看護師の転職を成功させるための履歴書の書き方と4つのマナーを解説

• 履歴書を書いたのはずいぶん前なので書くのが面倒…
• 手書きで書くのは面倒で書き方もわからない…
• 日付や西暦など細かい書き方がわからない…

履歴書を書く際、このような悩みで転職すらも諦めてしまいそうになりませんか？

看護師としての経歴や志望動機を転職先にうまく伝えられなければ、転職は成功しません。

今回は、看護師として転職を成功させるための履歴書の書き方を紹介いたします。

履歴書の基本的な書き方とマナーを知り、志望動機や自己PRをうまく書くことで相手に自分を知ってもらえるし転職も成功します。

履歴書を書くことは難しくありません。転職が成功できるような履歴書の作成をしましょう！

看護師転職での履歴書の書き方とルール

看護師転職での履歴書の書き方とルールを理解して書ける人はそう多くないと思います。

ここでは、以下の3つについて解説します。

• 写真
• 学歴・職歴
• 免許・資格

それぞれが大事な項目ですのでよく理解しましょう。

写真

3ヶ月以内に撮影した写真を使用します。

撮影は、写真館やスピード写真を利用しますが、それぞれに料金と仕上がりの違いが出てきます。写真館での撮影の方が、プロのカメラマンがその人の印象に合わせた撮影をしてくれるので、比較的好印象に仕上がるでしょう。

撮影時の服装は、スーツである必要はありませんが白シャツにジャケット着用が好印象と受け止められるようです。髪は落ち着いた色にします。長い場合はまとめ髪にし、メイクはナチュラルにします。

表情は笑わず、硬くならず、歯を見せないで微笑む程度が良いでしょう！顔の向き背筋を伸ばすなど、意欲がある印象となるよう注意します。

学歴・職歴

学歴と職歴を分けて記入します。

１行目に「学歴」と中央に記入し、中学卒業以降の入学・卒業年月を記入します。西暦か和暦かどちらかで統一します。学歴を記入した後に、一つ空けて職歴を記入します。職歴も同じく「職歴」と中央に記入します。

職歴においては、もしも看護師以外の職に就いた経験がある場合は、その入職・退職年月も記入しましょう。病院の場合は、「入社・退社」ではなく、「入職・退職」と表記します。退職を記入する際、自己都合での退職の場合は「一身上の都合により退職」と記入しましょう。

全て記入したら、最終行の右端に「以上」と記入します。

免許・資格

免許や資格を取得した年月を取得した順に正式名称とともに記入します。

看護師免許を取得を記入する際には、「平成○○年4月看護師免許取得」になります。

試験日ではなく、免許証の証書に記載してある年月が取得日となりますので注意しましょう。

看護師免許を取得する見込みがある場合は、「看護師免許取得見込み」と記入します。認定看護師や専門看護師の免許を持っている場合も同じく、「認定看護師（○○）」「専門看護師（○○）となり、○○は取得している分類（慢性心不全や摂食・嚥下など）を記入します。

これまで学んできたことのアピールとなりますので、正確に記載するようにしましょう。

アピールポイントとなる欄

ここからは、看護師として経験や学んできたことを転職に活かせると思ってもらえるようにアピールする4つの欄となります。

• 志望動機
• 自己PR
• 趣味・特技
• 本人希望欄

しっかり考え、記入することで採用側にもこちらの意思が伝わり働いているイメージを持ってもらえるでしょう。

それぞれを解説します。

志望動機

志望動機には、転職先に惹かれたポイントと、どんなことをしたいかを具体的に記入します。自分は転職先でどのような強みを持って働けるかを書くと良いでしょう！

働きたい理由を具体的に記入するのも重要なポイントとなります。

どこの病院や施設でも利用できるよう内容ではなく、その希望する転職先でないといけないと思ってもらえるような内容が望ましいです。

前職場を退職する理由やネガティブな内容はさけ、意欲的でポジティブな内容にしましょう。

自己PR

自分の長所や短所をPRします。

• 長所：自分の強みをわかりやすく記入しポジティブな印象を持ってもらうようにします。
• 短所：克服するためにどのような努力をしてきたか前向きな言葉を記入すると好印象を持たれるでしょう。

これまで看護師として働いてきた経験と看護への思いを中心に記入します。

趣味・特技

看護師としての仕事以外に、趣味や特技もあれば記入し、仕事以外でのストレス解消法を持っているといったポジティブな印象を採用側に認識してもらえます。

患者さんとの関わりの中で、その趣味や特技が活かせる場合もありますので、自分に無理がない範囲で書くと良いでしょう。

ギャンブルや不健康なことを想起させるもの、ウソや誇張も避けます。

本人希望欄

本人希望欄には、特に書くことがなければ「貴院の規定に従います。」と記入します。

給料や待遇面については書かないようにしましょう！マイナスイメージとなってしまいます。

入職日や勤務時間などのどうしても希望しないといけない条件については簡潔に記入します。

履歴書の書き方のマナー

履歴書の書き方にはマナーがあります。マナーを知らないまま記入し面接に臨んでしまうと、採用側には悪い印象を与えてしまいます。

今回は、そのマナーの4つを紹介します。

• 履歴書のサイズ
• 履歴書は手書きが基本
• 履歴書に空欄はつくらない
• 履歴書に修正テープや二重線での修正はしない

それぞれ詳しく解説します。

履歴書のサイズ

履歴書のサイズはA4で、見開きA3が一般的です。インターネット上でフォーマットをダウンロードできるサイトもあります。

用紙のサイズが小さいと読みにくく書きにくいです。

履歴書を郵送する際にも、小さすぎたり大きすぎると封筒に入らなかったりズレたりするためA4（見開きA3）の一般的なサイズが良いでしょう。

履歴書は手書きが基本

履歴書は手書きが基本です。黒の油性ボールペンを使用します。数字や文字も崩さず丁寧に書きます。

誤字脱字ががないように何度も確認しましょう！

最近は、フルリモートでの求人も出始めており、転職先によっては履歴書をパソコンで作成してpdfにしてメールでの応募となる場合もあります。

履歴書に空欄はつくらない

空欄があると目立ってしまい、意欲がないと印象がついてしまいます。しかし、空欄を埋めるためにウソや誇張になってはいけません。

これまで看護師として頑張ってきたことのアピールですので、しっかり考えて書くようにしましょう。

履歴書に修正テープや二重線での修正はしない

もし、間違えて記入した際には修正テープや二重線での修正はできません。

必ず書き直しましょう！間違えを予防するためにも、まずは鉛筆での下書きをした後にボールペンで清書すると間違えないでしょう。

間違えた時のために、履歴書は複数枚持っておくと良いです。

これまでの看護師のキャリアを知ってもらうためには履歴書の書き方は重要！

転職する際に必要な履歴書を書くのが面倒で転職を諦める人もいるでしょう。

履歴書は、これまで看護師として経験してきたことやキャリア形成のため、自分を知ってもらうために重要な書類なのです。丁寧に記入していくことで採用側にも伝わります！

ここで一つ紹介したいサイトがあります。転職する上で履歴書の提出や面談が不要といった便利なサイト「カイテク」があります。

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