じたときの対処法

サ高住の仕事が厳しく感じたときには、その対処法を理解しておきたいところです。したがって、ここからは、サ高住の仕事が厳しく感じる時の対処法を、悩みごと別に解説していきます。

仕事が大変｜同僚・上司に相談

サ高住の仕事が厳しいと思う理由が仕事内容にある場合は、上司や同僚に相談することも適切です。業務内容に問題があるのであれば、改善を促すことが必要かもしれません。

そのため、早めに相談を試みることをお勧めします。ただし、人間関係による悩みについては、無闇に同僚や上司に相談するよりも慎重になるべきです。

人間関係が大変｜自分の気持ちを整理して解決策を導きだす

人間関係での悩みにおいて大切なのは、自分自身の心のあり方です。対人問題は相手が関わっているので、つい相手にフォーカスしがちですが、「気にしないことで平和が保てる」という視点から、自分自身の心に焦点を当てるべきです。

まずは、自分自身の感情を整理し、なぜ人間関係で悩んでいるのかを深く考えてみましょう。感情を整理することで解決策が見つかる可能性もあります。

給料に不満がある｜交渉してみる

サ高住の給料に不満がある場合の基本的な対処法は、転職または職場での交渉です。

転職をすると、元の状況には戻れないので、その前に取り組めることを試してみましょう。職場の上司に相談し、給料を上げるよう交渉を試みてみてください。

給料を上げてほしい理由を丁寧に説明すると、交渉に応じてもらえる可能性があります。それでも解決しない場合は、転職を検討してみても良いでしょう。

サ高住の仕事内容と働き方の実態

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）は、高齢者が安心して暮らせる住まいとして近年増加しており、介護職員の活躍の場にもなっています。ただし、特養や老健といった介護施設とは運営や業務の形態が大きく異なります。

ここではサ高住での仕事内容、勤務体制、他施設との違いについて詳しく紹介します。

サ高住での主な仕事内容

サ高住での介護職の仕事は、主に以下のような内容です。

サ高住では、訪問介護の形でサービスが提供されるケースが多いため、基本的には「必要な方に必要な分だけ」支援するというスタンスです。介護度の高い方も入居している場合は、身体介護が中心になることもあります。

勤務形態・勤務時間の特徴

サ高住の勤務形態は、以下のようなシフト制が一般的です。

勤務形態	内容例
早番	7:00～16:00
日勤	9:00～18:00
遅番	11:00～20:00
夜勤または宿直	17:00～翌9:00（仮眠あり）

特養のように重度の要介護者が多い施設とは異なり、サ高住では「夜勤＝ナースコール待機・巡回」が中心になるケースもあります。ただし、介護型サ高住の場合は夜間の身体介護や急変対応も発生するため、夜勤帯の負担は施設によって差があります。

他の介護施設との違い

サ高住と他の主要な介護施設（特養・老健・グルホ）との違いは以下の通りです。

	サ高住	特養	老健
入居条件	自立～要介護	原則要介護3以上	要介護1以上
医療体制	原則なし	常駐看護師あり	医療常勤あり
サービス提供	訪問介護として	施設内で一体的に	施設内で一体的に
身体介護の頻度	施設による	多い	多い
職員配置	訪問介護基準	3:1配置義務あり	3:1配置義務あり

このように、サ高住は「施設で暮らしながら、必要なサービスを受ける住まい」である点が特徴です。現場ごとに業務内容や負担感が大きく異なるため、入職前の確認が非常に重要です。

サ高住の仕事が「楽」「やりがいがある」と感じるケース

「サ高住の仕事はきつい」という声がある一方で、実際には「他の施設より楽だった」「やりがいを感じた」というポジティブな声もあります。これは施設ごとの介護度や運営方針、業務体制の違いによるものであり、一概には言い切れません。

ここでは、現場で「楽」と感じることがある理由や、やりがいを見出せるポイントについて紹介します。

身体介助が少なく負担が軽い施設もある

サ高住の中には、要介護度が比較的軽い入居者が中心の施設も多く、身体介助がほとんど発生しないケースもあります。例えば、以下のような点が、介護職にとって「楽」と感じられる要素です。

