導入企業の声
ワーカーがつける“星評価”が、求人にも利用者獲得にも効くリアルな指標に――事業所の雰囲気を可視化
有限会社 リハビリの風 リハビリの風エンジョイ麻布
「忙しいコアタイムだけ、スポットで来てもらえたら」――1人採用する人件費を考えると、規模によってはそのほうが合理的だと感じるデイサービスは少なくないはずです。
同事業所では、確保が難しい送迎ドライバーの募集からカイテクの活用を開始。受け入れ準備が業務マニュアル化のきっかけになり、ワーカーの星評価が事業所運営の指標になるなど、人材確保にとどまらない効果が生まれています。
-
導入前の課題
デイサービスの必須業務である
送迎ドライバーの確保が難しく、
他業界との業務提携を検討していた -
導入後の姿
運転業務をスポットで依頼できる体制が
整備されたことで
将来の人材確保に向けた土台づくりも進む
デイの必須業務「送迎ドライバー」をスポットで――確保難への一手

──カイテクのリリース後すぐにご利用いただいたそうですが、どんなお仕事で募集されましたか。
阿部様:当初はいろいろな業務への可能性を考えていましたが、中でも運転だけをしていただくドライバーとして募集をしました。最近は交通機関が充実して運転免許を持っていない方も多いので、デイの必須業務であるドライバーの確保は、なかなか大変なんですよ。タクシーや配送業者のドライバーとの業務提携を考えてみたくらいで。
──他業界との業務提携を検討するほど、ドライバーの確保は難しいのですね。
阿部様:そういう時代なんでしょうね。カイテクを知る前から、運転業務だけでなく他の業務でも、デイサービスの規模によっては1人採用する人件費を考えると、忙しいコアタイムにスポットで来てもらえる方がありがたいと考えていました。そんな中でカイテクに出会えたので、「これだな!」と思いました。
「初めての業務を初めての人に」――事前準備が業務のマニュアル化のきっかけに

──送迎では、面識のないご利用者様のご自宅に伺うわけですが、不安はありませんでしたか。
阿部様:やはり、初めての事業所の、初対面のご利用者様のご自宅に行ってもらうわけですから、どうお願いするかは事前に考えましたね。例えば採用でも、新卒スタッフが入職したら、どんな事業所でどんな方と関わるか、スタッフとして役割をどう担うかを必ず研修して、丁寧に仕事を教えますよね。それと一緒かなと思いました。
ですから、土地勘や場所はGoogleマップや付近の細かい地図を用意しておき、担当を割り振って、1日の流れや業務ごとの流れ、お願いする点をお伝えして業務に入ってもらいました。運転業務に限らず、「初めての業務を初めての人にお願いする」という点では、「何をお願いするのか」「どういう役割を担ってもらうか」を検討し、それを伝える研修をすることは、どの業務も変わりません。カイテクも単発で依頼する性質上、そこは必要だと思っています。
──事前にしっかりシミュレーションされたのですね。実際の手応えはいかがでしたか。
阿部様:来てくれるのは介護の有資格者ですし、運転免許を持っているので人を乗せて運転できる方が来てくれるのは間違いないです。事前に準備もしていたうえ、スタッフも車に同乗するので、「運転をしてほしい」という当初の狙いにしっかりマッチしてくれました。しかも、たまたま来てくださった方が介護タクシーのご経験がある方で、偶然でした
──準備が、思わぬ付加価値にもつながった、とうかがいました。
阿部様:1日の業務の流れを時系列で記載したり、送迎ルートをお伝えしたりするために、実際に紙でお渡ししました。今回作成したものは、今後人材を確保するうえで業務をマニュアル化しておかないといけませんし、スタッフも業務指導をしなければいけなくなる。その練習にもなり、良いきっかけになったと思います。
ワーカーがつける“星評価”は、雰囲気を可視化するリアルな指標

──実際に使ってみて得られたメリットは、ほかにもありましたか。
大井様:カイテクのシステム上、事業所側はワーカーさんから星の評価をもらいますよね。あれは、事業所の一つの指標としてすごくいいと思います。利用の目的は人材確保がメインだと思いますが、例えば仕事を探すとき、事業所の職員から「私たちはいい事業所です」と言われても、その情報を100%鵜呑みにはできませんよね。でも、カイテクの評価は実際に働いたワーカーさんがつけてくれるので、かなりリアルな評価だと思います。
これは求人だけでなく、ご利用者様に対しても大事で。うちはリハビリをメインにしながらも、身体機能の向上というより、ご利用者様のADL(日常生活動作)やQOL(生活の質)を大切に考えています。ここに来るご利用者様にとって、楽しい雰囲気でその時間を過ごしていただくことは重要なキーワードです。
プロのワーカーさんの視点で低い評価をつけられた事業所が、いいサービスを提供できている可能性は低いわけで。外部の方の目が入るのは、スタッフにとっても、ご利用者様にとっても、企業側にとっても、特に重要なメリットだと考えています。
──外部から評価をもらう機会は、なかなかないものですよね。
阿部様:そうなんです。いいきっかけになるのではと思います。正直、評価を見るのは怖いですけどね(笑)。情報社会ですから、外部の声に耳を傾けることは、私をはじめスタッフのモチベーションにもつながると考えています。
人が足りている今こそ――将来を見据えた活用と、他事業所へのアドバイス

──今後、検討していきたい活用方法があるそうですね。
阿部様:コロナの影響もあるので、落ち着いたら、目の前の人材不足を補うだけでなく、定期的にカイテクで仕事を出していきたいと考えています。人材確保は、必要なときにすぐできるものではないと思っていて。一度来てくれた方が再度来てくれる可能性も大いにあるので、必要になったときに、来てくれたことがある人が即戦力として来てくれたら、なおいいですよね。
今のところカイテクでお会いした方は皆さんいい方ばかりなので、利用者さんやスタッフへのいい刺激にもなりますし、施設の風通しも良くなると考えています。今のうちに業務指導の仕方を身につけておけば、採用活動に取り組むうえでも安心できます。コストも使った分だけなので、さほど気になりません。
──人が足りている今だからこそ、将来の体制づくりにも使えるのですね。これから使いたい事業所へのアドバイスはありますか。
阿部様:シンプルに、事業所のPRにもなると思います。カイテクはまだ新しいサービスですが、ワーカーさんも新たな取り組みをしている事業所に魅力を感じることがあります。ですから、「新サービス導入」という先進性も出せるのではないでしょうか。
先ほどの評価の部分も、今後カイテクが広がっていけば「カイテクで星3つの事業所!」のような、飲食店の検索サイトのような見え方もすると思います。それに向けて取り組めば、事業所としてもさらに良くなっていくのかなと。カイテクが広がっていくことは、業界全体にも事業所にとっても大きなメリットなので、期待しています。