ただし、これは「すべてのサ高住に当てはまるわけではない」ことに注意が必要です。特に「介護型」や「訪問介護併設型」のサ高住では、通常の訪問介護と同様に入浴や排泄介助などが求められることもあります。

入居者とゆっくり関われるやりがい

サ高住では、入居者一人ひとりと時間をかけて関係性を築ける点にやりがいを感じる介護職の方も多くいます。例えば以下のような体験がよく聞かれます。

また、業務の合間に「世間話ができる」「一緒に折り紙や将棋を楽しむ」といった人と関わる楽しさが実感しやすい環境でもあります。こうした点を重視する方にとって、サ高住は大きなやりがいを感じられる職場となるでしょう。

サ高住への転職を成功させる方法

試した解決策が改善を見込めない場合、転職を検討しましょう。同じサ高住でも施設により差があります。ここからは、転職を成功させる方法を解説します。

１：次の職場に何を求めるかの優先順位を明確にしておく

ただし、闇雲に転職するのは避けましょう。

転職を考える場合、次の職場で何を求めるかを明確にし、それらを優先順位付けしておくことが重要です。

例えば、給料に不満がある場合、優先順位は「1：給料額、2：仕事内容、3：職場の雰囲気」などとなります。

1から3位までの優先順位を考えておけば、選ぶときにスムーズに進めます。

２：職場探しをする

優先順位を設定したら、それに沿った職場を探しましょう。

新しいサ高住を探す場合、求人サイト、ハローワーク、転職エージェントなどを活用すると良いでしょう。これらを利用し、多くの求人を検索すれば、選べる範囲が広がります。

３：職場の条件を比べる

求人が見つかったら、自分で設定した優先順位に基づいて、職場を比較しましょう。また、選択する前に、職場に関する情報を隅々まで把握しておくことも大切です。

気になるサ高住があれば、HPやブログを検索し、雰囲気や仕事内容を理解すると良いでしょう。

４：職場体験してみたい場合は「カイテク」を使う

サ高住の雰囲気を知るためには、実際に訪れることが最善です。

面接では雰囲気が良く感じられても、実際に働いてみると全く違うこともあります。そこでおすすめなのが介護単発バイトアプリ「カイテク」です。

登録すると各地の介護施設で単発のバイトを行うことができます。1日だけ働くことも可能なため、職場選びに最適です。良い雰囲気のサ高住を探しているなら、ぜひカイテクを試してみてください。

サ高住の仕事に関するよくある質問

サ高住は施設のタイプや運営方針によって働き方や業務内容に違いがあり、実際に入職してから「思っていたのと違った」と感じることも珍しくありません。そこで以下では、サ高住で働くうえでよくある質問について、現場の実態や制度に基づいた情報をもとにわかりやすく解説します。

サ高住の夜勤体制はどうなっている？

サ高住では、夜勤体制は施設の規模や運営法人によって異なりますが、基本的には1人体制が多く、オンコール対応の看護師がバックアップにつく形が一般的です。

サ高住の給料相場は？

サ高住で働く介護職の給料は、正社員で月18万円〜25万円程度が目安です。パートやアルバイトでは時給1,100〜1,500円ほどです。

夜勤専従であれば、1回あたり18,000〜22,000円前後の求人も見られます。

サ高住でも身体介護をするの？

サ高住でも身体介護を行う場合があります。ただし、介護サービスは訪問介護の形式で提供されるため、要介護者に対して個別にサービスが計画されているのが特徴です。

サ高住に必要な資格や経験は？

サ高住で介護職として働くには、介護職員初任者研修（旧ヘルパー2級）以上の資格が望ましいとされています。ただし、無資格でも「生活援助中心型」の業務で採用されるケースもあります。

サ高住からの転職成功させたい場合にはカイテクの活用がおすすめ！

サ高住で働くなら、最高の職場で働きたいと思うことでしょう。良い職場を見つけるためには、職場探しを丁寧に行うことが重要です。

バイトしながら職場を選べるカイテクのような便利なツールを利用し、転職を成功させましょう！